オンエアレポート

06
17
Wed

2020-06-17 作家 林真理子さん

今日と明日は、作家の林真理子さんが
ご登場♪


〈もう一度聞きたい!友達に教えたい!
聴き逃した〜!〉
radikoタイムフリー/TOKYO FMでお聴きください!
※一週間以内のみ聴収可
※TOKYO FM以外でお聴きの方は
radikoへアクセスして、
タイムフリーのページから番組を検索してください。



小学館文庫から出版されている
“私はスカーレット”
1936年に出版された「風と共に去りぬ」を
スカーレット・オハラの一人称で
林真理子さんが描いた作品。
現在1・2巻が発売されています。


美雨さん
「“私はスカーレット”の主人公も
そうなんですけど、他のエッセイや小説でも
とても強い女性を描かれていますよね。
そういったキャラクターを結局は
読者が嫌えない、嫌われないように書く
ポイントというのは、何かあるんでしょうか?」

林真理子さん
「そうですね。自分が上にのぼっていくのは
いいけれど、人を卑怯なことで蹴落としたり
手段を選ばずとか、そういう人には描かない
ようにしているつもりですね。
すごく傲慢で一見、嫌な人なんだけれども
同性にはなんか好かれちゃうみたいな。
私の近くにもいますけど…
ものすごく威張ったりするんですけど
みんなが威張っているのは昔からで
ブレてないからいいっていうのね。
なるほど、そういう言い方もあるのかって。」

美雨さん
「林さんご自身が引かれるのは
やっぱりそういった女性なんでしょうか?」


林真理子さん
「私がとても気が弱いところがありまして。
強い人の言いなりになったり
最後は引いちゃうみたいなところがあるので
そういう強い方にはとても憧れます。
わりと言えない…みんな意外って言うかも
知れませんけど。
人に恨まれたくないとか、嫌われたくない
っていう気持ちがとても強いんです。
でも、きついことを書くから(笑)
色々言われたりするんですが、性格はわりと
卑屈な、弱いタイプだと思います。」




♪林真理子さんリクエスト♪

M.まちがいさがし/菅田将暉

「存在自体がカッコいい!」


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【森永乳業 Cafe Talk】

ゲストの方に
「もっとリラックスしていただこう!
ホッと一息ついていただこう!」
というお時間。用意した商品に隠されている
質問に答えて頂きます。


Q.原点とは?

「おままごとが好きでした。
空想の世界を自分で作って人に邪魔されずに
一人で何か楽しいことをやって
生きていきたいっていうのは
子どものときに、思っていたかもしれない。
だけど、空想していた世界と現実が
あまりにも違うんで、すごく辛かったですね。
素敵な円柱のあるお部屋に住んで
アップルパイを食べたりするような生活を
夢見ていたんだけど、山梨の田舎で
木造の汚い家に住んで、食べるものは
お煮しめとか…
どうしてアメリカの子に生まれなかったのか
とかしょっちゅう思っていました。」



著/林真理子さん
「私はスカーレット1」
「私はスカーレット2」
小学館文庫から発売中です!!


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