オンエアレポート

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Wed

2020-10-14 漫画家・コラムニスト 辛酸なめ子さん

漫画家・コラムニストの辛酸なめ子さんをお迎えしました。

〈もう一度聞きたい!友達に教えたい!
聴き逃した〜!〉
radikoタイムフリー/TOKYO FMでお聴きください!
※一週間以内のみ聴収可
※TOKYO FM以外でお聴きの方は
radikoへアクセスして、
タイムフリーのページから番組を検索してください。


辛酸なめ子さんをお迎えして現在公開中の話題の
映画『82年生まれ、キム・ジヨン』について
そして女性の生き方についてお話を伺いました。

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』の原作本は
韓国で130万部を突破し、日本でも社会現象を
巻き起こした大ベストセラー。

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結婚・出産を機に仕事を辞め
育児と家事に追われるジヨン。
常に誰かの母であり妻である彼女は
時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。
そんな彼女を夫のデヒョンは心配するが
本人は「ちょっと疲れているだけ」と
深刻には受け止めない。
しかしデヒョンの悩みは深刻だった。
妻は、最近まるで他人が
乗り移ったような言動をとるように…
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監督は短編映画で注目され
本作が長編デビュー作となるキム・ドヨン。

ジヨンを演じるのは映画『トガニ 幼き瞳の告発』
『新感染 ファイナル・エクスプレス』や
ドラマ「恋愛の発見」のチョン・ユミ。

ジヨンの夫を演じるのは、
映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』
『密偵』、ドラマ『コーヒープリンス1号店』
『トッケビ』のコン・ユ。



なめ子さんはこの映画にコメントを寄せています。

辛酸なめ子さん
「韓国と日本は、ちょっと状況が似ているのかな。
なんか両方とも女性がなかなか活躍できない国ということで
同じような悩みを抱えている人が
感情移入できる作品ですよね。」

美雨さん
「ジヨンのバックグラウンドとかを知っていくうちに
何気ない生きづらさが、社会や家庭の中に
親戚や親に言われる一言とか
じわじわと縄が迫ってくるみたいな…」

辛酸なめ子さん
「親戚がいう言葉ってきつかったりしますよね。
子どもはまだなの?とか。」

美雨さん
「男の子がいいね、とか。
あるある!(笑)っていう場面が
この映画にはたくさん出てきて
さりげないけどそういう場面が繊細に描かれている。」


映画『82年生まれ、キム・ジヨン』オフィシャルサイト
現在公開中!

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【森永乳業 Cafe Talk】
ゲストの方に「もっとリラックスしていただこう!
ホッと一息ついていただこう!」というお時間。
用意した商品に隠されている質問にお答え頂きます。

Q.憧れている人は?
辛酸なめ子さん
「インドとかに行くと、聖者の人とか素敵だなと思いますよね。
現世の欲望とか煩悩が全部ない状態というか。」

美雨さん
「すごい角度から来ましたね(笑)」

辛酸なめ子さん
「BLドラマにハマって、自分はまだ
こういうドラマだったり煩悩の波のなかで
生きていくのかなって思っちゃいましたね。」

美雨さん
「ではもう一個!生まれ変わるとしたら何になりたいですか?」

辛酸なめ子さん
「坂本さんのお話を聞いて、ニューヨークの
Gossip Girlみたいな女子校に通いたいですね。
華やかな生活を一回体験してみたい。」



◇新刊情報
11月に中央公論新社より、なめ子さんの新刊
『女子校礼讃』が出版されます。

女子校の謎とその魅力にせまる!
女子校育ちは「あるある」と頷き、受験生と
その親はモチベーションがアップする
ポジティブな一冊。
卒業生・在校生へのインタビューや
文化祭等への潜入記も充実。

◆◆◆辛酸なめ子さん オフィシャルブログ◆◆◆