2021-04-05 ゴスペラーズ 酒井雄二さん
3月10日にニューアルバム『アカペラ2』が
発売されました。
2002年発売の「アカペラ」以来
18年ぶりとなるアカペラのみで構成された
オリジナルアルバムです。
酒井雄二さん
「25周年のツアーを終えたら
原点に立ち返るみたいにアカペラをやるのは
どうだろうって。奇しくもメンバーが全員
集まってしまうと、ちょっと密になるかな
っていうゴスペラーズにとっては
アカペラアルバムが結果的に1人ずつ
録音しては退出し、入れ替わりで作っていける
最小限の人数で作れるっていう意味で
功を奏しちゃったんですよね（笑）」
美雨さん
「じゃあ皆さんで集まって一斉に声を出す
というのではない作り方をされたということで
曲の構築の仕方っていうのは違いましたか？」
酒井雄二さん
「アカペラの状況が変わったという話も
しましたけれど、若いアカペラクリエイターや
ペンタトニックスみたいな世界的な
アカペラヒットが出たり…
ゴスペラーズも今まで自分たちがこだわって
作っていたアカペラ“縛り”のようなものを
自分たちにかけていたんですよ。
舞台上で5人だけで、その通りのことが
再現できるところ。これを大事にして曲を
作ろうって、そんなことを考えていたんです。
でも最近のアカペラってもっと自由に
重ねたり、同じ人の声がたくさん
積んであったり、機械で加工したり
そういう積極的なアプローチも一般的に
なったし、今回はゴスペラーズも
そんなに自分を追い込まずにイージーに
人の声で作ればアカペラってことで
いいじゃないかぐらいの感じでやりました。」
美雨さん
「だいぶアレンジの幅が広がりますね！
酒井さんは“VOXers” “嘘と魔法”を
担当されていますね。
すごくユーモアを感じました。」
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ゲストのプライベートな部分を覗かせて
いただく新コーナー！
＜拝啓、なじみたち＞
Q.ゴスペラーズを家族で表現するなら、酒井さんは何役？
酒井雄二さん
「リーダーがお父さんか、おじいちゃん。
物知りおじいちゃんなんで。
黒沢がお母さん。安岡、北山が子どもで
そうすると、もう空いてないので
僕は犬のコロとか、猫のたまとか
ペット役じゃないかな。
（中略）
会議で意見を言ったりするときにも
なんかみんなと違う意見や、別の角度から
意見を言い出すことが結構多くて。
そういうところで、自分が家族の中で人間と
違うみたいな役がハマるんじゃないかな（笑）
たまに4対1ってあるんですよ。俺、なんか
孤立するんですよ（笑）
最終的にはリーダーがまとめてくれます。」
美雨さん
「喧嘩はありますか？」
酒井雄二さん
「う〜ん…あり、ますね。
ある中でも、やっていくという意味では
この例えの通り、家族や兄弟というか
そういう存在に近いですね。」
美雨さん
「特に声を合わせる、呼吸を合わせるのって
普通のバンドよりも仲がいいというか
その気配とか、お互いを察する気持ちが
より敏感になりますよね。」
現在、全国ツアー中！！
詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。
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