オンエアレポート

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2021-07-26 篠山紀信さん


世界的な写真家・篠山紀信さんを
お迎えしました。

1960年代から現在まで約60年間に渡って
様々な写真を撮り続けていらっしゃる篠山紀信さん。
フィルム時代からデジタル時代まで
カメラ、写真の様々な変化とともに
そのスタイルを築き上げてこられました。

写真家・篠山紀信さんの60年間にわたる
足跡をたどった、初の大回顧展
『新・晴れた日 篠山紀信』
現在、東京・恵比寿にある
東京都写真美術館で開催されています!



美雨さん
「最初に手にしたカメラって何だったんですか?」

篠山紀信さん
「思い出すと、小学4〜5年生の頃。
家にカメラって1台ぐらいはあるじゃないですか。
そういうカメラを持ち出して、家の前に
東南アジアの留学生の寮があったんです。
そこにシェパードを飼っているベトナム人の
人がいて、そのシェパードが、すごい
かっこよくて撮ったんですよ。
写真が好きなカメラ小僧で、写真を撮りに
行ったっていうんじゃなくて、シェパードが
かっこよかったから撮りに行ったと思うんです。
そうしたら、それがたまたま、よく撮れたんです。
それで、その人にあげたんですよ。
そうしたら、素晴らしい!素敵だ!
君はなんて才能がある子なんだ!
みたいなことを言われて。
そうすると“写真っていいな”って思うんです。
(中略)
褒められるということが
僕はとても嬉しかったんです。
今でもプロになってもそうだけど
褒められたいんです。褒められるのが
好きだから、あんまりみんなが褒めないときは
褒めて褒めてって(笑)」

美雨さん
「紀信さんにとって、写真というのは
コミュニケーションなんですね!」



東京都写真美術館『新・晴れた日 篠山紀信』
2021年5月18日(火)〜8月15日(日)
休館日:毎週月曜日(ただし7/26, 8/2, 8/9は開館)、8/10
料金:共通チケット: 一般1,200円、学生950円、中高生・65歳以上600円
(第1部もしくは第2部のみ:一般700円、学生560円、中高生・65歳以上350円)

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