オンエアレポート

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2022-01-06 東京都立大学 システムデザイン学部 助教 日高良祐さん

東京都立大学 システムデザイン学部 助教
日高良祐さんをお迎えしました。

日高さんの専門は
「メディア研究」「ポピュラー音楽研究」
東京藝術大学大学院・音楽研究科博士号を取得され
音楽音響に関するメディア技術史研究
とくにデジタルメディアのフォーマットについての
研究をされています。

そんな日高さんが注目しているのが
“シティ・ポップ”!!

日高良祐さん
「僕自身は熱心な“シティ・ポップ”の
リスナーではないんです。
ただ、そんな僕からしても
70年代後半から80年代に
日本で作られて、一時期かもしれないけれど
流行した曲が、明らかに2010年代に入ってから
耳にする機会が増えています。
個人的にもなんでだろう?
という疑問がありますし
ポピュラー音楽研究に関わる研究者たちも
やっぱりこの現象は何かが面白い
あるいは何かがおかしいと。
真面目に研究対象として
取り上げている方々がいるんですよね。
海外の研究者でも日本の“シティ・ポップ”を
取り上げて論文を書いていたり。
そういったことが
2010年代の後半ぐらいから増えている。
今となっては(“シティ・ポップ”が)れっきとした
研究対象になっているんです。」


そんな“シティ・ポップ”にまつわる講座が
1月22日から東京都立大学で開催されます!



『シティ・ポップから考える〜都市・音楽・イメージ〜』
全9回に渡ってオンラインで開講。

「1970年代にはじまるシティ・ポップの系譜学」
「ポピュラー音楽の都市論:「シティ」の音楽はどこにある?」
「地方都市としての東京〜シティ・ポップの原風景〜」
「音楽と記憶〜シティ・ポップの社会学」などなど
予定されています。

日高先生が講座ナビゲーターを務めるオンライン講座
『シティ・ポップから考える〜都市・音楽・イメージ〜』
全9回で、受講料は税込16000円。
高校生は無料です♪

詳しくは→https://www.ou.tmu.ac.jp/web/course/detail/2141G101/

◆◆◆東京都立大学 オープンユニバーシティ◆◆◆

ちなみに…日高さんが初めて買ったCDは
Mr.Childrenのアルバム「BOLERO」♪

日高さんの書籍はコチラをCheck!→https://ryskhdk.net/