オンエアレポート

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13
Wed

2022-04-13 箭内道彦さん

クリエイティブ・ディレクターの箭内道彦さんをお迎えしました。
箭内さんと、MONGOL800のキヨサクさん
RHYMESTERのMummy-Dさん
音楽プロデューサーの亀田誠治さんからなる
「THE HUMAN BEATS」

新曲が10年ぶりに発表されました!
3月30日にリリースされた『君の町はどんな町』

作曲は箭内さん。
作詞は箭内さん、亀田さん、怒髪天の増子直純さん。
ラップはMummy-Dさん!

そして、箭内さんが手がけてきた
東京メトロのCMとのコラボレーション♪
石原さとみさんが語りで参加されています!

7分超えの大作!
また現在、東京メトロの歴代のCMとコラボした
Music Videoが期間限定で公開中です。


美雨さん
「思い出深い東京の街はありましたか?」

箭内道彦さん
「全部ですね。“東京”なんて場所が一ヶ所もなくて
色んな小さな街が集まってできた集合体が東京。
だから、一つ一つの街がキラキラしていて
あのCMもあの仕事も、すごく好きなんですよね。」


この楽曲のすべての利益は、医療関係団体へ寄付されます。

◆特設サイト:http://thehumanbeats.com/◆


そして、箭内道彦さんといえば
「風とロック」の代表であり
バンド「猪苗代湖ズ」のギタリスト。

故郷である福島へ、長年、復興支援活動も続けられています。

そして、タワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE」
「ゼクシィ」などなど、みなさんも一度は
目にしたことのある広告を、数多く手がけています。

さらに、母校の東京藝大のデザイン科で教鞭もとられています!

箭内道彦さん
「僕の研究室は“Design Alternative”というテーマを
掲げていて、カタカナでいうとそれっぽいんだけど
お母さんが子供のために美味しそうなお弁当を作るのも
デザインだし、全てをデザインだと考えてみようと。
例えば“THE HUMAN BEATS”というユニットができて
歌ができて、聞いてもらうのも全部がデザイン。
Mummy−Dをよんで学生たちにラップを教えてもらって
自分が今思っていることを何でもいいから
ラップにしてみようと。それもデザイン!
Mummy−Dはラップは時間の
デザインだとよんでくれていて
そこに自由に映像を付け加えたり。

二年生に教えているのは
“チャーミングに異を唱えよ”という授業。
異を唱えるっていうときに、どうしても拳を振り上げたり
大声を出したり…それじゃ何も変わらないんじゃないか
ということがたくさんあって。
そうじゃなくて、穏やかにアイデアを持って
新しい考えをすっと渡せたら、世の中もっと変わるだろうと。

三年生の授業は、世界平和を実現するデザインをやっています。
何がどうなれば平和だと思うか。
デザイン科ですけど、歌を歌う学生がいたり
あのイベントを考える学生がいたり
大きなオブジェを作る学生がいたり色々ですね。」



◆◆◆箭内道彦さん オフィシャルサイト◆◆◆