オンエアレポート

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Thu

2022-05-12 宮沢和史 さん

2022年5月15日、沖縄県が本土に復帰して50年を迎えます。
そこで、今週は「沖縄」にゆかりのあるゲストが登場!
最終日は、宮沢和史さんをお迎えしました。

宮沢さんといえば琉球音階を取り入れた
THE BOOMの『島唄』をはじめ
これまでに多くの沖縄の歌をリリース。

また、沖縄県立芸術大学での講師や
沖縄民謡の音の教科書の制作にも携わっています。

そして4月28日には『沖縄のことを聞かせてください』
という本が双葉社から出版されました。

美雨さん
「冒頭の宮沢さんのエッセイを読んだだけでも
沖縄に対するその深い感謝と罪悪感のようなものを
告白のように書かれていましたね。」

宮沢和史さん
「節目なので、沖縄にとっても自分にとっても
今年は何かを残しておこうと思いました。。
ただ、自分がエッセイを書くだけではなくて
人それぞれの沖縄があるはずだと。
沖縄の人と話しているとやっぱり世代によって
ちょっと違うんですよね。
戦前を知っている人、戦争を知っている人
そして、アメリカの時代を知っている人で
本土復帰以降の沖縄を知っている人。
常に、日本との関係性の中で沖縄を語ったとき
それぞれが違う沖縄を持っている。
それもインタビューしながら
わかってきたことでもあるんですけれど
上は90代の人から下は20代の人まで
いろんな世代の人に、それぞれの沖縄を
聞かせてもらったのが半分ぐらい
この本を占めています。
(中略)
今回、注釈にも、すごくこだわりました。
沖縄の言葉には専門用語が多いので
編集者が沖縄の新しい知識人に検証をしてもらって
注釈を読むだけでも、ものすごい勉強と
気づきがあります。」


“今の沖縄”を知ることもできる1冊です。

『沖縄のことを聞かせてください』 - 双葉社

[対談] ※収録順
具志堅用高(元ボクシング世界王者)
山城知佳子(現代美術家)
大工哲弘(八重山民謡歌手)
又吉直樹(お笑い芸人、作家)
中江裕司(映画監督)
野田隆司(桜坂劇場プロデューサー)
島袋淑子(元ひめゆり学徒隊員・ひめゆり平和祈念資料館前館長)
普天間朝佳(ひめゆり平和祈念資料館館長)
平田大一(演出家)
西由良(「あなたの沖縄 コラムプロジェクト」主宰)

https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-31714-5.html


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ゲストのプライベートな一面に迫ります!

Q.沖縄でついつい買ってしまうものは?

「小さくて皮の薄い島バナナ。茶色くなるのを
待って、我慢に我慢して食べると甘くて美味しいです。
あとは“にんじんしりしり”。人参を包丁で切ると
ちょっと違うんです。しりしり器っていうのがあるので
それで切ると、あえて表面がザラザラとして
いいんですよね。」


◎昨日、出演してくれた夏川りみさん
「GANGA ZUMBA」のメンバーでもある
大城クラウディアさんと11月に行われた
ライブ「沖縄からの風コンサート2021」の
Blu-ray/DVDが6月15日にリリース!


<LIVE>
◎三線音楽公演 唄方〜島々の誉れ歌・情け歌・哀れ歌〜(うたかた)
5月14日 沖縄・国立劇場おきなわ

◎宮沢和史さんワンマンライブ
7月17日 東京・有楽町朝日ホール
7月28日 福岡・キャナルシティ劇場

◎藤巻亮太さんとの2マンライブ
7月1日 山梨・山梨県民文化ホール

そのほか、詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください!

◆◆◆宮沢和史 さんオフィシャルサイト◆◆◆