オンエアレポート

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16
Mon

2022-05-16 ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文 さん

昨年、結成25周年を迎えたASIAN KUNG-FU GENERATION
後藤正文さんが登場!

先日のGWにKAAT神奈川芸術劇場で
8日間連続で開催されたROTH BART BARONの
ライブにゲスト出演されたゴッチさんと美雨さん。

5/7にゴッチさん、5/8に美雨さんが出演♪
https://www.rothbartbaron.com/02-rbb-gw-howl

3月30日に発売されたアジカンのニューアルバム
『プラネットフォークス』には
ROTH BART BARONとの曲
「You To You(feat.ROTH BART BARON)」


羊文学の塩塚モエカさん。
chelmicoのRachelさんとSIMI LABのOMSBさんら
アーティストとのコラボレーション曲も
収録されています。

美雨さん
「アルバムに時代性がゴッチの言葉の中に
いつも現れてくると思うんですけれど、今回は
コロナ禍であったり…意識されましたか?」

後藤正文さん
「どんなときも、自分が今生きている社会や
生活、色んな情勢のこととか、全く無縁では
いられないですよね。
だから僕の書き方だと、どうしてもそういう
風景が乗ってきちゃいます。
自分が生きた時代のことを書いておきたい気持ちもあって。
例えば、エバーグリーンな感情を上手に書く人は
世の中にたくさんいらっしゃると思うんですけれど
自分がそういうところを目指すと
自分の言葉じゃないような気がして
不安になってくるというか。
誰かが好きだという言葉も、一般化して色んな人が
共感できるような結果にできると思うんですけど
僕はどちらかと言うと、自分の体や魂から
出てきた言葉を歌いたいと思うタイプ。
だから、普段、考えていることや思っていることが
まるっと音楽に乗っちゃいますね。」

美雨さん
「コロナ禍では、曲を書いたり、言葉にしたりするのは
救いだったのか、苦しみだったのか。
どんな期間でしたか?」

後藤正文さん
「音楽を作るのは本当に救いでしたね。
悲しい歌を作っても、前向きな曲を作っても
スタジオでひとり感動するわけですよ。
デモの段階で、仮歌を歌いながら鳥肌が立って感動して
あぁ、生きている…みたいな。
狭い地下室で作っているものが
まだ会ったこともない誰かと
どういう形かはわからないけれど共有したり
違う響き方をしたり、そういう瞬間を想像すると
“生きたい” “まだ死ねない” みたいな。
直接、言葉にはしないけれど
エネルギーが体に満ちていくのが分かる。
そういう幸せがやっぱり音楽にはあるなって。」



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ゲストのプライベートな一面に迫ります!

Q.ゴッチさんのプチ自慢エピソードを教えてください!

後藤正文さん
「ここ一年ぐらいで趣味が増えて “ケーブル作り”が
趣味になりました。
マイクケーブルとかを自作しているんですけど
それが、だんだん上手になってきたことが自慢です。
“はんだ”が早くなってきた(笑)」

美雨さん
「それはやっぱり理想のものを求めて?」

後藤正文さん
「やたら買っては捨てて、みたいなのは嫌だなと思って
断線していても、プラグの近くのところで
線が切れていたり、溶接が外れていたりするだけなので
プラグを買い直せばすぐに直るなと。
あとは、ケーブル代が、かかるんですよね。
自分で作業環境を整えていったら、意外と
ボディーブローのように効いてくるのが
細々とした備品。
自分で作ったら1,000円とかで、できちゃうんですよ。
(中略)
何でもそうですけど、たくさん買うと安くなるじゃないですか。
だから、コードを100mとか買って、そこから自分で
必要な分を切って。友達が欲しいときも作ってあげたりとか。」

美雨さん
「え!それ、お願いしたい!!
ゴッチが作ってくれたケーブルで歌ったら
絶対に上手くなりそう!お守りのように…」

後藤正文さん
「美雨さんに作るときは、一番出来上がりが
綺麗なものを贈りますね。」


そしてメンバーの喜多さんと
機材の関係についてのお話も…(笑)

<LIVE>

ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2022「プラネットフォークス」

5月28日・29日
埼玉県・三郷市文化会館を皮切りに
東京、広島、熊本、石川、ゴッチさんと
山田さんの地元「静岡」や
アジカンのホームでもある「神奈川」など
全国津々浦々…

詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください♪


◆◆◆ASIAN KUNG-FU GENERATION オフィシャルサイト◆◆◆