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オンエアレポート

05
07
Tue

2024-05-07 Jose James(ホセ・ジェイムズ)さん

アメリカからのお客様。
ホセ・ジェイムズさんが7年ぶりのご登場!



ホセ・ジェイムズさんは
アメリカ・ミネアポリス出身の46歳。

14歳の時にラジオで聴いたデューク・エリントンの
「Take The A Train」をきっかけにジャズに傾倒し
その後、イギリスで、アシッド・ジャズの
パイオニアとしても知られるGilles Petersonとの
運命的な出会いでデビュー。

ヴォーカル・ジャズの歴史を塗り替えたとまで
言われた美声で話題を集め
2012年には名門「ブルーノート・レコード」に移籍。

ジャズにとどまらず、ジャンルを超えた様々なアプローチで
現代ジャズ・シーンを牽引しています!

また、ホセ・ジェイムズさんといえば
「Billie Holiday」「Bill Withers」
「Erykah Badu」といった敬愛するシンガーの
トリビュート作品をリリース。



4月5日には完全オリジナル・アルバム
『1978』がリリースされました!



美雨さん
「このアルバムは演奏も素晴らしくて
バンドメンバーとは
どんなご縁で集まったんですか?」

ホセ・ジェイムズさん
「Erykah Baduのトリビュートアルバムを
出したときにニューヨークのブルーノートで
1週間ライブをしたときのメンバーです。
ただ全員とも、最初からこの人だと
決めていたのではなくて…
でも、最終的に集まったメンバーとやった瞬間に
“OMG!!”とお互い顔を見合わせるほど。
すぐにそのままスタジオに入りました。」

美雨さん
「初めてのセルフプロデュースで
どういう音にしたいのかという
世界観はあったんですか?」

ホセ・ジェイムズさん
「ありました。それを実際に実現するのは
難しかったけれど、助けてくれて
可能にしてくれたのは、やっぱりバンドでした。」




美雨さん
「これまでに影響を受けたものだけでなく
最近起こった社会的なこともアルバムに
組み込まれていました。
特に最後の2曲が素晴らしい。」

ホセ・ジェイムズさん
「人間って距離があったほうが、色々なものが
大局的に見えることがあるじゃないですか。
Joni MitchellがWoodstockに行けなくて
ホテルの部屋のテレビで観ていたから
“Woodstock”という曲が書けたように。
故郷のミネアポリスでジョージ・フロイドの
事件が起きたとき、自分はアムステルダムにいて
友達からもたくさん電話がかかってきて
今すごいことになっていると。
離れたところにいたからこそ見えたことがありました。
(現場は)実家から3ブロックしか離れていなくて
子どもの頃からそこで恋をしたり
ジャズ音楽を好きになったり…
そういうところで起きたことだったから
世界の国際的なニュースとしてテレビで見ていながらも
自分にとってはものすごく身近なことでした。
だからこそ音楽にして、それを皆さんの個人的なものとして
受け止めてもらえたらと思ったんです。」




◆◆◆ホセ・ジェイムズ | Jose James - UNIVERSAL MUSIC JAPAN◆◆◆




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