第16話「そのまま部屋を借り続けたいときは?」

賃貸借契約には、契約の終わりの日が定められていますが、そのままその部屋を借り続けたいと思ったときは、契約を「更新」することになります。「更新」の方法については、契約書に書かれていますので、内容を確認することが大切です。


また、契約終了の日が近づくいてくれば、管理業者さんなどから「更新のお知らせ」などの連絡が来るので、その内容にしたがって手続きすることになります。なお、契約を更新したいと思っていても、大家さんから「更新はしない」と言われることがありますが、大家さんが更新を拒否するには一定の条件が必要です。


貸主から「更新しない」とすることが認められるためには、法律上次の3つの条件が必要となります。

(1) 貸主から契約期間満了の1年前から6ヶ月前までの間に、更新を拒否する旨を通知すること。
(2) 契約期間満了時に借主がまだ部屋を利用し続けた場合に、貸主から直ちに異議が述べられること。
(3) (1)(2)において、貸主側に「更新しない」ということが正当と認められる事情がなければ、従前の契約と同一条件で契約が更新されます。


また、これまでは親が契約していたものを、更新に当たって自分の名前で契約をしたいという場合や、契約が「定期建物賃貸借契約(定期借家契約)」である場合は、「更新」ではありませんので、手続きについて管理(宅建)業者さんによく聞いて対応しましょう。

期間の満了時に更新ができる契約を「普通建物賃貸借契約」と呼び、契約期間の満了により必ず契約が終了するものを「定期建物賃貸借契約」と呼びます。後者の場合、書面で契約を締結する必要があり、契約の更新がされないことを賃貸人が賃借人に別途書面で説明しなければなりません。なお、借主が継続してその部屋を使いたいときには、改めて再契約をするという手続きが必要です。
契約期間が1年以上の定期建物賃貸借の場合、契約期間満了の1年前から6ヶ月前までの間に契約終了の予告通知がきますので、その際に再契約の希望を申し出て、貸主と協議することになります。

そのまま部屋を借り続けたいあなた!まずは契約書の更新条項をチェックしましょう!
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