Orico presents FIELD OF DREAMSOricoFIELD OF DREAMS

この番組では、「夢に向かって頑張っている人を応援する」をコンセプトに、夢をかなえ活躍する方々をゲストに迎え、そこに向かうまでのプロセスや、努力、苦労、そしてかなえたときの喜びを深く掘り下げていきます。

パーソナリティ 川田裕美プロフィール


*
『Orico presents FIELD OF DREAMS』では、夢を叶えた方、今まさに夢に向かって突き進んでいる方をゲストに迎え、その人生のターニングポイントに迫っていきます!

今週のゲストは、日本が世界に誇る”生けるレジェンド”!
ノルディック・スキー・ジャンプ ソチオリンピックの銀メダリスト、葛西紀明さんです。

葛西さんの第1の人生のターニングポイントは、1998年、25歳の時。
長野オリンピック。仲間が活躍しメダルを獲得する中、自分は結果を残せず悔しい思いをした時です。

この経験を経て”ライバルに負けたくない!”という、強い思いがより一層湧きあがったんですね。
そんな葛西紀明さんの人生に起こる、第2のターニングポイントについてお話を伺いました。


●挫折から生まれた変化


川田「葛西さんの第2の人生のターニングポイントはいつのことですか?」

葛西「2002年、ソルトレイクオリンピックで挫折した時です。
ソルトレイクオリンピックの時は、最高の体を作って、メンタルトレーニングをやって、完璧な状態で行った29歳の歳だったんですけど。まったくジャンプに噛み合わず”なんで、こんなにやったのにダメなんだ!”と、心が折れて…」

川田「結果がノーマルヒルが49位、ラージヒルは41位、ご自身ではどうしてだと思われますか?」

葛西「体がキレ過ぎて、ジャンプとの噛み合いがまったく合わなかった、それだけだと思います。ジャンプにはリズムがあって、体の伸びるタイミング、飛び出す方向、パワー、それがすべて噛み合わないといけないんですけど」

川田「はい」

葛西「ジャンプ選手はウエイトトレーニングもやるんですよ。下半身を鍛えるスクワットがあって、それを200キロまで持ち上げたことがあるんですよね。ジャンプ力も相当ありました。
その時は、縄跳び4重とびまで出来ちゃってたんですよ。”自分の靴にバネ付いてるんじゃないか”と思うほど跳躍力があったんですよ」

川田「すごいですね(笑)」

葛西「パワーがありすぎてタイミングも合わないですし、方向も悪くなってしまって、それが噛み合わなかったんですよね」

川田「この時、何が自分の支えになりましたか?」

葛西「この時も母親の手紙です。必ず大きな試合の時は手紙を読み返して、ちょっと泣いちゃったくらいにして、それを支えにしてやっていたので」

川田「その手紙はどういう部分が支えになるんですか?」

葛西「一番大事な部分があるんですけど、『どん底から這い上がってくる我が子を、お母さんは楽しみにしています』と、それがずっと心にありますね」

川田「お母さんは、息子さんのことって一番よく分かってる存在ですもんね。
ここをターニングポイントに挙げるということは、新しい変化があったと思うんですがどういう変化がありましたか?」

葛西「この頃までは日本のコーチ、監督からアドバイスを受けてたんですけど。ソルトレイク終わって2003年のシーズン、春からフィンランドのコーチを2人呼んで、フィンランドのスタイルを伝授してもらおうと合宿してもらったんですね」

川田「なるほど」

葛西「フィンランドのコーチは僕より年下なんです。彼らは『葛西よりは若いし、経験もないけど、教えることもないかもしれないけど。フィンランドのスタイルをアドバイスしていきたい』と下からきたので。
僕は長野オリンピック終わってからだと、すごく頑固だったんですけど。ソルトレイクで打ちのめされたので、”ゼロからやりたい!”という気持ちを持っていたので、そんな風に言われて”お願いします!”みたいな、柔らかい考えを持てるようになったのがその時で」

川田「素直に受け止められるようになったんですね」

葛西「トレーニングやジャンプをアドバイスされて、また急に変わったんですよ。
2003年の世界選手権でメダル3つ獲得というところにつながったので、頑固にやってただけではダメだと、柔らかい考えを持って、何でも吸収する。そうすると、また新しい世界が見えてくることがわかったので、ここが第2のターニングポイントですね」

●金メダルをとるまでは…


川田「第1、第2の人生のターニングポイントを経て、自身7度目の出場となるソチオリンピックでは、ラージヒルで銀メダル、団体で銅メダルを獲得されました。個人の銀メダル、この時はどういう感覚だったなですか?」

葛西「このシーズンは調子のいいシーズンで、オリンピックに向けて成功するための設計を手帳に書き込んでいったんですよ。
それが全部当てはまっていったんです、”これは絶対にメダルとれるでしょう!”という流れだったんですよ」

川田「はい」

葛西「ラージヒルの時もジャンプは2本目勝負なんですけど、僕は1本目に勝負をかけました。
練習も飛ばない、頭の中にストレスを溜めないようにしたいと思っていたので、普通は練習を飛ばないと不安なんですよ(笑)」

川田「そうですよね」

葛西「そしてぶっつけ本番でいく、1本目に集中を全部かけてそれが当たったんですよ。
1本目に139メートルの大ジャンプをして2位につける、金メダルをとってブレーキングトラックで大の字になって号泣すると、僕の手帳に書いてあるんですよ」

川田「はい(笑)」

葛西「2本目飛んで、その時点で1位。最後残すポーランドの選手が飛んでくる、目に涙が浮かんできたんですね。
自分が書いた通りに、これでブレーキングトラックで大の字になって号泣できるなという気持ちが来てたんですけど、彼が飛んで、1メートル、僕が勝ったんですよ。
”これは来たかな?”という気持ちだったんですけど、残念ながら1.3ポイントで銀メダルでした」

川田「あれは、みんな悔しいと思ってしまいましたけど」

葛西「せかっく溜まった涙も引いてしまって、その時には”よし!4年後!”と頭から切り替わりましたね」

川田「そのときに切り替わったんですか!」

葛西「どっちかといえば金メダルが目の前にあったので、メーターにしたら80センチくらいの差で負けたので、やっぱり悔しかったですね」

川田「いま抱いている目標、夢というのはどういうものですか?」

葛西「1つしかないですね。金メダルをとるまでやめられないと思っていますし、あっという間に3年が経って、来年韓国の平昌オリンピックなんですね。
またチャンスが巡ってくる、それは嬉しいことでありますし。出場できれば8回目、すごくないですか?(笑)」

川田「すご過ぎます(笑)」

葛西「50歳で出られれば9回目なんですけど。”9”っていう数字があまり好きじゃないんですよ。キリよく10!どうですか?(笑)」

川田「54歳!レジェンドの次の言葉を考えないといけないですね(笑)」

葛西「いえ、金メダルをとって、初めて胸を張って『レジェンドです!』と言いたいですね」

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>>来週は、タレントの紅蘭さんをお迎えしてお話を伺っていきます。
お楽しみに!
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