番組では、地球が喜ぶと現れる妖精「エコラッタ」と一緒に世の中の様々なエコアクションを毎週レポートしていきます!

2012/02/04の放送内容第78回 夏に雪を利用する?雪エネルギー!




地球が喜ぶと現われる妖精・エコラッタ。
エコラッタは、日本全国だけでなく
世界中を飛び回りエコアクションをレポートします。

今回は、
公益財団法人 ゆきだるま財団 チーフスノーマン
伊藤親臣(いとう よしおみ)さんに、
「雪エネルギー」について伺いました。



『雪エネルギーは、
太陽光発電や風力発電と同じ、
再生可能エネルギーの1つです。

雪国では、冬に降ってきた雪を、
どうしても除排雪しなければいけませんが、
雪処理と一緒に、夏の雪利用をしようという
考え方で、例えば、米とか野菜などの農産物を
低温で貯蔵したり、施設の冷房に利用したり、
安塚では、安塚小学校・中学校の雪冷房を
導入しています。


また、最近では、雪を冷房や冷蔵庫に
利用する住宅もできていたり、
新潟では去年、雪室で貯蔵した食品を、
新潟の食のブランドとして開発・販売していこうと、
越後雪室屋”地域ブランドも立ち上がり、
地域活性化にもつながればと思っています。

しかし、再生可能エネルギーは、イニシャルコスト、
導入するコストが高く、雪国では大雪になると
除排雪経費もすごく負担になっています。
ただ、除排雪をするということと、雪エネルギーを
利用することをうまく組み合わせると、
コストの圧縮にもつながるのかなと思っています。』


『実は、去年、県外の漬物の業者さんから、
節電への貢献という意味で、冷蔵倉庫を止めたい
ので、雪室を借りたいという連絡がありました。
やはり東日本大震災以降、夏の冷たい冷熱を
作るのに、電気に依存していたことがよくわかり、
雪国にいる私たちが何か節電に貢献できることは
ないかと思った時に、雪をエネルギーとして利用
すれば、環境保全にも貢献できるし、
利用する企業も社会的な貢献ができる。
そういう意味でも、化石燃料に頼らない冷たい
熱として、雪は有望なのかもしれないですね。』


『今後は、大型のコンピューターのあるデータセンターのようなものを冷やしたり、
夏に節電したい企業に低温倉庫を誘致して、投資家の人を含めて雪室を作って、
倉庫業に発展させることもできるのではと思っています。
今年は予想外の大雪で悲しい報せも耳にしますが、
今こそ、この雪をもっともっと利用して、元気なニッポンになれればと思います。』

『当たり前のように冬になれば雪が降ってきて
たまに大雪になることもみんな知っています。
そして雪があることで、水資源や、お米も作れます。
でもやはり目の前に雪がどっかりあると・・
疲れるんです。

でもこの雪にもう少し利用価値を見出していくことで
雪と暮らしていこうと思うのかもしれません。』

雪国にしかないもの。雪国にしかできないこと。
まさに雪国ならではの雪エネルギー。
さらなる広がりに注目です!



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