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  • 2016.12.01.Thu TOKYO FM第61回「Beneath Your Beautiful 」 Labrinth feat. Emeli Sande
秋の終わりのバラード特集。2回目の今日加藤先生が選んだ曲はLabrinth feat. Emeli Sande
の「Beneath Your Beautiful」

Labrinthはイギリスのシンガーソングライター、
アメリカン・アイドルやX-FACTORなどで知られるプロデューサー、
Simon Cowellに見出され2010年にデビューしました。
2012年にシングルカットされたこの曲「Beneath Your Beautiful」は
イギリスでナンバーワン、アメリカでもトップ40入りするヒットになりました。

出だしから、男性と女性のデュエット(女性シンガーはEmeli Sande)

最初は男性が、男性の側から女性に対して、
続いて女性が、女性の側から男性へ
そして二人で同じサビを歌うという流れになっています。

まず最初、男性のパート

You tell all the boys "No"
Makes you feel good, yeah.
I know you're out of my league
But that won't scare me away, oh, no

君は全ての男にノーという(男を寄せ付けない)
「ノー」と言って気分がいいのかい
君は自分とは違う部類の人間 
でも僕は怖がって立ち去ったりはしないよ


その続きプレコーラス

You've carried on so long,
You couldn't stop if you tried it.
You've built your wall so high
That no one could climb it,
But I'm gonna try

「Carry on」は 続ける、という意味。
君はそれをずっと続けてきた
やめようとしたけれど止められなかった 
自分の壁を高く築き上げて
誰も登ることができないほど高く
でも僕は(その壁を乗り越えるように)トライするんだ。

そして、2番出だしは女性側からです。

You let all the girls go
Makes you feel good, don't it?
Behind your Broadway show
I heard a boy say, "Please, don't hurt me"

あなたは女の子たちを行かせてしまう、ちょっと付き合ってすぐダメになってしまう。
それが気分が良くなるんでしょう?
あなたのブロードゥエーショーの裏に
(Broadway show=派手なショーという意味)
自分をブロードウェーのように派手に見せる、その裏に、
男の子が(その裏で)言っている声が聞こえた“僕を傷つけないで”


女の子と付き合ってすぐに自分から別れてしまう、遊び人と見えけど、傷つくのが辛い
傷つかないために別れているだけでしょう?

と女性が男性に向かい歌います。

男性も女性も相手に自分の本当の姿を見せようとしない、
殻に閉じこもって恋ができないお互いを指摘しあう、という歌です。
日本ではまだあまり知られていませんし、アメリカでもそんなにチャートの上に行ったわけでは
ありませんが、とても素敵なバラード、秋の夜長にぴったりです。是非デュエットならではの
歌詞を楽しんでください。

さて、来週はしっとりとしたバラードから一転、Sia feat. Sean Paul で「Cheap Thrills」
を取り上げます。お楽しみに!



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