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  • 2017.05.30.Tue TOKYO FM第88回「Lean On」Major Lazer & DJ Snake feat. MØ

今日、加藤先生が選んだ曲は Major Lazer & DJ Snakeの「Lean On」です。

Major LazerはアメリカのEDMのグループ、「Lean On」は2015年にリリースされた
3枚目のアルバムからのシングルで、去年世界的な大ヒットになりました。
フランス人のプロデューサー DJ Snakeと、デンマーク人のシンガーMØが参加しています。

歌の歌詞はとても抽象的・・・いろいろな想像、解釈ができる面白い歌です。

まず出だしから、

Do you recall, not long ago 
思い出す? そんな昔じゃない頃を!

ここのポイント→recall (思い出す、思い起こす rememberでも大丈夫です)

We would walk on the sidewalk? 
〜サイドウォークを歩いていた

ここのポイント→sidewalk 横にある道=歩道
もう一つのポイント→We would  かつて、よく〜したものだ

Innocent,
〜罪のない、無邪気な

remember? 
〜覚えてる?

(・・・何も考えずにsidewalkを歩いていた頃のこと覚えてる?)

All we did was care for each other
〜お互いのことだけを考えていた

ここのポイント→care for 大事に思う、慈しむ、心配する

(相手のことだけを考えて歩いていた、そんなに昔じゃない頃のこと、
覚えている?)

これだけではなかなかわかりませんが、
二人が恋人だった過去のことを歌っているのか?
それともその二人が今一緒にいるのかいないのか? 
どちらとも取れる意味になっています。

続いて、1番出だし後半

But the night was warm
〜その夜は暖かくて(お互いのことだけを考えて、sidewalkを歩いていたその夜)

We were bold and young
〜私たちは大胆で若くて

All around, the wind blows 
〜風が周りに舞っていた。
(その夜のことか? それとももっと抽象的な比喩で、色々な問題がふたりを取り囲んでいた?
とも解釈できます。)

We would only hold on to let go 
〜行かせるためだけにしがみついていた。

ここのポイント→hold on しがみつく

もう一つのポイント→let go 行かせる

何を行かせるのかがわかりにくい。二人の関係でしょうか?それとも若かった時の無邪気な気持ち
でしょうか?

また、他の解釈としては、
We would hold on to each other and let the wind go.
風が通り過ぎるまで二人でつかまりあっていた、、と言うことでしょうか?

いずれも抽象的な歌詞なので、はっきりとわからないけれど、
男女関係を表している、そんなイメージの歌だということはわかりますね。
歌詞とサウンドを楽しみながらその意味やメッセージをそれぞれに考えては
いかがでしょう。

さて、来週はこれもヒットしています、「My House 」 Flo Ridaを
ご紹介します。お楽しみに!

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