今日加藤先生が選んだ曲は 、Sia & Kendrick Lamarの「The Greatest」です。
Siaはオーストラリアのシンガーソングライターで、2014年にリリースした
「Chandelier」が世界的な大ヒットになりました。
「The Greatest」は去年のヒット曲で、今アメリカで最も人気のあるラッパー、
Kendrick Lamarをフィーチャーしています。
Siaは顔を出さない歌手として有名で、コンサートでもカツラをかぶって顔を隠してます。
インタビューで「自分は昔アルコール・麻薬中毒で、それから立ち直ってからは、
昔の自分の顔を出したくない」と答えていました。
早速、出だしからやってみましょう。
Uh-oh, runnin' out of breath
〜息が切れている
ここのポイント→run out of breath =息が切れる
but I
Oh, I, I got stamina
〜でも自分にはスタミナがある。(持久力がある、まだここで頑張れる)
ここのポイント→stamina=日本語にもなっているスタミナ
〜比喩的な表現、頑張らなけれならないけれど苦しくて息が切れている、
でもまだ頑張れる、という意味です。
ちなみに Uh-ohは困ったことがおこったことを軽い感じでいう表現。
日本語でいうと「ゲゲー」「やばっ」みたいな感じ。
"Oh no" "Oh boy" もだいたい同じような表現。
Uh-oh, running now
〜走っている間に
I close my eyes
〜目を閉じる
Well, oh, I got stamina
〜私にはスタミナがある
〜走っているのは人生で頑張っている象徴、
目を閉じているのは周りを見ないということ?
そんなニュアンスを
イメージしながら聞いて行くと、意味がより理解できます。
And uh-oh, I see another mountain to climb
〜登らなければいけない他の山が見える
(これから先乗り越えなければならない山が見える(新たな人生のチャレンジ))
But I, I, I got stamina
〜でも私にはスタミナがある
Uh-oh, I need another lover
〜私には恋人が必要
be mine
〜私のものにしたい
Cause I, I, I got stamina〜私にはスタミナがある
必要なこと、やらなければいけないことに対して、自分にはスタミナがある、
乗り越えていかなければならないことがある、というメッセージが
歌われています。
この曲は、LGBTのコミュニティであった無差別の銃撃について歌ったとも考えられていますが、
どんなことがあっても乗り越えて生きて行く、そのスタミナがある、
そうやって生きてきた自分への誇りを歌っている。
また、Sia自身も麻薬中毒から立ち直った経歴を持っています。
そんな彼女が歌うと、この歌詞もauthentic 本物となって、心に響くのではないでしょうか?
さて、来週は「All Time Low 」Joe Bellionを取り上げます。
お楽しみに。
来週はこれをやってみましょう
楽しみです!来週もよろしくお願いします!
ENGLISH JUKEBOX
お相手は加藤友朗と
荒井レイラでした。
ではまた来週!
BYE BYE!!
M~UP(時間でFO)