今日加藤先生が選んだ曲は、 Selena Gomez & Kygoの「It Ain't Me」です。
Selena Gomezはアメリカのシンガー、そしてKygoはノルウェーのDJです。
二人が共作して、Kygoがプロデュースしたのがこの「It Ain't Me」で、
今年2月にリリースされて大ヒットになりました。
タイトルの「It Ain't Me」 それは私じゃない、という意味、どんな歌なのか?
軽快なリズムですが、比較的聞き取りやすい、会話の勉強になる歌です。
まず、出てくる固有名詞がちょっとわかりにくい?
BoweryはニューヨークにあるBowery Hotel おしゃれなブティックホテルのこと、
Boweryの一番上のフロアに泊まっていたことなどが出てきます。
I had a dream
〜夢を見た
We were sipping whiskey neat
〜ストレートのウィスキーを飲んでいた
ここのポイント→sippingは drinkingでなく、すするような飲み方
drink, gulp, sip, swallow, slurp,・・・
飲むという表現が英語には多い
もう一つのポイント→whisky neat スラングで、ストレートのウィスキー
Highest floor, the Bowery
〜Boweryホテルの最上階で
Nowhere's high enough
〜どこも十分に高いことはなかった。(気持ちがハイになりきれない)
続いて、
Somewhere along the lines (linesは一般にはline)
〜どこか途中
ここのポイント→ somewhere along the line (出来事や人間関係の)どこか途中
We stopped seeing eye to eye
〜意見が合うことがなくなり
ここのポイント→ see eye to eye
同意する、意見が合う、同感する
You were staying out all night
〜あなたはいつも外に出たまま、一晩中過ごしていた
And I had enough
〜私はもうたくさん
ポイント→I had enough もうたくさん(もう十分に頂いた)
ここの歌詞のストリーは、
Boweryの最上階でウィスキーを飲んでいた
それ以上気持ちの高ぶらず、満足できない(アルコールに溺れていた時期)
途中から、意見が合うことがなくなり、
あなたは一晩中戻らなくなった
私はもうたくさんと思った。
Selena Gomez & Kygoの「It Ain't Me」
あなたが酔っ払って、どうしようもないアルコール中毒のあなたを
ずっと面倒を見ていた私、でも私はもう出て行くから、
あなたの面倒を見るのは私じゃないのよ、という歌となっています。
Kygoの軽快なメロディーと、はっきりと聞き取りやすい歌詞で、
とてもいい歌で、英語の勉強にもいいので、頑張って聞き取ってください。
さて、来週はこれをやってみましょう。
Katy Perry「Chained to The Rhythm」です。
お楽しみに!