今回、加藤先生が選んだ曲は Britney Spearsの「Everytime」 です。
Britney Spearsは16歳でアイドルとしてデビューした後、
様々なスキャンダルに見舞われましたが、
そのたびに復活し、2000年代に最も売れたアーティストとなりました。
現在は2児の母でもあります。
この「Everytime」は2004年のアルバム「In The Zone」からのシングルヒットです。
出だしからです。
Notice me
〜私に気づいて、
Take my hand
〜私の手をとって、
Why are we Strangers
〜なぜ私たちは 他人同士のようなの
ここのポイント→stranger 知らない人 strangers 知らない人同士、他人同士
stranger=変な人ではありませんよ。
when
Our love is strong
〜私たちの愛がstrongな時、
Why carry on without me?
〜なぜあなたは私なしで先に進んでしまうの?
ここのポイント→carry on 先に進む、進み続ける
Everytime I try to fly
〜私が飛ぼうとする時はいつでも
ここのポイント→everytime I try to ~ いつも何かをしようとする時
(よく使う言い方ですよ!)
I fall without my wings
〜羽がなしで落ちてしまう。
I feel so small
〜自分がとても小さく思えてしまう
I guess I need you baby
〜私はやはりあなたが必要ってことなのね
ここのポイント→I guess ・・・ということだと思う・・・ということなのね。
And everytime I see you in my dreams
〜私の夢の中であなたを見る時、いつでも
I see your face, it's haunting me
〜あなたの顔が現れて、私をHauntする
ポイント→haunt
haunting mansion (haunted mansion)=お化け屋敷
お化けが現れる家、または、記憶に残る、忘れられないという意味にも使います。
この場合は、
その顔が私の気持ちをゾっとさせる、忘れられない、という意味。
I guess I need you baby
彼の顔が現れるたびに、うなされたような感じがする?
実は、彼は彼女にとって、甘い人間ではなかった、厳しく叱っていたのかもしれません。
Justin Timberlakeは強くてできる男。それに対して、
Britney Spearsは弱くて色々なことで失敗してしまう人間像。
彼は力強く、どんどん先に進んでしまう・・・私は取り残される。
男女の間ってそういうことはありますよね。
ひとりがどんどん先に進み、片方は置いていかれてしまう。
本当は必要なのに、、、もちろん解釈の仕方はみなさんの自由です!
でも、そんな人間関係を思い描きながら聞くと、なかなか味わいのある曲ですよ。
