今日加藤先生が選んだ曲は、Bebe Rexha feat. Florida Georgia Lineの

「Meant to Be」です。

Bebe Rexhaはアメリカのシンガーソングライター。

これまではDavid GuettaやG-Easyなどとのコラボで知られてきましたが、

この「Meant to Be」は去年の秋リリースされたソロとして３枚目のEPです。

カントリーデュオのFlorida Georgia Lineとのコラボで、

６月２２日（アメリカ）でリリース予定のデビューアルバム、

Expectationsにも収められています。

Meant to beというのは、「そうあるべき」であること。

歌のテーマは、If it's meant to be, it'll be。

もしも、そういう風に決められているなら、そういう風になるんだよ。

だからリラックスして成り行きに任せようというメッセージです。

ちなみに、Florida Georgia Lineはカントリー・ポップのデュオで、

デビュー曲「Cruise」が大ヒットして以来、カントリーの世界に君臨している。

最近はポップアーティストとのデュオも多く、少し前にHailee SteinfeldとのデュオのLet Me Goも

ヒットしています。このMeant to BeはビルボードのHot100でも２位まで上がっています。

（カントリーでは１位）

まず出だしから

Baby, lay on back and relax

Kick your pretty feet up on my dash
No need to go nowhere fast, let's enjoy right here where we at

Baby, lay on back and relax

Baby, 横になってリラックスして

ポイント→ Lay on backは本当はLay back

onが挟まっているのは南部風の言い方、ジョージア、カロライナバージニア、アラバマ、

ルイジアナは南部訛りの言葉を使う州。

ちなみにLay（横たえる）とlie（横になる）はアメリカ人も使い方がぐちゃぐちゃ。

僕は医者ですから、横になってくださいという時に、Lie down, pleaseと言うが、

Lay downという人もたくさんいる。

Kick your pretty feet up on my dash

君の可愛い両足を、僕のダッシュボードの上に投げ出して

ポイント→kick your feet kickは蹴るという意味だが、蹴るように投げ出す、

思い切り投げ出すというような感じ。

Kick back リラックスする、という言い方もある。

No need to go nowhere fast,

どこにも急いで行く必要はない。Nowhereは文法的にはanywhere でもこれで間違っていない。

let's enjoy right here where we at

僕たちがいる今この場所を楽しもう・・・今を楽しもう

これも南部風で文法的に正しいのはwhere we areです。

カントリーだから乗っているのはピックアップトラック

助手席のダッシュボードに足を乗せて、急いで行くことなんてないから

のんびり行こうぜ！そんな歌なんですが、

全米チャート２位まで行って、アメリカ、ニューヨークでもかかりまくっています。

アメリカはやはりカントリーが人気ありますね。