今日、加藤先生が選んだ曲は、Billie Eilish の「Bad Guy」。

Billie Eilishはアメリカのシンガー・ソングライターでモデル。

２０１７年、１５歳でデビューすると同時に注目され、

この「Bad Guy」を含む初めてのフルアルバム

「When We All Fall Asleep, Where Do We Go」を今年３月にリリース。

発売と同時に全米チャート初登場ナンバーワンに輝きました。

Billie Eilish の「Bad Guy」 をやります。

Bad Guyは悪い奴

悪い男と付き合っている彼女が、本当に悪いのはあなたでなく私、

皮肉に、私はもっと悪いのよ。

あなたは私をコントロールしているかもしれないけれど、

私の方がもっとひどい・・・という歌。

まず出だしから

White shirt now red, my bloody nose

Sleeping, you're on your tippy toes
Creeping around like no one knows
Think you're so criminal

Bruises on both my knees for you
Don't say thank you or please, I do
what I want when I'm wanting to
My soul? So cynical

White shirt now red, my bloody nose

白いシャツが今赤くなっている、私の鼻血で、

〜叩かれたり・・・血が出てシャツに着くという、彼がabusiveで悪いという事を暗示している。

Music Videoの最初に彼女が白いシャツを着て鼻血を出しているのが出てくる。

Sleeping, you're on your tippy toes

眠っていると、彼が爪先立ちで入ってくる。

Creeping around like no one knows

張ってくる、誰にもわからないかのように。

ポイント→creeping 這い回る、徐々に忍び寄る、ぞっとするhaimawaru,

Think you're so criminal

あなたは犯罪者だと思う。

Bruises on both my knees for you

私の両膝にはあざができている、あなたのために

〜ややこしい表現・・・Music Videoでも膝にあざが・・・

膝が膝まづかせられている・・・セクシャルな物を意味している。

虐待するAbusiveな男性に翻弄されている女性の姿。

Don't say thank you or please, I do

ありがとう、やプリーズと言わなくていいのよ。

what I want when I'm wanting to

私はなんでも私のしたい事をするんだから

〜こんな風に扱われているといることは、彼が悪い男ではなく、自分でやりたくてやっている。

My soul? So cynical

私の魂？　皮肉的ね。

〜こんな風にやられていると見えてくるけれど、本当は違う。

とにかく若いアーティストです。

２００１年１２月生まれの１７歳、１５歳でデビュー

最近出したアルバムからのシングルが次々top 40に入って

この「Bad Guy」は今ナンバー２

お兄さんがプロデューサーの音楽一家？ センスがすごい

お兄さんも曲を書くが、

新しい何か、はっきりとユニークな物を感じさせる。

デビューの頃よりずっとシャープ。

今アメリカで爆発的な人気。

来年のグラミー新人賞はほぼ確実です。