年末年始恒例オールディーズ特集。
今日加藤先生が選んだ曲は、Billy Joelの「Piano Man」
Billy Joelはアメリカのポップシーンを代表するレジェンドでシンガーソングライター
「Piano Man」は初期の大ヒット曲の一つで、
1973年にリリースされたセルフ・タイトルのセカンドアルバム
「Billy Joel」からのシングルカット。
Billy Joelの代表曲の一つとして、時代を超えて愛され続けている名曲です。
最初のフレーズでこの歌がどういう歌なのかがわかる。
It's nine o'clock on a Saturday
土曜の9時、
The regular crowd shuffles in
いつもの観客(常連)がダラダラと入ってくる
Shuffleには足を引きずるような歩き方の意味がある。
There's an old man sitting next to me
年老いた男が僕の隣に座って
Making love to his tonic and gin
ジントニックとセックスしている
〜舐めるように愛おしそうにちびちび飲んでいる感じ。
ポイント→Make love セックスする
ミュージックビデオにもおじいさんが出ている。
登場人物は実際にいた人らしい。
実際に誰だったのかは公表されていない。
He says, "Son can you play me a memory
彼は、「君、思い出を弾いてくれないか」と言う。
〜自分の記憶、思い出を弾いてくれ(歌の名前が入っていたのかは?)
ポイント→Son 息子という意味だが、自分より若い青年に対して、「お前、君」と呼びかける時に使う、
I'm not really sure how it goes
それがどんな風に行くかはわからないのだけど(歌の流れをちゃんと把握していない)
But it's sad and it's sweet
でもそれは悲しくて甘くて、
And I knew it complete
それが完結する(蘇る)ことを知っている。
When I wore a younger man's clothes."
自分が若い男の服を着る時、(若い頃に意味)
歌の記憶、その時の自分に帰ると、それが完結する=蘇ってくる。
かなり早い時期の歌、デビュー曲ではないが、デビュー直後
最初のヒット曲。
ビリージョエルはニューヨーカー。でも一時的にLAにいたことがある。
そのとき、Bill Martinという名前で、LAのバーで
ピアノの弾き語りをしていた、
その時代の自分をベースにした歌と言われている。
Billy Joelかなり長いキャリア、
70年代初頭のこの曲はまさにオールディーズです。