今週は、月に一度、FM各局から、日本の木を使った生活や、森や国産材の魅力を紹介する、『COOL WOOD JAPAN project 』をお届けします。

そして今回は、木材利用ポイントPR大使として、乃木坂46の生駒里奈さんもスタジオにやってきました。
乃木坂46 生駒里奈さん

秋田出身の生駒さんと一緒にお届けするのは、秋田県の取り組み、エフエム秋田のレポートです。

ご紹介するのは、秋田県秋田市下浜にある「健康の森」です。
こちらは「秋田森の会・風のハーモニー」という団体の代表で、森を所有する佐藤清太郎さんが一般に開放しているもりなんだそうです。

こちらの「健康の森」は主に2歳〜6歳の子どもたちが、年間3000人ほど遊びに来るんだそうです。

この森で遊ぶのに、「遊び道具」や「ルール」はありません。森に入れば、子どもたちは木に登ったり、崖を滑ったりと、自然と自由に遊びを創りだすからだといいます。

そして、一緒に付き添っているお母さんや先生には、「危ないからやめなさい」ということは言わないようにお願いしているそうです。
それは「森のなかの危険なことも、『体験』から学んでいくものだ」だからだそうです。
それには生駒さんもとても感心していました。

そんな生駒さんも故郷の秋田では、小さいころは弟と一緒に泥んこ遊びをしたり、木に登ったりしていたそうです。
中学一年生のころに通った中学校は木造だったそうで、そのたたずまいにあたたかみを感じていたといいます。

番組ポッドキャストでも「健康の森」佐藤清太郎さんのインタビューや子どもたちの声、生駒さんのお話を紹介しています。
こちらもぜひお聞きください。

木材利用ポイントは、地域の木材を利用することによって、森を整備して、大事に守り、林業だけでなく、農業や漁業の振興にも貢献していこう!という目的で行われている事業です。

くわしくは、「木材利用ポイント」で検索してみてください。
今週も、北国・北海道、湖のほとりにある静かな森…「阿寒の森」にご案内します。

案内してくれたのは、先週に引き続き、北海道で活動を続ける写真家、小寺卓矢さん。

小寺さんは、20代初めの頃、北米を旅していて、カメラマンになる決意をしたと言います。
きっかけは、ある写真家と、1台のカメラとの出会いです。

その写真家とは星野道夫さん。
アラスカをフィールドに、自然と動物、そこで生きる人々の写真を撮り続け、96年に、不慮の事故で亡くなった、動物写真家です。

星野道夫さんの作品のなかで小寺さんが印象に残っているのが、あるクジラの写真とそこに添えられた文章だといいます。
北極海に閉じ込められたクジラをアメリカと当時のソ連が協力して救出する、その現場に居合わせた星野道夫さん。そのまなざしは「昔だったら神様の贈り物だったんだけどね」という、エスキモーのおばあさんのつぶやきに向けられていました。

一方、北海道の先住民族、アイヌの人々の生命感は、彼らの聖なる場所・森とのツナガリの中にある、小寺さんはそう感じているそうです。

◆森は自分の命と向き合う場所
僕が抱いているアイヌの価値観は命に係わる価値観。その命の大きな塊の中に人間も熊もシマフクロウもいれば・・・。僕らも自然だということがまさにそうだな。阿寒の森の静けさにたたずみ、じぃっと、木が好きなので木の真似をするんですよ。どれだけ動かず立っていられるかというアホなことをするが無理。鼻息が聞こえてくる。うるさいんです。そうするとやっぱり木にはなれない、やっぱりどこまでいっても動物だと思う。心臓の音が。ちょっと口をパカっと開けると、喉の奥からサクサクサク・・・という心臓の音が明らかに耳に入ってくる。そうすると、うわあ俺はやっぱり木じゃない、動物だなと思う。そこではたと、ああこの大地で生きてきたアイヌたちは、自分の命を見つめながら、他者の命と向き合う。自分の命と向き合えなければ他者の命とは向き合えない。それを繰り返してきた人たちがいまも住んでいる大地だと、無意識的に感じながら写真をとっていることは確かだと思う。


番組ポットキャストでも小寺さんインタビューの模様を紹介しています。
ぜひお聞きください!


小寺卓也さんのサイト
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