プロジェクト概要

太古の昔より、森は動物や植物などたくさんの命を育み、田畑や海、川にたくさんのミネラルをもたらし、地域と暮らしを守ってきました。 東日本震災では津波でコンクリート堤防や松林がことごとく破壊される中、その森や、昔からその地方に根差す、深く地面深くに根を張った潜在自然植生の木々たちは、津波の勢いを和らげました。 関東大震災や阪神大震災では、大火により建物が燃える被害を食い止め、防災林として大きな役割を果たしました。 この「鎮守の森」をモデルとした森をできるだけ多くつくることは、災害の多いこの国に生きていく私たちが、後世に伝え残さなくてはならない貴重な知恵であり、自然と共生していく教訓でもあります。 番組「いのちの森〜voice of forest~」では、「鎮守の森のプロジェクト」が行う活動をはじめ、日本のみならず世界各地の森を守る活動を行う人や団体にスポットをあて、森の大切さについて考えていきます。

自然の中で楽しむキャンプやバーベキュー、アウトドアが気持ちいい時期がやってきました!
ということで今週からは、そんなアウトドアライフを、一つ、レベルアップさせてくれるアイテムの関するレポート、お届けします。
なにかというと・・・アウトドア用の「ナイフ」です!

ということで、神奈川県、鎌倉駅のすぐそばにある「UPIアウトドア鎌倉」というアウトドアブランドのアイテムを扱うショップへお邪魔してきました。
案内してくれたのは、UPIの寒川一さんです。


ここはUPIという、海外17くらいのブランドの商品を取り扱っているショールーム兼ショップです。奥にずらりと並んでいるのが、モーラナイフというブランドのナイフです。こんなにナイフが並んでいるお店はなかなかないですね。

モーラといのはスウェーデンの地方の名前です。そこはスウェーデン鋼っていう、鉄の鋼材がとれる街なんですね。昔はナイフのメーカーがたくさんあったんですけれども、いまはモーラナイフのみです。モーラナイフは国民的なナイフで、スウェーデンの人でモーラナイフを知らない人はいないと思います。


〜私たち日本人からすると、ナイフってちょっと遠い存在のように思いますが、スウェーデンの方にとっては身近なんですか?
小さなお子さんからご年配の方までみんなナイフを本当にうまく生活の中で使っています。日本では、現在では危ないとか、いろんな諸事情があって、僕らの日常から遠ざけられてしまっているんですけれども、スウェーデンでは5歳くらいのお子さんからナイフをもたせちゃうんですね。で、実際に木を削ったりとか、道具としてのナイフの使い方を大人がちゃんと教えてます。なので、このモーラナイフというのは、実は色んな種類のナイフがあって、それぞれ目的が違うんですよね。

いちばん人気なのがブッシュクラフトというナイフです。厚みがすごいんですね。3.2mmという、ナイフの中では相当厚いほうなんです。普通、ナイフは切るということですよね。でもこれは薪を割ったりできます。叩いて使えるように非常に頑丈にできています。これ一本持っていれば、木を割って、木を削って、しかも横にメタルマッチというものが着いているんですが、これで火をおこす事ができます。ナイフ一本ですごく出来ることが広がる。そういう遊びをブッシュクラフトといって、いますごくアウトドアの中でも人気が上がりつつあります。いわゆるサバイバルというのが似たイメージの言葉ですが、サバイバルというのは自分が危機的状況に置かれたところからどう生還するかというのがサバイバル。生死が関わっているということですよね。ブッシュクラフトは遊びです。自らが森のなかに入っていって、これで何が出来るかなということですね。
それ以外にも、たとえばこれは魚をさばく専用のナイフです。フィッシュナイフといいます。鱗を落としたりとかもできます。こちらはハンティング用のナイフですね。鹿の皮を剥いだりとかします。これはハンターの方たちには定評がある、すごくよく切れるナイフなんですね。


お店にずらりと並んだ、スウェーデンのブランド「モーラナイフ」。
他にもキッチン用のナイフなどもありますし、ウッドカービングという木工用のナイフもあります。フォークやスプーン、お皿などの食器のカーブを、ナイフでくりぬいて作るんですね。

実に、125年前に生まれ、今も使われ続けているモーラナイフ。北欧の人々の生活にとって、どんな存在なのでしょうか。

これはモーラナイフの伝統的な、昔からあるクラシックナイフというものです。100年くらい使う人がいるんですよ。モーラナイフは今年で130年近い歴史のある会社で、おじいちゃんが使ってたナイフを孫が研いで使ってたりするんです。すごくものを大切にする国なんで、飽きたなんていうことで捨てたりしないんです。最後まで道具を全うさせていくんです。それくらい良い鋼材が使われている、それが何万円もするようなナイフじゃないというところが素晴らしいんですよね。

〜2000円代ですもんね。
本当に愛されている国民的なナイフです。これはハンドルの部分は白樺の木を使っていて、表面はダーラナレッドという塗装をしています。このナイフのご先祖がこれなんですよね。これは80年くらい前のモーラナイフです。

〜柄の部分がちがいますね。
これはトナカイかヘラジカの角です。北方のスウェーデンとか、ノルウェー、フィンランド、ロシアのところにまたがってサーミ人という先住民がいるんですね。その方たちが使っていたナイフです。これが時間が経ってこういう形になっています。
本来は僕らの生活の中とか、手の中に本来あるはずのものなんですけど、それがいまはどこかにやられちゃってるんですよね。やっぱり使い込むマイナイフみたいなのが欲しいですよね。
たとえばピクニックに持っていって、ちょっとしたチーズを切ったり、パンを切ったり、横においておくだけでかっこいいですよ(笑)もう本当に絵になるんですよ。「あれ、この人なんでこんなナイフ使ってるの?」みたいな、ちょっと通っぽい感じがしますもんね(笑)


UPIアウトドア寒川さんのお話、いかがだったでしょうか。
来週も引き続き寒川さんにお話を伺っていきます!

UPI OUTDOOR PRODUCTS →http://www.uneplage.net/
UPI Outdoor 鎌倉facebookページ→https://www.facebook.com/upioutdoorkamakura/

【今週の番組内でのオンエア曲】
・Carnival / Cardigans
・BLACKBIRD / BONNIE PINK
先週、先々週に引き続き、お届けするのはスズメを追いかける不思議なカメラマン、スズメ写真家のうえだこうじさんのインタビューです。
うえださんは 会社員からカメラマンとして独立。いろいろ思い悩む中で、身近で、いつでも会うことができて、しかも癒やしてくれるスズメの魅力に魅せられ、スズメの撮影に力を入れてきたといいます。
ということで、うえださんの「スズメ愛」は、本当にすごい領域にたどり着いているんです!


よくスズメには挨拶するようにしています。前に住んでいた家のベランダのバジルの種をスズメが食べるようになったんですが、普通なら追っ払いますよね。でも僕はなすがままにしていたんです。そしたらずっと来るようになって、顔見知りになって、僕が仕事に出かけようとすると声をかけてくるんです。「ちょいちょい」って。それで家に帰ってくるとまた寄ってくるんです。ベランダに来ているスズメに僕が「ちょい」って声かけると、「ちょい」って返してくるんです。壁越しの恋みたいな感じですね(笑)でもベランダに出て行っちゃうと逃げられちゃう。

〜写真集の中にも出てくるようなレアなスズメの姿を撮影する秘訣はあるのでしょうか。
レアな姿は、公園でも、いつもよりすごく静かな時、時がゆっくり流れているような時があるんです。そういうときに面白いというか、変わった表情やポーズには遭遇しがちです。小さな声で話しかけてくるんですよ。「ちちちちち」って。雨の日に撮影をしていたら、70センチとか1メートル以内でスズメちゃんと、ずっと10分ほど対峙して写真を撮っていたんですけれども、「ちちちちちちち・・・」と。何言ってんだろうと思います。出て行けと言っているかもしれない、おじさん好きよと言っているかわからないですけれども、基本的には良い方にとりますけど(笑)普段のチュンチュン、ではなく囁くような声なんです。で、僕も「ちちちちち・・・」って返すんです。ずっとやっていましたから、端から見ていたら怖いですよね。風体の悪いカメラを持ったおっさんがスズメを目の前にして「ちちちちち・・・」。恥ずかしいですよね(笑)でもやっちゃうんです。何を言ってるかは不明ですけれども自分の良いように捉えれば良いと思うんです。それがハッピーの秘訣でもあると思います。

〜2冊めの写真集「あした、どこかで。2』にはスズメが上を向いて目をつぶっている写真があるんですがこれはなんですか?
これはハクションとくしゃみをしているところですね。ハクションとは言っていないんですが、唾が飛んでいる。これはよくあるんですよね。夏場に、どういうシチュエーションでこれをするかは不明なんですけれども、何かが鼻に詰まったというか。くしゃみっぽいんです。くしゅんと言ってるっぽいんですよね。不思議な、なかなかない光景ですよね。


〜上田さんにとってオススメとは何なのでしょうか?
単純に言うと人生を変えてくれた存在。明るくなりましたよ、おかげさまで。何も仕事がなかった時にふと現れた天使のような存在です。茶色い天使ですね。

〜仕事で悩んだり行き詰まっている方も、実は身近に何かちょっと気持ちを変えられるチャンスが転がっているのかもしれないですね。
スズメに限らず、そういう気持ちを持てば毎日楽しいと思うんです。悩んでいるときに自分の気持ちをより良くするコツとして、身近にあるものに目を向けてみるというのも良いと思うんですよね。


うえだこうじさんのインタビュー、いかがだったでしょうか。世にも珍しいスズメ写真集『あした、どこかで。』に興味を持たれた方は、ぜひウェブサイトをチェックしてみてください!


たしを見つけるスズメ写真集『あした、どこかで。3』
〜キミに出会えて、僕に出会えた。幸せはいつも足もとにある〜


【今週の番組内でオンエア曲】
・糧 / 森山直太朗
・Say You Love Me / Patti Austin
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パーソナリティ

高橋万里恵
高橋万里恵

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