先週に引き続き今日も、スズメを追いかける不思議なカメラマン、スズメ写真家のうえだこうじさんのインタビュー、続きをお届けします。
うえださんはすでに、「あした、どこかで」というスズメの写真集をシリーズで3作、発表しています。*この写真集、ちょっと物語風になっていてとても癒やされるんです!
うえださんは、公園のベンチではなく、そのヨコの地面に座り込み、じーーーーっと動かずカメラを構え、ひたすらスズメが近くに来るのを待ち、貴重な瞬間をいっぱい撮影してきました。ということで、これまでに目撃した、スズメのレアな姿も、いろいろと教えてもらいました!


人間だとあくびが伝染ることがありますが、それと似たような形で、羽や足を横に伸ばす伸びのようなポーズ。あれが割と見ていると伝染するんですね。SNSなんかでは「スサー」と言うんですが、順々にやっていくシーンをよく見ます。僕が観察する中では、ヤブとか砂浴びをして出てきた時、羽になにかくっついているときにブルブルブルってやったあとに割とやるので、それに出会うと見ることができるかもしれないですね。
これからは桜の美味しい季節です。スズメちゃんは桜の蜜を飲むので、それが見られます。ちょうどだんだんあったかくなってくると恋の季節になるので、つがいができて、巣作りが始まって子どもも生まれます。
実は巣は至るところにあるんですが、都会の公園の森の中であれば木の上、住宅地では雨どいのなかやマンションの通風口の穴など、家そのものが巣になります。昔の古民家は、スズメにとってはかっこうの雀の巣になるんです。スズメと人とは関係が深く、何千年も一緒に人間と暮らしているんです。

スズメは、雨の日は薮の中、葉っぱの茂った木の中などで雨を避けています。ただ、僕が雨の日に撮影しに行って、ベンチの側に座っていると、スズメが寄ってきて、靴を突くんです。さらに手をツンツン。すごいですよね。餌も何もないのに!
小鳥を肩に乗せて生活したいと子供の頃思っていたんです。それに近づいたと思ってすごく嬉しくて。夢だったんですよね。


〜森のなかにもスズメはいますか?
全くいないわけではないんですけども、森にいるスズメは集落のスズメと違い、ほっぺに黒い部分がない、ニュウナイスズメというスズメです。我々の近くにいるほっぺの黒い子とは別の種類なんですね。

〜かわいいスズメちゃんの写真を撮る秘訣はなんでしょう?
あんまり広い場所に行ってしまうと撮影しづらいですね。餌をあげないで、ちゃんとそのままの姿を撮影したいと思うなら、できれば人がよく出入りするけれども、静かな公園。そんなに広くなくて、木に囲まれていて、スズメが逃げても、そんなに遠くへいかない環境だといいですね。少しぼーっとしているとスズメが何をしているんだ?、と見に来ることもあるんですが、そういう出会いがあると撮影しやすいかもしれないですね。子供がいると、はしゃぐ声でスズメが逃げるので、遊具があまりなくて、ベンチや喫煙スペースがあるようなところに狙いを絞るといいかもしれないです。
この近くですと、千鳥ヶ淵の交番のはす向かいに公園がありますよね。あそこはすごいいます。あそこでおにぎりのビニール袋をかぶっちゃったかわいいスズメに出会いました。巣作りに使えるかなと思ったら風が吹いてきて、かぶっちゃったんでしょうね。それはそこでした。


うえだこうじさんのインタビュー、いかがだったでしょうか。来週も続きをお届けします!


スズメ写真集『あした、どこかで。』1〜3はこちらから!
http://www.alive-cr.com/

【今週の番組内でのオンエア曲】
・タラレバ流星群 / ロザリーナ
・その線は水平線 / くるり

パーソナリティ

高橋万里恵
高橋万里恵

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