更なる高みを目指し、転職・キャリアチェンジをした人の仕事論とは？
2019.04.24
第4回 キャリアコンサルタント 上田晶美さん
- ハナマルキャリア総合研究所
- 上田晶美さん
日本初のキャリアコンサルタント
今日スタジオに起こしいただいたのは上田晶美さん。
上田さんは、大学卒業後、10年間企業で人事、広報などを経験した後、
1993年出産を機に日本初のキャリアコンサルタントとして独立開業。
現在は、キャリアコンサルタント73名が所属する、
ハナマルキャリア総合研究所 代表取締役を務めてらっしゃいます。
社会人の転職、大学生の就職、主婦向けの再就職の講演、執筆など、
幅広く手がけてこられ、これまで相談に乗った人は2万人以上。
テレビ、ラジオでは「就活の女神」とも呼ばれています。
今週は、リスナーの方から頂いた転職のお悩みに答えていきます。
鈴村 どのようなきっかけがあって、
日本初のキャリアコンサルタントを始められたんですか？
上田 超氷河期だったんですね、1993年、就職困ってらっしゃるから、
何かお手伝いできるかなと、私自身も出産というきっかけがありまして、
誰もやってなかったんだけれども人事の経験もあったから始めてみようと、
そこでスタートしました。
鈴村 僕がちょうど就職するかどうか、
声優になろうかどうか考えていた時期ですね。
上田 いい選択でしたね！
鈴村 結果ここにたどり着けたんですけど、
あの時誰かに相談したいなみたいな気持ちは大きくありましたけどね。
上田 そうですよね。初めは大学生の就活を手掛けて、
それからだんだん転職を、相談に乗るようになりました。
鈴村 ちなみにキャリアコンサルタントは、
具体的にはどのようなことをする仕事なんですか？
上田 大学生向けと転職、両方の相談を受けております。
マッチングの前の段階、相談を受ける段階ですね、
あとはマッチングの会社さんがマッチングをなさるってところですね。
鈴村 その前はどんな相談を受けて、どうお答えしているんですか？
上田 自分のやりたいことを中心に考えていただいて、
転職であればこれまでの自分の経験をそこに
どういうふうに生かせるかって考えて。
鈴村 自分やりたいことをどうやって思うか、
考えるか、どう伝えるかってのは大事なのではないかと。
上田 仕事って未来につながるものなので、
過去のことばかりでもいけないし、現在過去未来と全部考えていく、
鈴村 今までにやってきたこと全部大事にしつつ、
繋げていくってことですね！？最近多い相談って何かあります？
上田 今話題の、超氷河期の時に仕事始めたように、
超氷河期世代の方々がうまく就職できてなかったんですよね。
そこを安倍政権も人生再設計第一世代っていうふうにネーミングして、
ここを助けましょうということになってますので、
やっぱり40代くらいの方って多いですね。
それともう一つは30前後の方なんですよ。
なぜかっていうと結婚年齢が大体30歳なんです。
30歳で結婚しようと思った時に、
仕事ちゃんとしてなきゃっていうのが割と日本人の考え方なんですよ。
その両方くらいが多いですね。
鈴村 なるほど！ということで今日は、
実際にリスナーさんから転職相談が届いていますので読んでいきます。
【埼玉県 ラジオネーム 銀さん】
この２月から転職活動しているのですが、正直、今の職場は人間関係が
かなり良好で、居心地がよく、待遇も悪くありません。
このままここに居続けてもきっとそれはそれで楽しいのかもしれませんが、
もっと自分にできることはないのか、今の仕事は本当に生涯を捧げられる
仕事なのか？と立ち止まったときに、40歳手前で、今がラストチャンスでは
ないかとチャレンジしようと転職活動を始めました。
しかし世の中そううまくはいかず、なかなか転職先が決まらない中で、
自分の持ち味はなんなのか、何を目指しているのかわからなくなってきました。
転職活動に不採用通知や、本来の道を見失うことはつきものなのかも
しれませんが、どうやって乗り切ればいいのかわかりません。
家族がいて時間の融通が利かず、選択の幅が広くない中でモチベーションを
しっかり持って続けていくのにはどうしたらよいのでしょうか？
鈴村 こちらの相談、いかがですか？
上田 自分の持ち味、強みを生かそうとしているのはいいことですよね。
人間関係もいいってことは、人間関係もうまくできる方なので、
そんなに悲観することはないなという風に感じます。
ただ、この方みたいに人間関係がいいだけでそこに甘んじていると
将来はないっていう、その危惧っていうのはすごく大事な気づきだと
思うんですね、今チャンスなので、好景気な時に転職すべきなんですよ、
ですからこのチャンスに次のステップアップを考えてほしいですよね！？
鈴村 モチベーション維持って言うのがなかなか大変だと思うんですけど、
上田 人間関係いいとね、なかなか辞めづらいし、言いづらいってことも
あるでしょうけど、やっぱり一緒に相談する人がいたほうがいいと思いますね。
鈴村 一人で抱え込みすぎないってことも大事なんですね。
銀さん、参考になったと思います、頑張ってください！
最後に上田さんにとって転職とは何なのか教えてもらえますか？
上田 私自身働くことは大好きで、いつでも夢を実現していくことって
何歳でも可能だと思うんですよ、100年人生ですから。
これから夢にチャレンジするためにぜひ転職をきっかけとしてほしいですね！
鈴村 早いも遅いもないということですね！
上田さん、ありがとうございました。
上田さんは、大学卒業後、10年間企業で人事、広報などを経験した後、
1993年出産を機に日本初のキャリアコンサルタントとして独立開業。
現在は、キャリアコンサルタント73名が所属する、
ハナマルキャリア総合研究所 代表取締役を務めてらっしゃいます。
社会人の転職、大学生の就職、主婦向けの再就職の講演、執筆など、
幅広く手がけてこられ、これまで相談に乗った人は2万人以上。
テレビ、ラジオでは「就活の女神」とも呼ばれています。
今週は、リスナーの方から頂いた転職のお悩みに答えていきます。
鈴村 どのようなきっかけがあって、
日本初のキャリアコンサルタントを始められたんですか？
上田 超氷河期だったんですね、1993年、就職困ってらっしゃるから、
何かお手伝いできるかなと、私自身も出産というきっかけがありまして、
誰もやってなかったんだけれども人事の経験もあったから始めてみようと、
そこでスタートしました。
鈴村 僕がちょうど就職するかどうか、
声優になろうかどうか考えていた時期ですね。
上田 いい選択でしたね！
鈴村 結果ここにたどり着けたんですけど、
あの時誰かに相談したいなみたいな気持ちは大きくありましたけどね。
上田 そうですよね。初めは大学生の就活を手掛けて、
それからだんだん転職を、相談に乗るようになりました。
鈴村 ちなみにキャリアコンサルタントは、
具体的にはどのようなことをする仕事なんですか？
上田 大学生向けと転職、両方の相談を受けております。
マッチングの前の段階、相談を受ける段階ですね、
あとはマッチングの会社さんがマッチングをなさるってところですね。
鈴村 その前はどんな相談を受けて、どうお答えしているんですか？
上田 自分のやりたいことを中心に考えていただいて、
転職であればこれまでの自分の経験をそこに
どういうふうに生かせるかって考えて。
鈴村 自分やりたいことをどうやって思うか、
考えるか、どう伝えるかってのは大事なのではないかと。
上田 仕事って未来につながるものなので、
過去のことばかりでもいけないし、現在過去未来と全部考えていく、
鈴村 今までにやってきたこと全部大事にしつつ、
繋げていくってことですね！？最近多い相談って何かあります？
上田 今話題の、超氷河期の時に仕事始めたように、
超氷河期世代の方々がうまく就職できてなかったんですよね。
そこを安倍政権も人生再設計第一世代っていうふうにネーミングして、
ここを助けましょうということになってますので、
やっぱり40代くらいの方って多いですね。
それともう一つは30前後の方なんですよ。
なぜかっていうと結婚年齢が大体30歳なんです。
30歳で結婚しようと思った時に、
仕事ちゃんとしてなきゃっていうのが割と日本人の考え方なんですよ。
その両方くらいが多いですね。
鈴村 なるほど！ということで今日は、
実際にリスナーさんから転職相談が届いていますので読んでいきます。
【埼玉県 ラジオネーム 銀さん】
この２月から転職活動しているのですが、正直、今の職場は人間関係が
かなり良好で、居心地がよく、待遇も悪くありません。
このままここに居続けてもきっとそれはそれで楽しいのかもしれませんが、
もっと自分にできることはないのか、今の仕事は本当に生涯を捧げられる
仕事なのか？と立ち止まったときに、40歳手前で、今がラストチャンスでは
ないかとチャレンジしようと転職活動を始めました。
しかし世の中そううまくはいかず、なかなか転職先が決まらない中で、
自分の持ち味はなんなのか、何を目指しているのかわからなくなってきました。
転職活動に不採用通知や、本来の道を見失うことはつきものなのかも
しれませんが、どうやって乗り切ればいいのかわかりません。
家族がいて時間の融通が利かず、選択の幅が広くない中でモチベーションを
しっかり持って続けていくのにはどうしたらよいのでしょうか？
鈴村 こちらの相談、いかがですか？
上田 自分の持ち味、強みを生かそうとしているのはいいことですよね。
人間関係もいいってことは、人間関係もうまくできる方なので、
そんなに悲観することはないなという風に感じます。
ただ、この方みたいに人間関係がいいだけでそこに甘んじていると
将来はないっていう、その危惧っていうのはすごく大事な気づきだと
思うんですね、今チャンスなので、好景気な時に転職すべきなんですよ、
ですからこのチャンスに次のステップアップを考えてほしいですよね！？
鈴村 モチベーション維持って言うのがなかなか大変だと思うんですけど、
上田 人間関係いいとね、なかなか辞めづらいし、言いづらいってことも
あるでしょうけど、やっぱり一緒に相談する人がいたほうがいいと思いますね。
鈴村 一人で抱え込みすぎないってことも大事なんですね。
銀さん、参考になったと思います、頑張ってください！
最後に上田さんにとって転職とは何なのか教えてもらえますか？
上田 私自身働くことは大好きで、いつでも夢を実現していくことって
何歳でも可能だと思うんですよ、100年人生ですから。
これから夢にチャレンジするためにぜひ転職をきっかけとしてほしいですね！
鈴村 早いも遅いもないということですね！
上田さん、ありがとうございました。
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