大雪に厳しい寒さが続く日本列島。
暦の上では春が近づきつつありますが、
まだまだ寒さ、そして雪への対策は
しっかりキープなさってください。

そんな寒さの中、
肝が冷える？あるいは頭が熱くなるような経験を
お送りいただきました。

東京都 会社員 かずゆきくん（３４）
突然ですが福山さん聞いてください。
この前、後輩が初めて僕にキレてきました。
４つ下の部下、
たしかに僕が色々と仕事を振ってしまっていたのはありますが、
突然デスクを蹴って、
「てめぇの仕事はてめぇで自分でやれよ！」
突然のことで、僕はもちろん周りも固まりました。
彼はそのまま会社を出ていってしまいました。
すぐに部長が僕のところに来て、
「正面から言われるだけ、まだ救われてるぞ」
と僕をフォローしてくれて
その後輩を追いかけましたが、
呆気にとられるとは、まさにこのことでした。
他の社員が、おそらく彼のであろうという
匿名のSNSを見つけて見せてくれたんですが、
「俺は上司に恵まれてなさすぎ」
とか
「昇進したらやりたいこと・・・あいつを飛ばす」
とかが並んでいて、ちょっと落ち込んでしまいました。
結局彼は翌日は有休となり、２日後に出社して来ました。
部長がフォローしてくれたみたいで、向こうから、
「感情に流されすぎました」と謝罪してくれたので
事なきを得ましたが、
僕にとって社会人になって以来、
指折りの衝撃の出来事だったと言えます。
それから彼には仕事を振りづらくなり、
自分でやることが結果として増えています。
どうしても、というときは
もう１人別の部下に頼むのが現状です。
そういう意味ではことなきを得ていないのかもしれません。
キレられた後遺症はまだ残っているのかもしれません。
福山さん、こういう時ってどうするのが正解でしょうか？
部下がキレると本当に焦ります。
まだ動揺していますから。

ズバリ言ってもいい？
積極的に打って出るか、距離を置くか。
どっちか、と思います僕は。
積極的に打って出るっていうのはどういうことかっていうと、
直接本人と対話するってことじゃなくて、
例えば部長を交えて、間に人を挟んだり、
会社っていうものを挟んで対話をするっていう方法です。
開かれた状態、透明性を持った状態を作るために。
これ個人で面談していくとブラックボックスになっちゃいますから。
それは疑心暗鬼を生むし、良くないんです。

もう１つは、もう関わらないっていう風にするか。
ただまあ関わらないって言っても、
どっちかの異動があったりとかで、
組織の中での距離ができたら
なんとなく終わるのかもしれないけども。
同じ組織にいる限りは、距離ってとりにくいですよね。

だから僕は、みんなで、情報と感情を少しずつでも
共有したほうがいいんじゃないかなと思うんですよ。
間に人を入れること、間に会社という存在をいれることが
いいのでは？と思います。

仕事をしていると、もちろん学生さんでも、
心に大きな衝撃を受けるようなことってあると思います。
そんなエピソードもお待ちしています。