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未来授業 第2回 安藤忠雄 Vol. 1323
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「未来授業」。今週の講師は、建築家 安藤忠雄さんです。
現在「国立新美術館」では、「安藤忠雄展~挑戦~」が開催されています。

住宅、教会、劇場、駅。住まいから都市空間まで、幅広い作品群を手掛けてきた安藤さんですが、その原点ともいえる建築が、大阪「住吉の長屋」です。三軒長屋の真ん中の一軒を切り取り、中央を中庭に仕立てた、鉄筋コンクリートの2階建て。住宅の常識を覆すアイディアは、当時、建築業界で物議を醸しました。

未来授業2時間目、テーマは『ラジカルに建築する』

◆安藤忠雄(あんどう・ただお)
1941年大阪生まれ。独学で建築を学び、1969年安藤忠雄建築研究所設立。代表作に「光の教会」「ピューリッツァー美術館」「地中美術館」など。1979年「住吉の長屋」で日本建築学会賞、1993年日本芸術院賞、1995年プリツカー賞、2003年文化功労者、2005年国際建築家連合(UIA) ゴールドメダル、2010年ジョン・F・ケネディーセンター芸術金賞、後藤新平賞、文化勲章、2013年フランス芸術文化勲章(コマンドゥール)、2015年イタリア共和国功労勲章グランデ・ウフィチャ―レ章、2016年イサム・ノグチ賞など受賞多数。1991年ニューヨーク近代美術館、1993年パリのポンピドー・センターにて個展開催。イェール、コロンビア、ハーバード大学の客員教授歴任。1997年から東京大学教授、現在、名誉教授。