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未来授業 第2回  杉本昌隆 Vol. 1411
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今週の講師は、プロ将棋棋士、杉本昌隆さんです。
杉本さんの段位は七段。弟子は史上最年少でプロ棋士となり、史上5人目の中学生棋士となっただけでなく、29連勝で将棋界の連勝記録を更新した藤井聡太六段。杉本さんが出会ったのは藤井少年が小学一年生の頃。既に類まれな才能を感じていたそうです。一見、冷静沈着なイメージの藤井六段ですが、将棋では野性味溢れる指し手が特徴。小学生の頃は負けると将棋盤を抱えて号泣していたそうです。涙の理由は何だったのか、少年の才能を開花させた理由も涙の奥に見出せそうです。

未来授業2時間目、テーマは『藤井少年、涙の理由(わけ)』  

杉本昌隆(すぎもとまさたか)
1990年にプロ入りし、段位は7段。2001年第20回朝日オープン将棋選手権準優勝。2006年7段。2008年「NHK将棋講座」の講師を務める。本格派振り飛車党。 将棋の戦術書は15冊以上。藤井聡太の師匠としても知られる。
《新刊情報》 『弟子・藤井聡太の学び方』 杉本昌隆 著 発売中 PHP研究所/1,512円(税込)
「思考力」「集中力」「忍耐力」「想像力」「自立心」「平常心」… 将棋に強くなるために要するこれらはすべて、人生をより豊かに生きていくうえで必要な学びである。本書では、藤井聡太という才能、兄弟弟子との交流、師弟関係の源流ともいえる、著者・杉本昌隆の師匠・板谷進との師弟関係から、「真に学ぶこと」とは何かを明らかにする。