ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

リコーダー

2018.01.13

第249話 リコーダー

もしもリコーダーが吹けたなら?
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第249話 リコーダー
日本人にとってもっとも身近な楽器、それが「リコーダー」だ! なにせ1959年(昭和34年)に文部省が小学校で教えることを決めてから、はや59年。戦後生まれならほとんどの人がリコーダーを習ったことがあると言って良いだろう。逆にそのせいでリコーダーがチープな楽器玩具のように感じている人も少なくないが、もともとは本格的な木管楽器のひとつ。今日はそのリコーダーの魅力をお届けしよう!

リコーダーは木管楽器に分類される。縦笛と呼ばれた楽器は古くから世界中にいろいろあったが、リコーダーの原型が生まれたのが中世ヨーロッパだ。そして現在の形になったのは15世紀のルネサンス期。リコーダーの一番の特徴は、誰が息を吹き込んでもとりあえず音が鳴る仕組みと言って良いだろう。吹き口のすぐ先の厚みを斜めにカットした穴こそがその仕組みで、サッカーの審判なんかが使うホイッスルと同じ原理だな。

18世紀のバロック期になると貴族の間でリコーダーが大流行する。バッハの《ブランデンブルグ協奏曲》でもリコーダーが活躍するし、ヘンデルも王女たちのためにリコーダーのソナタを作ったほどだった。しかしモーツァルトやベートーヴェンが活躍した古典派の時代になると、リコーダーはフルートに取って代わられ、姿を消してしまう。これはオーケストラの演奏だとリコーダーの音量が小さくて合わなかったためだった。

こうして忘れ去れた楽器となったリコーダーだったが、20世紀初頭に古楽器の研究をしていた演奏家のアーノルド・ドルメッチが復元に挑んで成功する。そして1936年にはベルリン五輪が開催され、その開会式でリコーダーの演奏が行われるほどポピュラーになった。その演奏を見た日本人指揮者の坂本良隆が感銘を受けて、日本で普及させたのが後のリコーダー教育に繋がったんだ。

最近はネット動画でもリコーダーが人気だ。『ピタゴラスイッチ』のテーマ曲でおなじみの栗コーダ—カルテットはもちろん、アニメの主題歌をリコーダーで吹いて多重録音した動画や、ロシアのリコーダー奏者によるMVが話題になっている。誰でも吹けるリコーダーだからこそ、その可能性は無限大だ。今日は詳しい人に会って、その魅力やちょっとしたコツを聞いてみよう。Here we go!
ONAIR LIST
11'48" / 帝国のマーチ / 栗原正己
15'29" / Route 66 / George Maharis
34'22" / Day By Day / Anna Kolchina
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