ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー

2014.07.05

第66話 猫

リンカーンもニュートンもやっぱり「猫」が好きだった!
第66話 猫
猫って不思議な生き物だよな。いつもぐうたらしているくせに、獲物と決めたモノを追いかける時は驚くほど俊敏だし、飼い主のことなんか気にせず自由気ままに生きてるようで、たまに妙に人懐っこく甘えてくる。俺なんかよりもよっぽど宇宙から来た生き物っぽいよ。きっとあの柔らかい肉球には人類が知らない未知の物質が詰まっているに違いないぞ。

そんな猫を歴史上の偉人たちもこよなく愛してきた。たとえば第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンはホワイトハウスで初めて猫を飼った人だ(それも4匹も)。彼は「猫のためなら道を譲る」と言われた猫好きで、南北戦争の戦場でも親を亡くした子猫を見つけて保護している(軍の最高司令官としてもうちょっとやるべきことがあるだろうと部下たちが内心で総ツッコミしたのは想像に難くない)。そんな夫にリンカーンの奥さんは「ご主人の趣味は?」と聞かれて「猫」と即答したほどだった。

人類の歴史上でもっと偉大な科学者、アイザック・ニュートンもまた猫を心から愛した人だった。彼のもっとも優れた業績は、万有引力の発見でもなければ微積分の確立でもなく、猫のくぐり戸の発明と言っていいだろう。ニュートンは愛猫たちが自由に外へ出られるよう、親猫のための大きなくぐり戸と、子猫のための小さなくぐり戸を考案したんだ。ただし、子猫たちも親猫用の大きなくぐり戸を使ったため、小さなくぐり戸は必要なかったが。人類史上最高の天才は、ボケも天才級だったってわけだ。

日本なら『枕草子』で猫好きな一条天皇が紹介されている。一条天皇は愛猫に「命婦のおもと」と名付け、乳母を付けた上で従五位の位を与えた(当時、たとえ動物でも五位未満の者は昇殿を許されなかったので、自分の部屋に猫を連れていくにはそうする必要があった)ほど猫を可愛がった。そして、その猫がちょっと犬に吠えられただけで激怒してその犬を島流しにしようとしたり、子猫を産んだからといって皇族が生まれた際に行う「産養の儀式」を行ったり、数々の騒動を巻き起こしたんだ。そりゃ清少納言じゃなくてもエッセイに書くよな。

まあ、歴史上にどんな猫がいたって、一番可愛いくて一番賢いのはウチのピートだけどな(猫の飼い主ならみんな同じことを言うだろうが)! 今日はガレージの屋根裏でピートが何か企んでいるようだから、猫の習性や生態に詳しい人に会って、猫がどんな生き物なのか教えてもらおう。きっと猫の新しい一面が見えてくるはずだ。 Here we go!
ONAIR LIST
3'42" / Route 66 / George Maharis
11'44" / Saudade Fez Um Samba / Joao Gilberto
35'17" / Seu Encanto / Marcos Valle
42'22" / It's A Lovely Day Today / Astrud Gilberto
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