ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

宇宙

2014.10.18

第81話 宇宙

ジュール・ヴェルヌから始まった「宇宙」への旅
第81話 宇宙
宇宙はいいぞー。なにせ空気がないから星がめっちゃキレイに見えるし、空気がないってことは音も聞こえない。本当の静寂っていうのはああいうことを言うんだろうな。そして青く輝く地球の美しさときたら! ……というわけで、今週はちょっと行ってみないか、「宇宙」まで。

おっと、地球人にとっては宇宙はまだまだ遠い存在なのかな。なにせジュール・ヴェルヌが世界で最初の本格SF小説『月世界旅行』を発表して「もしかして人類は月まで行けるんじゃね?」と考えたのが1865年だから、たかだか150年前の話だ。しかも当時は「お子様向けの空想物語としてはおもしろいんじゃない?」なんて笑う人も多かったから、人類にとって宇宙がどれだけ遠い存在だったかが窺われるだろう。

しかし『月世界旅行』の発表から約30年後の19世紀末に、ロシアの科学者ツィオルコフスキーがロケットで人類が宇宙へ行けることを数学的に証明する。さらにツィオルコフスキーは宇宙服、人工衛星、宇宙エレベーターなどのアイデアも生み出したことから「宇宙工学の父」と呼ばれるているな。《地球は人類のゆりかごだが、人類が永遠にゆりかごに留まることはないだろう》という名言を残したのも彼だ。

そのツィオルコフスキーの理論を実証すべく、ロケットの研究に生涯を捧げたのがアメリカのゴダードだ。1926年にゴダードが打ち上げたロケット「ネル」は2.5秒で13mほど飛ぶが、これが世界初の液体燃料ロケットだった。ゴダードは生前、マッドサイエンティスト扱いされ報われることなく亡くなったが、1969年にアポロ11号が月面に着陸した時、SF作家のアイザック・アシモフが「ゴダードよ、我々は月にいる」とコメントしたくらい、現在は宇宙開発のパイオニアとして尊敬されている。

むしろマッドサイエンティストといえばフォン・ブラウンだな。フォン・ブラウンはNASAでアポロ計画の指揮をとった人物だが、その前はナチス・ドイツで世界初の大陸間弾道ミサイル「V2ロケット」を開発していたんだ。後にアメリカへ亡命してから「宇宙に行くためなら悪魔に魂を売り渡してもよいと思った」と語っているが、これぞまさにマッドサイエンティストの面目躍如といったところだろう。

21世紀になった今、宇宙が人類にとって身近な存在になる日がもうすぐそこまで来ている。今日はその最前線にいる人たちに会って、宇宙の話を聞いてみよう。そして人類が気軽に宇宙へ旅行できるようになったら、一緒に月面で宙返りをしようじゃないか! Here we go!
ONAIR LIST
3'31" / Route 66 / George Maharis
12'07" / Fantasy / Fried Pride
37'19" / Fly Me To The Moon / Halie Loren
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