ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : 旅・観光

噴水

2015.06.20

第115話 噴水

ゲストコメント
株式会社ウォーターデザイン 代表取締役社長 山本誠さん「山形には100m級の噴水があります」
株式会社ウォーターデザイン 代表取締役社長 山本誠さん
その昔、イタリアでは山の高いところから水路を引いて、その高度差で噴水を作っていました。でも今は電気の力を使います。しかも最近は単純なポンプだけではなく、圧縮した空気の圧力で一気に吹き上げる噴水も開発され、それによって高さ120mまで吹き上がる噴水も実現しています。そんな巨大な噴水として有名なのが「ドバイ・ファウンテン」です。

最近は見るだけではない「参加する噴水」も増えています。これは手をかざして水を遮って愉しむ噴水なので下が池になっていません。噴水の制作を依頼されるお客様は皆さん「世の中にない噴水を」と仰いますが、それはなかなか難しいというのが現実です(笑)。配置を考えて、水が出たり止まったり低く上がったり高く上がったり、いわば振り付けのようなことはしますが。

欧米の感覚だと噴水は単純に水が上がっていればいいというものですが、日本だとそこに繊細な動きや水しぶきの音が求められます。上がった水が斜めになってモノにあたって水しぶきが上がり太陽光線が見えるような噴水や、360度回転して一瞬にしてまっすぐに立ち上がる噴水などは日本がもっとも得意としています。

また、ざわざわしている繁華街でも50dBくらいの水音がする噴水を上げると、一瞬で雰囲気が変わってすばらしい環境になります。50dBの水音というのは水道水を石畳にまいた時の音くらい。あの音が周りの雑音を抑えて、その空間を心地よい水の音で満たしてくれるんです。そういうことも考えて噴水をデザインします。

欧米では乾燥した土地で湿度を増して快適にするために水を上げたのが噴水の始まりでした。しかし日本はもともと湿度が高いのでそういう必要性はなく、水の音を愉しむために噴水が考えられました。現在、山形には「月山湖大噴水」という100m級の噴水もあります。街中で100mの噴水は難しいので、こういう噴水を見ようと思ったらちょっと遠出してみて下さい。
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