ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

サウナ

2016.11.26

第190話 サウナ

ゲストコメント
東京都市大学 温泉療法専門医 早坂信哉さん「医学的に正しいサウナの入り方」
東京都市大学 温泉療法専門医 早坂信哉さん
医学的にもサウナは健康に良いものです。ただし、よく巷で見かける我慢大会のような入り方などはもってのほか。汗をダラダラと流しながら「誰が先に出るのか」なんて我慢をしていると、体温が上がりすぎて、酷いときには熱中症になってしまう可能性もあります。適切な時間は温度によって変わりますが、100℃近い熱いサウナなら5分、長くても10分にとどめておきましょう。それで十分に体温が上がって汗が出てきます。汗が出てきたらいったん出て、汗を流して下さい。

サウナを出た後の水風呂も使い方に注意しましょう。中にはとても冷たい水風呂もありますが、そこへ熱いサウナからいきなり飛びこむと、心臓に負担がかかって、血圧も上がります。場合によっては不整脈や狭心症に繋がる可能性もあるので、30℃くらいのぬるま湯がおすすめです。熱いサウナの後ならこれでも十分に冷たく感じます。また、少し休んでから再びサウナに入るのは構いませんが、やりすぎると疲れてしまうので、1回の入浴につき2回くらいまでにしておきましょう。

サウナは「温熱効果」といって、体が温まることが最大のメリットです。体が温まり、全身の血管が拡がることで、血液の流れがとても良くなります。人間の体には細胞がたくさんありますが、その細胞へ酸素や栄養を送っているのは血液ですし、細胞が活動した後の二酸化炭素や老廃物を回収するのも血液です。だから血液の流れが良くなるのは疲労回復に繋がります。汗をかくことで疲労が回復するわけではないことに注意して下さい。

お風呂に入るとお湯の水圧がかかります。元気な人なら問題ありませんが、年輩の方や心臓に病気を持って方は、その水圧でちょっと息苦しさを感じることがあるんです。その点、サウナは水圧がかからず、温熱効果だけを得られるのが利点です。60℃程度の温いサウナに10〜15分くらい入るのであればかなり安全に利用できます。フィンランドでは「毎日サウナに入ると長生きできる人が増える」という研究結果も出ているので、ぜひサウナは安全に利用して下さい。

ちなみに熱いサウナに入ってもヤケドをしないのは、人間の体の周りに薄い空気の膜「限界層」があるからです。普通に生活していても皮膚の表面には薄い空気の膜ができています。この限界層が体の表面を保護し、さらに空気は水と較べて圧倒的に熱を伝えない性質があるため、100℃のサウナに入ってもヤケドをすることはありません。
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