ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : ドライブ

渋滞

2017.05.06

第213話 渋滞

ゲストコメント
「渋滞学」著者 西成括裕さん「ほんの些細な理由で高速の渋滞は起こります」
「渋滞学」著者 西成括裕さん
── なぜ高速道路が渋滞するのでしょう?

一般道の渋滞なら、原因の1位が交差点で、2位が違法駐車で道路が狭くなっているところ。ところが高速道路には交差点も違法駐車もありません。そんな高速道路が事故でもないのに渋滞するのは不思議ですよね。実は高速道路で渋滞する一番の原因は登り坂。それも分度器で測ったら1度とか2度くらいしかない登り坂です。

微妙な登り坂は運転手も気付かないので、アクセルをそのまま運転していると、ちょっとだけスピードが落ちます。すると後ろの車との距離が詰まり、後ろの車が軽くブレーキを踏む。そのランプを見たさらに後ろの車もブレーキを……こんなブレーキのバトンがどんどん後ろに伝わっていき、十数台後には止まってしまうのが高速道路の自然渋滞です。

── そんな微妙な登り坂のせいなんですか?!

渋滞情報でよく耳にする小仏トンネル、花園IC、大和トンネルなどはすべて登り坂になっています。こういった場所で起こる自然渋滞が全体の60%で、事故や料金所の渋滞よりもはるかに多いんです。ブレーキのバトンを伝えてしまうのが渋滞の一番の原因。ですから渋滞を起こさないために車間距離を詰めすぎないようにしましょう。

車間距離を詰めると到着も遅れるし、事故の可能性も増え、さらに燃費も悪くなります。高速道路では車間距離の目安は40m。車線を区切る白線が12m+間隔8mで描かれているので、ちょうど2本分ですね。それ以上に車間距離を詰めても良いことは何もありません。

── それでも渋滞にハマってしまった場合はどうしたら良いのでしょう

目の前が渋滞していたら、そのまま高速を走るか、降りて一般道を走るか、皆さん悩むと思いますが、結論を言えば「そのまま」の方が速いです。統計的に9割の確率で上が混んでいたら下も混んでいますから。高速の渋滞は平均時速20kmくらいですが、一般道の渋滞だと平均時速10km以下。高速の方が2倍以上速いんです。特に中央道と国道20号、常磐道と国道6号のような並走している道路は確実にハマります。

どの車線を走るかも渋滞では頭を悩ませるテーマですね。つい右側の追い越し車線に行きたくなりますが、みんなそう思うので左側の走行車線の方が空きます。渋滞ができかけの時は左側が平均時速35kmで、右側が時速25kmという調査結果があるので、左側の方がだいぶお得です。トラックのドライバーは経験的にそのことを知っているようで、左側を走っている人が多いですね。
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