ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : アウトドア , カルチャー , 旅・観光

多摩川

2017.06.10

第218話 多摩川

ゲストコメント
フィッシングジャーナリスト、東京海洋大学教授 奥山文弥さん「多摩川で大物を釣ろう!」
フィッシングジャーナリスト、東京海洋大学教授 奥山文弥さん
── 多摩川ではどんな魚が釣れますか?

春になると河口付近の京浜運河からマルタという魚が多摩川をさかのぼって産卵しに来ます。マルタはウグイに似た魚で、体長50〜60cm。何万匹ものマルタが川に上ってきてバシャバシャと水飛沫を上げるその光景は、遊歩道から見ても「あ、魚があそこにいる!」と分かるほどです。二子玉川から中野島までの10kmくらいの範囲で産卵するので、そこで多摩川ならではの釣りが愉しめます。

さらにマルタの卵を食べる魚もたくさん集まります。コイニゴイナマズフナなどのけっこう大きいサイズが卵を食べに来るので、その巨大魚を狙う釣りも愉しいものです。コイなら普段は50〜60cmサイズが釣れるのですが、マルタの産卵の時期になると「今までどこにいたんだろう?」と不思議に思うくらい70〜80cmサイズのコイが現れます。

── 具体的にはどうやって釣るのでしょうか

コイを釣るなら、ミミズや練り餌を使ったエサ釣りもできます。パンやポップコーンを撒けばパクパクと食べるために浮かび上がってくるので、パンそっくりのフライを作って釣るのもおもしろいでしょう。コイはのぼって来たアユを食べるのでルアーで釣ることも可能です。

コイは本当に何でも食べますが、実は胃がない魚です。魚類学で「無胃魚」と呼ぶのですが、胃がないせいで満腹することを知らず、エサがある限り食べ続けます。だからコイが人の足音を聞いて逃げていっても、エサを撒いたりしながら待ち続ければ居心地の良い場所に必ず戻ってくるので諦めずに待ちましょう。

── 奥山先生が多摩川でおすすめの釣りポイントは?

渓流釣りでしたら奥多摩湖の上流の小菅川です。ここは村全体で釣り人を歓迎しているところで、川にいる魚の数を維持するために、釣った魚をリリースしなくてはいけない区間と、持ち帰ってもいい区間をしっかり区分けしています。初心者の練習にもぴったりですし、上級者も満足できる場所です。

多摩川の上流には支流がたくさんあって、中には「こんなに魚がいるの?」という場所もあります。そういう場所はクルマでけっこう奥まで入らないと辿り着けません。あなただけの秘境が見つけられるかもしれないので、ぜひ探してみて下さい。ただし魚の保護のために禁漁河川に設定されている場所もあるのでそこはちゃんと確認して、多摩川の釣りを愉しんでいただければと思います。
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