ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

将棋

2017.09.09

第231話 将棋

ゲストコメント
女流棋士三段 香川愛生さん「将棋の戦法はこうして決まります」
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女流棋士三段 香川愛生さん
── 将棋の戦法ってどんなモノなんですか?

将棋はお互いに20枚の駒を使い合って戦うゲーム。その限られた戦力をどう使うかを戦術とか戦法と呼びます。私なら「振り飛車」と呼ばれる戦法が好きですね。将棋で一番強力な駒とされるのが飛車なので、飛車をどう使うのかが戦法では重要なんです。その飛車を最初の位置から横に大きく動かして(=振って)、そこから相手に向かって攻めていくのが振り飛車です。

将棋には「前進できぬ駒はない」という格言があって、駒を前に進めて敵を攻撃するのが基本です。そこで、どの列で攻めるかで戦法が分類されていると言っても良いでしょう。飛車を最初の場所から動かさず、そのままの列から攻めていく戦法は「居飛車」。飛車を将棋盤のちょうど真ん中の列まで動かして攻めるのは「中飛車」と呼ばれます。

── 相手が悩んでいる間、待っている方はどう思ってるんですか?

将棋はそれぞれの持ち時間が決まっていて、考えられる時間は限られています。ですから途中で考え込んでしまうと、どんどん自分の持ち時間が減って、後で不利になるんです。そんな事情があるので、待たされるのはありがたい限りです。しかも相手が悩んでいる間にこちらも考えて準備しておけますから。

むしろ時間を使わずにパッパッと指される方が嫌ですね。そういう指し方を「早指し」というのですが、決断力のある方はこちらの指した手が引っ込む前に手が出てきたりします。そんな風に指されると「読みに自信がありそうだ」と思ってしまうので、対戦相手としてはとても嫌ですね。

── 持ち時間ってプロだとどれくらいなんですか?

大会によって決まっていて、たとえば私がタイトルを獲った女流王将戦という棋戦は1人25分しかありません。それが女流王位戦だと1人4時間。朝10時から始まって、お昼休憩を挟み、終わるのが夜の7時とか8時になります。短距離走と長距離走のようにペース配分がまったく違うのですが、どちらもちゃんと対応できないとプロとして戦っていけないので大変です。
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