Program オンエアー情報

Hellosmile Lounge
Personality
小巻亜矢
女性ならではの健康面やメンタル面での悩み、
キャリアや恋愛問題に絡む悩みなど、日曜日の深夜だからこそ、
ちょっと話づらいことも一緒に考えていきます。
小巻亜矢

第13回 オンエアー

[2015.09.27]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いたシングルマザーのお悩みについて
一緒に考えていきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



▼ラジオネーム:ジャスミンさん(32歳/会社員)
こんばんは。毎週ベッドの中で聴かせてもらっています。
私の悩みは、これからの事です。
シングルマザーで小学1年の子がいます。
仕事と育児、家事など・・・本当に辛いです。
寂しい思いはさせたくないと思っていても、時間が・・・
食べていくには仕事をしないと・・・
日曜の夜はまた一週間が始まってしまうのかと涙が出てしまいます。
私だけじゃないと思っていても、辛いです。

(小巻さん)
ジャスミンさん、本当に頑張っているんですよね。
シングルマザーの方は多いです。私もその経験者でした。
ただ、私の場合は本当に恵まれてたシングルマザーだったなって。
子供にとっての両方のおじいちゃんおばちゃんに愛されて、助けてもらって、
非常に良い関係性の中で、子育てをしてきたんですよね。
それでも、自分が仕事で、肩身の狭い思いをさせたくないとか、
病気一つとっても、やっぱりこれからのことがすごく不安なんだろうなと、
だから涙が出そうなくらい共感するんですよね。
今、シングルマザーがすごく多くて、1973年の当時と比較すると、もう2倍だそうです。
日本のシングルマザーの数は、123万8千世帯ですって。
だから、1クラスの中にも多いんだと思います。
そう意味では、共感で きる仲間が多いので、ジャスミンさん、1人で頑張ろうと思わないで、
愚痴を言ったり、周りに聞いたり、
どんどん1人で閉じこもらないで、ネットワークは絶対活用した方がいいなと思います。
たぶん、自分を責めるいろんな矢印が刺さっているんだと思います。
シングルマザーであることそのものも、自分を責めてるし、
子供と一緒に居てあげられる時間が短いとか、ジャスミンさんがどうかわからないですが、
貧困の問題や、「これをしてあげられない」とか、いろんな“ない”が、
ジャスミンさんを苦しめているんだと思うんですけど、
まず、そこから自分を解放してあげてほしいなと思います。

(菅野さん)
そうですね。子供にかまってあげられる時間っていうのも、
仕事をしていると限りはあると思うけど、でも、時間の長さより、濃さが大事かと思うので。

(小巻さん)
そうですね。いろんな工夫はできると思うんですね。
私が実際にやっていたのが、必ず朝、自分か子供が家を出る前に、
7秒ギュっと抱きしめるっていう、「7秒抱っこ」。
今日も1日元気でいてね、笑顔でいてね、とか、なんでもいいんですけど、
思いを込めてハグをするんです。
そうすると、子供もすごく満たされて1日を過ごすし、自分が元気をもらえるんですよね。
7秒でいいの。それで、濃さを実感してほしいんです。
同じ1日が始まったとしても、きっと違う1日になると思います。

(菅野さん)
こっちが愛情をかけてあげたらきっと伝わりますよね。

(小巻さん)
伝わります。大切にされている感がお互いに必要だと思います。

(菅野さん)
子供は絶対、ジャスミンさんの味方だと思います。

M:FLY ME TO THE MOON / CLAIRE

(小巻さん)
ジャスミンさん自身が笑顔でいることが、子供にとっての何よりの栄養なので、
本当に、ママが笑顔でいるっていうことが、子供にとってすごく大切なことなんです。
自分が、まさに30代いろんなことがあって、
いつの間にか自分が表情を失くしていた時期があって、
その時、上の子が幼稚園の年長さんだったんですけど、
「クリスマスになにがほしい?」って聞いた時に、「何にもいらない。」って。
「物じゃなくても、どこか行きたいでもいいよ」って言ったら、
「それもない」って言われたんですよね。
「じゃあ、どうしていたら一番ハッピー?」って聞いたら、
ちょっと間があいて、「ママが笑っていたらハッピー」って言ったんです。
…いま話をしていても涙が出そう。
たぶん、本人は忘れていると思うんですけど、そのくらい子供ってママの顔をよく見ているし、
ママが笑顔だと、良いんです!おかずが一品でも、いいんです。
やっぱり笑って、「なんか美味しいね」って食べられれば、それでいいんだと思うんです。
学校の事とか、これからのことすごく不安がいっぱいだと思うんですね。
まずは、一つ一つ不安なことを書き出して、じゃあそれについてどうしたらいいのか、
誰かに相談したらいいのか、自分が頑張ればいいのか、子供と話をして解決していくのか、
見えない不安に負けないようにしてほしいんですね。
書き出して、検討するって、たぶん仕事のノウハウが活きると思います。
チェックしてアクションを考えて、やってみて、またチェックして、
仕事でやっていることが活きるので、全部無駄なことは絶対にないので、
一つ一つ全てが子供のためなんです。そう思って、自分にたくさんOKを出してほしいと思います。

(菅野さん)
あと、時間ないと思うんですけど、自分にご褒美をあげれる時間があったらいいですよね。

(小巻さん)
すごく贅沢なことでなくても、自分のためにお茶を入れる、お風呂を長めに入る、
そんなことでもいいので、
自分にご褒美もあげながら、自分が笑顔になれることを考えることが、
子供にハッピーをあげることだっていうふうに思っていただければなと思います。

(菅野さん)
これからのことが不安だっておっしゃっているんですけど、
私も母親がシングルマザーなんですよ。
だからこそ、私は、「私がお父さんになろう」って子供の時に思って、
ずっと一緒に頑張っていこう、支えていこうって思いながらやってきたので、
今はまだお子さんが小さいと思うんですけど、これから大きくなっていったら、
きっとそうやって思ってくれるんじゃないかなと。

(小巻さん)
いつの間にかね、子供がママを守ろうって思っているんですよね。

(菅野さん)
そうなんですよ!だからきっと、これから良くなっていくって思います。

(小巻さん)
私もそう思います。泣きたいときは泣いて、そして笑って朝を迎えられたらいいですね。

(菅野さん)
子供にも甘えつつ、周りの人にも甘えつつ、無理し過ぎずにやって いってほしいと思います。

M:Moon River / Audrey Hepburn

(小巻さん)
やっぱり人生ってたくさんいろんな出会いがあるじゃないですか。
でも今思うと、我が子と呼べる存在と出会えたってことが、
やっぱりものすごいハッピーだと思うんですよ。
だから、そのハッピーを抱きしめて、十分堪能して、人生楽しんでほしいなと思いました。

(菅野さん)
私も、より母親のことを大切に思えるようになったし、より絆が深まった気がするので、
これから悲観せずに、頑張っていってほしいなと思います!

(小巻さん)
良いことはいっぱいあります!


M:Ontario Gothic / Foxes In Fiction
M:FLY ME TO THE MOON / CLAIRE
M:Moon River / Audrey Hepburn

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第12回 オンエアー

[2015.09.20]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いたお悩みと共に、改めて子宮頸がんについて、
ハロースマイル実行委員会実行委員長の小巻亜矢さんと共にお届けします。



▼ラジオネーム:みかんさん(24歳/神奈川県)
はじめてメールします。先日、市からの検診の案内で、子宮頸がんという項目があったのですが、
特に、体調にも変化がないので、スルーしていました。
ただ、このラジオを聞いて、20代にも多いガンということで、ちょっと気になり始めました。
子宮頸がんになると、何か自覚症状はあるものでしょうか?
とくに、気になることがなくても、検診をうけた方がいいですか?

▼ラジオネーム:ベビーGさん(20歳/長崎県)
はじめまして。 子宮頸がん検診のことで質問があります。
私は性行為の経験がないのですが、性行為をしたことがない時は
子宮頸がん検診を受けなくても良いのですか?
教えていただけると嬉しいです。


(小巻さん)
まずは、ベビーGさんの質問の、「性行為をしたことがない人も検診に行かなくては
いけないのですか?」ということなんですけども、
子宮頸がんの原因が、ほぼ性行為による、ヒトパピローマウイルスの感染なんです。
頭文字をとって、HPVという風に言うのですが、性行為をしたことのある女性であれば、
ほとんどの人が感染するくらい、ありふれたウイルスなんです。
お医者さまがセミナーの時に例えとして言うのは、風邪よりもありふれたウイルスで、
特別な男性だけが持っているウイルスではなくて、
ほぼ全ての方が持っていうようなウイルスなんです。
なので、性行為をしたことがあれば、90%以上の女性が一度は感染しているんです。
でも、同じ人ごみにいても、風邪を引く人と引かない人がいるみたいに、性行為によって、
ヒトパピローマウイルスに感染しても、感染が持続してしまう人と、
いろいろな免疫機能が働いて、感染したヒトパピローマウイルスが
すぐに排除される人がほとんどです。
何らかの事情で、感染が持続すると、細胞が異常をきたしていきます。
それもゆっくり6〜10年くらいの長い時間をかけて、癌に向かって異形成といって、
形が変わっていって、そのまま放っておくと、癌になってしまう、という病気なんです。
ですので、ベビーGさんの質問にあるように、性行為の体験がない人は、
検診を受ける必要は、ほぼ「ない」と言われています。ただ、“ほぼ”なんですよね。
やっぱり病気って原因が分かっていても、100%ってことは言いきれないので、
やっぱり婦人科の検診に行くということを、どっかの時点から自分の中で、
「定期的に行くものだ」と習慣をつけてほしいなと思うんです。
子宮頸がんの検診じゃなかったとしても、婦人科に行って、生理の周期が大丈夫なのかとか、
卵巣の状態はどうだろうかとか、そういったことも含めて、
婦人科に行って、正直に「自分はまだ性行為の経験はないのですが、
検診を受ける必要はないと聞いていますが、でも自分の体調については気になります」と、
“婦人科に行く=検診”と考えずに、定期的に婦人科に足を運ぶきっかけにしたら
いいと思うんです。
女の子って、生理痛や月経不順、月経前のイライラだったり、
本当にいろいろあるじゃないですか。
これをきっかけに、自分の身体をチェックするということは、
定期的にやるものだと思っていただくといいなと思うんです。
みかんさんの、「子宮頸がんについて、自覚症状はないんですか?」という質問なんですが、
自覚症状はないんです。
癌が進んできて、不正出血とか、痛みとか、症状としてあ現れてくる時は、
もうかなり進んでしまっている状況で、みかんさんの年齢から行くと、
ほぼ自覚症状がないけれども、
もしかすると、ヒトパピローマウイルスに感染していることがある“かも”しれないんです。
ですので、20歳を過ぎたら、女性のたしなみとして、検診に行くことを普通のこととして、
何かがあってから、痛みがあってからでは、“治療”になってしまうので、
“チェックする”ということを、生活の中に、取り入れてくれるといいなと思います。

M:For All We Know / The Carpenters


(小巻さん)
このHellosmileのキャッチフレーズ「あなたとあなたの大切な人の笑顔のために」。
この活動を始める時に、どうしてもこれを伝えたかったんです。やっぱり癌て怖いじゃないですか。
まだ若い女性だと、自分が(癌になる)というより、
自分の親、親戚のおじさんおばさんということが多いのかなと思うですけど、
私の場合は、自分が癌の体験をしているので、癌になるっていうことが
自分自身にとってどんなインパクトがあるかってことを体験しているんですよね。
それは、今から思うと、すごくいろんなことを教えてくれた貴重な体験だったんですけど。
やっぱり、あと半年生きられるんだろうか、3年生きられるんだろうかという、
すごく命について深く考えたし、やっぱり絶望感も味わったし、いろんなことが起こるんです。
それと同時に、家族に対してのインパクトも、皆から笑顔がなくなってしまう。
そういう経験をしているので、癌になるということを自分事として考えていただいて、
もし自分がとか、家族が、とかいつも考えている必要はないんですけど、
これをきっかけにちょっと考えて、自分も笑顔でいて、
やりたいことをやっていたらハッピーだし、
自分が病気になって家族やパートナーを悲しませるのも辛いので、
そういった意味で、「あなたとあなたの大切な人の笑顔のために」、やっぱり検診にいく、
定期的に自分の身体をちゃんと考えるということをやってほしいと思うんです。
みかんさんやベビーGさんの年代、20代であれば、2年に一回でもいいので、
ぜひ、検診に行くということを、ご自身もだし、
周りの人にも伝えていただけたらいいなと思います。

(菅野さん)
そうですよね。せっかく、子宮頸がんは、唯一、
定期的に健診を受ければ予防ができる癌ということですからね。

(小巻さん)
そうなんです。やっぱり癌にならない方がいいです。
いろんなことを教えてくれる貴重な経験とはいえ、ならない方がいい!
なので、是非検診に行ってくださいね。

(菅野さん)
詳しくは、HellosmileのサイトにQ&A方式でも載っているので、是非チェックしてみて下さい。

M:Smile / ナット・キング・コール


(小巻さん)
ほんとに唯一予防ができるってすごいことですよね。
これをしたら絶対に風邪を引かないって言ったら、皆するじゃないですか。
そんな感じで思ってくれたらと思うんですよ。“癌”になると急に構えちゃうので、
そうじゃなくて、本当に身近なこととして一緒に考えていきたいと思います。


M:Lorelei / Cocteau Twins
M:For All We Know / The Carpenters
M:Smile / ナット・キング・コール


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第11回 オンエアー

[2015.09.13]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いた「家を出る勇気がでない」という
女性のお悩みについて一緒に考えていきます。どんなアドバイスが出てくるでしょうか?
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



▼ラジオネーム:ころりんさん(26歳/会社員)
こんばんは。つい最近、たまたま流してたラジオからハロースマイルを聞き、
それから毎週聞いています。
ゆううつな日曜の夜にとてもぴったりです。いつもありがとうございます。
早速ですが、私の悩みを聞いてください。
私の悩みはずばり「家を出る勇気がでないこと」です。
恥ずかしながら26年間ずっと実家暮らしをしてきました。
20代前半の頃は仕事や友だちとの遊びに夢中で遠い未来の様に思っていたことが、
25を過ぎたあたりから急に現実的に感じ始めたのです。
仲の良かった友人が次々に結婚し始めたこと、
転職した職場で年上の先輩方の姿を見ていると自分が本当に幼くて情けなくなりました。
とりあえず家を出て一人暮らしをしようと物件を探したりもしましたが私は
やはりひとりで過ごすことがつらいです。
もっと甘えていたいし、でも自立出来ていない自分も嫌なんです。
結婚を考える彼氏もいません。 何か上手な心の持ち方などアドバイスお願いします。

(菅野さん)
自分のことをこんな風に客観的に見えているのは、全然幼くないですよね。

(小巻さん)
ちょうど周りの変化と自分自身のこれからのことを考えて、20代後半って、
「このままでいいのかな」って思いの果てに、
「家を出なくてはいけないじゃないか」「結婚相手を探さなくてはいけないんでじゃないか」という、
次から次へと自己否定のクエスチョンを持つ時期なのかなと思うんですけど、
でも、家を出るということそのものは、そこまで、ころりんさんが特別に甘えん坊で
幼いってことじゃないと思うんですね。
ちなみに、20代の社会人550名に実家暮らしに関するアンケートをしたという調査が
あるんですけど、
実家暮らしの社会人に、「あなたは何歳までに実家を出る予定ですか?」と聞いたところ、
56.3%が「やむを得ない事情がない限り」が半数以上で、
次いで「30歳までに」が14.2%だそうです。

(菅野さん)
実家で上手く生活できているなら、全然、家を出る必要ないと思いますけどね。

(小巻さん)
そうですね。実家にいて、自立の練習じゃないですけど、
「これとこれは自分でやろう」とか、「ここは親に甘えないで自分でやろう」ってとこから
始めてみるのもいいし、逆に親御さんにしてみると、手元においておくっていうのは、
すごく親孝行じゃないかなと思いますね。

(菅野さん)
“実家にいる=自立できていない”ってことでは全然ないと思うし、実家にいながらも
自立は出来ると思うんですよね。

(小巻さん)
最近会った女子大生なんですけども、大学に入った時に「自立しなさい」と親に言われて、
でも一人暮らしは心配なので、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に住んでいて。
やっぱり自立するのが一つの目標だったので、洗濯とかご飯を作るとか、
全て自分でやっているそうです。

(菅野さん)
実家にいても、自分のことは自分でやるっていうのは、自立ですよね。

(小巻さん)
そんなことからスタートしてみるのもいいかなと思います。

M:The Good Life / Robin Thicke

(小巻さん)
全体的に自己肯定ではなくて、自己否定の質問を自分にしてるんじゃないかなと思います。
「これでいい」と、今の状態で自分はベストを尽くしていると、まずは自己肯定をして。
その上で、いろいろ考えるのは、向上心の現れですので、本当に偉いと思います。

(菅野さん)
いや、偉いと思います。こうやってちゃんと考えていることが!

(小巻さん)
私もすごく偉いと思います。「これでいいや」って甘えてるんじゃなくて、
「もっとこうしないきゃいけないって」非常に向上心があって、素敵な方だなと思います。
自分で立つの“自立”と、自分を律するの“自律”ですが、立つという方は、
経済的に自分の足で立つってイメージ、律する方は、
精神的に、自分で自分を制御しながら生きていくイメージなんですけど、
ころりんさんはたぶんできているんですけど、
「もうちょっとこうならなきゃ」という思いが強い場合、
何か目標を立ててみるのがいいと思うんです。
すぐに実家を出るってところではなくて、「ここにいて、できることはなんだろう」っていうとこで。
「ここは絶対に自分でやる」とか、経済的なことであれば、いくらでもいいので親に家賃を払うとか、
そんなできるところから5%増しくらいちょっとハードルを上げたことから挑戦すると、
自己肯定感が上がるんではないかなと思います。

(菅野さん)
私は、10代の時に実家を出て、1人で東京に出てきたんですけど、
でも20代になって母親と住むようになったんですよ。
親にとって親孝行になっていると思うし、自立できていないって思ったことはなかったので、
でもそれは、家賃の面だったり、自分の生活は自分でしてるから思わないのかなと思います。
一回一人暮らししてみて、親の有難みが分かったので、
これからは甘えずにやろうって思いました。

(小巻さん)
短期間でもいいので、別に住むという体験をしてみるのもいいかもしれないですね。

(菅野さん)
確かに。それ良い刺激になって、実家に帰って両親に優しくできたりするかもしれないですしね。
ころりんさん、頑張ってください!

(小巻さん)
そういうことを真剣に考えているってことなので、
是非、自己肯定から一歩踏み出してもらいたいと思います。

M:NEW SOUL / YAEL NAIM

(小巻さん)
実家を出るってことも大人へのステップだと思うんですけど、
両親に“サンキューカード”ありがとうってメッセージを届けるのも
一つ自立のステップかなと思いました。

(菅野さん)
それに自立なんて、しなきゃいけない時ってくると思うので。
私の姉も、結婚するまで実家にいたんですけど、結婚したらしっかり子供育てて、
毎日ご飯作ってってやっているので。
きっと時が来ればできるんだと思います。なので、あまり考え過ぎずにやってみて下さい!

M:いかれたBaby / FISHMANS
M:The Good Life / Robin Thicke
M:NEW SOUL / YAEL NAIM

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第10回 オンエアー

[2015.09.06]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いた女性のお悩みについて一緒に考えていきます。
どんなアドバイスが出てくるでしょうか?
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



▼ラジオネーム:まなみんさん(26歳/愛知県)
私には趣味という趣味がありません。何か自分の好きなこと、
夢中になれるものがあれば〜といろいろ探しているのですが、
人がどう思うかとか、いろんな事を考えてしまい、
自分で歯止めをしているようで、なかなか見つかりません。
趣味があって夢中になることがある人を見るたび、うらやましく思ってしまいます。
こういうときどうしたらいいのでしょうか?アドバイスをお願いします。

(菅野さん)
“趣味”っていうのを一応、辞書で調べてみたんですよ。
「趣味とは、そのものを深く知ることによって味わえる独特の良さ。
利益などを考えずに、好きでしている物事。」ということらしいです。

(小巻さん)
そこをいくと、私は本当に、ズバリ、趣味=仕事、な感じですけど。

(菅野さん)
私もそう思ってました。
「趣味なんですか?」って聞かれると、「仕事だな」って思うんですよね。

(小巻さん)
仕事は、やっていればやっているほど、次の扉が見えて、知りたいことが広がっていくし。
それによって、成長している感もあったり、出会いがあったりと、
報酬ももちろん大切なんだけども、私も結以ちゃんも、どっちかというとそこ(報酬)ではなくて、
やっていて楽しい、自分の何かが満足できる、そんな感じだと思うんです。
あとは、たぶん趣味を聞く場合の会話の雰囲気って、
話題のきっかけとかで出る質問のような気がしていて。
聞かれた時って、そんな真剣にその人の趣味を追求しようとして
聞いているんじゃない気がするので、趣味がないと自分がつまらない人間じゃないかとか、
趣味がないこと=人生を楽しんでいないとか、あんまり突き詰める必要もないと思うんです。
なんか意外と気が付いたら好きなことを繰り返しやっていて、
「あ、これが趣味って言えるのかな」とか、
得意なことだったりとか、そういうことなのかなと思いますけどね。

(菅野さん)
それに私すごい思うんですけど、ちゃんと深く知識がなくちゃ、
好きって言っちゃダメみたいなのってないと思うんですよね。
好きって思ったら、全然知らなくても好きって言っていいと思うし、
情報量より、トキメキが大事だと思います。

(小巻さん)
なんか、「この夏だけの趣味」とかね、今マイブームっていうじゃないですか。
「マイブームがプリンです」とかで、いろんなプリンを食べていますとか、
そんなことでもいいかもね。
確かに、小さい頃から習い事みたいにずっとそれをやっていないと
趣味って言っちゃいけないんじゃないかっていうのもあるのかもしれませんね。
面白いデータもあって、男性の趣味、1位・スポーツ、2位・読書、3位・パソコン/インターネット。
女性の趣味、1位・読書、2位・旅行、3位・音楽鑑賞、というデータあるんですけど、
興味深いのが、趣味を聞かれて困った経験がある人が、
半数以上ということで、しかも7割以上の人が、困るんだけどとりあえず何か答えておく。
という、まさにそんな感じなんだと思うんですよね。

(菅野さん)
だって、趣味がインターネットでいいんですよ。
読書も、そんなに月に10冊読まなきゃいけないみたいなことないと思います。

(小巻さん)
なにか、最近よくしていること、そのぐらいの感じでいいんだと思うんですけど。
それより、人がどう思うかが気になるっていうところの方が気になりました。

M:You Make Me Feel Like Dancing / Leo Sayer

(菅野さん)
人がどう思うかを考えちゃって、趣味が見つからないってところ・・・そうですか?
なんか私は、好きなものは好きって言っていいと思うんですよね。
人目を気にするところなのかなって思っちゃうんですけど。

(小巻さん)
そうなれるといいなと、そう言える結以ちゃんが素敵だなと思います。
実は、私もまなみんさんと同じで、今はだいぶ違うんですけど、
何か質問された時に、「私どう答えればいいんですか」って逆に聞きたいくらい、
相手軸で考えていたっていうか。
たとえば、その場の雰囲気で、「ここはスポーツで答えなきゃいけないのかな」とか、
相手の軸で答えを探していた時期があったんですよね。
だから趣味を聞かれた場合だけじゃなくて、いろんなところで、
「私なんて答えたら、あなたの満足の良く答えなんでしょう?」みたいな。
でもそういう女性も多いかもしれないですよね。

(菅野さん)
そっか、全然考えてなかった(笑)
すごい好きなこと言ってました(笑)

(小巻さん)
好きなこと言って本当は全然オッケーで、今だったら、
「趣味って聞かれても困っちゃうな」とか、返せる技も身につけたと思うですけど、
まなみんさん、恐らくそういうことだと思うんですよね。
みんなひとりひとり変わり者じゃないですか。

(菅野さん)
そう思います!皆が同じである必要なんて全然ないし、
むしろ、違う方が面白いと思うから、私は「偏愛主義万歳」と思って生きているので、
偏っている方が人って面白いなって思うから、本当に自分がいいなって思うものは、
全然話しちゃうし、でもそれで面白がって貰えたりもするし。

(小巻さん)
今は私もそう思うんです。突拍子もないこととか、自分にはない世界を知ることで、
お互いに世界が広がるので。
質問に質問で答えるっていうのも有りだと思うので、まなみんさん、是非これを機会に、
「こう答えなきゃいけないんじゃないか」とか相手に合わせないで、
その時、ポッと出たことを答えるってことにチャレンジしてみたらいかがでしょうか?

(菅野さん)
そうですね。でも探しているってことですから。
私も去年ダイビングの免許取って、ダイビングという趣味が加わって。
私、趣味を全部仕事にしようっていうのが夢で、ラジオもそうだったんですけど。
ラジオを聞くなんて、日常の些細なことですけど、それも私は趣味だと思っていたから。

(小巻さん)
本当に何でも、考えようと言いようですよね。

(菅野さん)
あんまり趣味って言葉を深く考え過ぎずに、これ好きだなって思ったらもう、
それが趣味でいいと思います。

(小巻さん)
そして人がどう思うかってところから、一歩脱却してみるチャレンジも、
是非この秋してみればいいかなと思います。

(菅野さん)
まなみんさん、好きなこと言って大丈夫だよ!

(小巻さん)
絶対、大丈夫。みんな足りないものとか、自分にないものを知るって楽しいですからね。

M:Colors / Amos Lee

(小巻さん)
私決めました。この秋のマイブームは、菅野結以にします。

(菅野さん)
えっっ!?なんですか、そのどきっとする答えは!(笑)

(小巻さん)
結以ちゃんのことをウォッチングする秋にします!ブログとかね、他の番組も!

(菅野さん)
ちょっと変なことしないように気を付けます(笑)


M:Face It / Beach Fossils
M:You Make Me Feel Like Dancing / Leo Sayer
M:Colors / Amos Lee


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