Program オンエアー情報

Hellosmile Lounge
Personality
小巻亜矢
女性ならではの健康面やメンタル面での悩み、
キャリアや恋愛問題に絡む悩みなど、日曜日の深夜だからこそ、
ちょっと話づらいことも一緒に考えていきます。
小巻亜矢

第17回 オンエアー

[2015.10.25]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いた
「ネガティブな性格変えたい」というお悩みについて一緒に考えていきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



▼ラジオネーム:まなさん(18歳/学生)
20代30代ではないのですが結以ちゃんのファンなのでラジオを聴いています。
考えすぎたり気にしすぎたり、『ネガティブな性格』というのがすごく悩んでいます。
悪い方向に考えすぎて自分でも最近すごく、しんどくなります。
どうすれば、もやもやしなくなり、ポジティブになれますか?

(菅野さん)
私も根っこがだいぶネガティブなので、わかります。
特にまなさんと同じ18歳の頃とかは、ネガティブ盛りだった気がします。

(小巻さん)
不安とか心配に押しつ ぶされそうな感じですか?

(菅野さん)
そうですね。例えば、良いことがあっても、「この幸せはずっと続かない」って
思っちゃって、不安になったりとか、
18歳って学生が終わって社会人にならなきゃいけない歳だったりもするので、
将来の事とかも考えて、いろんなことが不安でしょうがなかったですね。

(小巻さん)
なるほど。それは、多くの方が体験することかもしれないですよね。
負のスパイラルに入って「どうしよう」、「こう思われてるんじゃないか?」
「上手くいかないんじゃないか?」、自然の災害のことまでも、
「起こったらどうしよう」とか、心配し始めたらきりがないと思うんですけど。
悪い方向に考え過ぎて、自分でもすごくしんどいんですね。
とはいえ、私も そういう時期が結構長くて、特に夜、布団に入ってから寝られないと、
どんどん悪い方向に考えて、怖くなってしまって、電気をつけてさらに眠れなくなる、
みたいな夜もたくさんあったんですけど、長年、負のスパイラルの中にいて、
そこから抜け出す時、1つは、何を不安に思っているか書き出すって決めたんです。
ノートとかに文字にして書き出すと、意外とくだらない、
思い過ごしだよねって思ったり、そのことに自分が気が付いたりします。
昼間でもネガティブになっている時は、やっぱりモードを変える意味で、
ビタミンソングのようなものを用意しておいて聴くとか。

(菅野さん)
それは大事です!私もいまだに常に持っています。
この曲を聴けばテンション上がるとか元気になれる とか、自分の中にストックしてあります。

(小巻さん)
音楽ってすごくモードを変えてくれるじゃないですか。
逆に静かに物事を考えたい時は、私の場合は、クラシックとかを聴くと、
本を読むのに最適で、物事をアカデミックに考えられるんです。
ちょっと落ち込んだ時とかは、アップテンポのロックを聴いたりとか、
音楽でモードを変えるのは割とすぐできることと思うんです。
ゆいちゃんはどんなビタミンソングを聴きますか?

(菅野さん)
何曲かあるんですけど、特に10代の頃、まなさんと同じ18歳くらいの頃に
すごく救われた1曲というのがあって、
その曲を私からのビタミンソングとしてお送りしたいと思います。

M:Hybrid Rainbow / the pillows

(小巻さん)
なんか本当に元気が出てくるような、でもちょっと染みますね。

(菅野さん)
そうなんですよ。私、この曲を聴きながら歩いて泣いたなってことを思い出していました(笑)
無理矢理ポジティブに、元気出そうよって曲じゃなくて、歌詞にもあるんですけど、
『昨日まで選ばれなかった僕らでも 明日を待ってる』とか、
『きっとまだ 限界なんてこんなもんじゃない こんなんじゃない』とか、
ナチュラルに自分に言い聞かせるみたいな曲で、
グッと自分の中に閉じ込めて大切にしようって、そんな1曲です。

(小巻さん)
誰でも心配だったり不安だったり、どんなに頑張っても報われない気がしたり、
理不尽な目にあったり、いろんなことがあると思うんですよね。
それでも、そこを乗り越えていくと、いつの間にか、無理矢理ポジティブというよりか、
取り越し苦労だったなと思うこともあるし、自分を強くしてくれたなって思うこともあるし。
まだ、まなさんは18歳なので、確かにこれからいろいろあると思うんだけども、
ビタミンソングとか、自分の気分を変えるいろんな術を、カードを用意しておいて、
その都度、気分を変えながら、そこからいろんなことを学んで栄養になっていくと思うので、
無理矢理ポジティブにって思わなくても、「みんなそんなもんさ」って感じでね。

(菅野さん)
ネガティブを経験してきて思ったのは、「起きてもないことで不安になるのは、
もったいないな」と思って、
それより、目の前のことを丁寧に一個一個、 楽しんでいこうと思ったら、
自然とポジティブに変わっていった気がしますね。

(小巻さん)
そうですよね。時間がもったいないなって気付く時もありますよね。
そんなこと考えるよりは、スキンケア1つもしようか、腹筋でもしようかとかね。(笑)

(菅野さん)
悪いこととか悲しいことがあった時も、私はもったいない精神で、
「この悲しいことを悲しいままにしておいたら報われないから、
この悲しみをどう自分のパワーにしてやる」とか、
「見返してやろう」とか、そういうパワーに変えるっていうのもいいと思いますね。

(小巻さん)
不安に思っていることでも、“来るなら来い”と!(笑)
来たら、私はそれを自分の力に変えるんだとか、
そんな切り替え力を、少しず つでもいいので、身につけられるといいですね。

(菅野さん)
ネガティブな言葉って、考え方ひとつでポジティブな言葉に変換できたりもしますよね。

(小巻さん)
ネガティブっていうのは、物事をすごく丁寧にとらえる性格だって思えるし。
心配性だったりって、自分を守ってくれているっていうのも大きいので、
自分はリスクマネージメントができてるんだって、
そんな風に思うとちょっと変わるかもしれないですね。

M:No One (Radio Edit) / Alicia Keys

オンエアー曲リスト
M:Kiss Me / Sixpence None The Richer
M:Hybrid Rainbow / the pillows
M:No One (Radio Edit) / Alicia Keys

【11月は子宮頸がん予防強化月間です】
来週11/1(日)は東京タワーがHellosmileのテーマカラー『オレンジ』になります♪
そしてHellosmileLounge、来週は生放送になりますので是非お楽しみに!

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第16回 オンエアー

[2015.10.18]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いた「人前で発言するのが苦手」という
お悩みについて一緒に考えていきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪

▼ラジオネーム:くまちゃんさん(25歳/会社員)
小巻さん、結以ちゃんに相談があります。
社会人になって3年経ちますが、相手先の方とお話する時とか、
会議とかで発言するのがすごく苦手です。
会話が弾まない、人前に立つと緊張するとかです。
友達や先輩といる時は普通に話が出来るのに、すごく緊張してしまうんです。
人見知りという性格もあるんでしょうが、これでは仕事にならないと焦っています。
どうしたらいいでしょうか。

(小巻さん)
上司の前や取引先の前でのプレゼンテ ーションとかは、
仕事で最も緊張する場面ですよね。あと、初対面の方と何を話していいかわからなく、
しどろもどろになったり、言い始めたことと、だんだん内容がずれてしまっていて、
自分でも気付いているけど、どうにもならない、とかね。

(菅野さん)
緊張って恐ろしいですね。

(小巻さん)
私たちも本当は人見知りだったり(笑)

(菅野さん)
私なんてですよ!昔からすごく人見知りで、なのにラジオが好きで、
パーソナリティになりたいって思って、
最初の頃は本当に、はじめましてのゲストの方とお話しするのに全然うまく話せなくて、
日々泣いていましたね。

(小巻さん)
どうやって克服しましたか?

(菅野さん)
「これはなんで緊張しちゃうんだろう」って考えてみたところ、
不安があるから緊張するんですよ。だから事前に、
不安をつぶしておくっていうのが大事だなって思って、
ゲストさんについて事前に調べておいたり、
「この人について、自分はちゃんと知りにいった」っていう、
自分なりの自信がつくと、その人と話す時もちょっと自信をもって話せるので、
そうするとだいぶ違いましたね。

(小巻さん)
言ってみれば“予習”ですよね。
予習は大事ですね。
特にプレゼンテーションの場合は、プレゼンテーションするとわかっていて臨むので、
そうはいっても緊張するものの、どれだけ自分が予習しているか、準備しているか、
せめて単語がちゃんと入っているとか、そういうことが大事ですよね。
それをして緊張するのはみんな同じだから、ただ一生懸命さが伝わると思うので、
そこは“習うより慣れろ”じゃないですけど、場数と予習で乗り越えていくしかないと思いますね。
そのうち歳を重ねると、まあまあそれなりに図々しくなってきてですね(笑)

(菅野さん)
年々、度胸ってついていきますよね。

(小巻さん)
ついていきます。それは何かっていうと、“経験”なんですよね。
そうすると、だんだん慣れていくんですけど、また新しいシチュエーションで話すとなると、
また躓いたりっていう繰り返しですよね。
みんなそうなので、自分だけじゃないって思ってもらえればと思うんです。
人前で緊張するのって、真面目な方だと思うんです。そこがどれだけ大事な場所かとか、
頑張って仕事を成功させたいとか、そういう思いがあるからだと思うので、
まずは、自分がダメだと思わないことが大事ですよね。
自己否定でなく自己肯定から始めてみるのが、何事にもベースになるので、
ダメだと思わないと思うことが、一番最初にした方がいいなと思うことです。

M:The Last Waltz / Engelbert Humperdinck

(小巻さん)
そもそも人と話すのが苦手だったり、会話も弾まないということで、
たぶん逆転の発想で、聞き上手さんなんですよ。
コミュニケーションが上手な人ってどんな人かっていうと、
人と話すのが上手で盛り上げる人って思われると思うんですが、
本当にコミュニケーション上手は聞き上手なんですよね。
会議や、一対一でお話ししている時とかに、相手が何を言いたいのだろうとか、
自分が発言していることに意識を置かないで、この人がこの言葉を使うのには
どういう背景があるんだろうとか、相手の言葉とか、その奥にある思いとか、
そこにフォーカスを当てて、じーっと聞いてみるといいんです。
そうすると、自分の聞きたいことが出てくるんです。
そんなことから、質問の幅が広がっていくと思います。

(菅野さん)
そっか。ちゃんと聞けば自然と言葉が出てくるってことなんですね。

(小巻さん)
喋ろう喋ろうと思う時って、意外と相手の話を聞けないんですよね。
だから発言することはちょっと忘れて、
「私は聞き上手」ってちょっと魔法をかけてあげちゃってください。

(菅野さん)
しかも、聞き上手な人といるのって、嬉しいし話しやすいです。

(小巻さん)
そうなんです。聞いてもらってると思うと、その人のことを好きになるんです。

(菅野さん)
しかも、リアクションの大きい人 って嬉しくないですか?
いちいち、「それでどうなっての?!」とか興味を持って聞いてくれているっいうのが嬉しいから、
リアクションは大きいくらいがちょうどいいかなって私は思います。

(小巻さん)
具体的なコツは、うなずく、相槌を打つ、それと、相手の使った言葉をちょっとだけ繰り返す、
そうしたら、そこから言葉が出てきます。
相槌・うなずき・繰り返し、これはコーチングの基本にあるんです。
是非ね、聞き上手だっていうレッテルを自分にはってあげてください。
そこから始めると、本当にコミュニケーション上手で、
「くまちゃんいると、会話が弾むんだよね」って言われる可能性大です!
それが今とっても求められているので。
ぜひ、楽しんで聞き上手をやっちゃってください。

M:A Lover's Concerto / Sarah Vaughan


M:Highway Patrol Stun Gun / Youth Lagoon
M:The Last Waltz / Engelbert Humperdinck
M:A Lover's Concerto / Sarah Vaughan

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第15回 オンエアー

[2015.10.11]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いたお仕事のお悩みについて一緒に考えていきます。
どんなアドバイスが出てくるでしょうか?
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



▼ラジオネーム:さくちゃんさん(22歳/主婦)
私は一年ちょっと前から下着の販売員のアルバイトをしています。
もともとまわりと比べて仕事がテキパキできません。
聞かれたことなどでいろいろお答えしているうちに、少し長めになってしまいます。
早くしようと手短に進めると「ああ、本当はもっと伝えたいことがもっとあったのに」としょんぼり。
販売員はやっぱり結果、スピード性なのかとよく考えます。
しかし今日もさっきまでバイトでしたが、
多くのお客様に「丁寧にしてくれてありがとう」と言われると嬉しすぎてたまりません。
社交辞令でも、1人の販売員として出会えたお客様へのきっかけになれたらなと、
やっぱりそのやり方を続けていきたいとついつい思ってしまいますが、いかがなものでしょうか。

(菅野さん)
仕事をする上でのスピーディーさ、正確さに悩んでいるんだけど、
それよりなにより、このメールを読んで、「なんて愛情を持って仕事をしているんだ」って、
素晴らしいですよね。

(小巻さん)
そうですね。是非このやり方を続けてもらいたいと思います。
仕事をしている上で、このままでいいのかなとか、
逆に接客が苦手で人と話すのが嫌だとか悩んでいる方もいるでしょうし、
多くの方が、仕事の悩みは抱えていると思うんですよね。
さくちゃんさんの場合は、スピード性がなくてテキパキできないってことで悩んでいますけど、
でも、「丁寧にしてくれてありがとう」と言われて嬉しいということで、
基本このままで良いと思うんですよね。
私は仕事で、サンリオピューロランドというところで、
まさに販売員の社員教育もさせていただいているんです。
そこで、お客様からクレームをいただくこともありますし、
お褒めの言葉もいただくことがあるんです。
どんな時にお客様が満足するかっていうと、丁寧に対応してくれている、
自分の立場に立ってくれている、そんなところまでっていうところまで説明してくれている、っていう、
言葉のスピーディーさとか、テキパキというところよりも、お客様が求めていることっていうのは、
まして下着の販売なので、楽しみに来ているテーマパークと通じるところはあると思うんですけど、
やっぱりオンリーワンとして扱ってもらえていることが嬉しいんだと思うんですよね。
ですから、丁寧すぎるくらい説明してくれたり、
一生懸命さが一番大切なんじゃないかなって思うんですね。
そういう対応をするスタッフさんには、
「あなたがいるからもう一回来たい」って言ってもらえたりとか、
「あのスタッフさんにお礼を言ってくださいね」って
名指しでお礼のメールを頂いたりするんですけど、
逆に「忙しいのはわかるけど、ちょっと寂しかったです」ということをいただく場合もあるので、
やっぱり丁寧すぎる方が、お客様の満足度は上がっているんですよ。

(菅野さん)
やっぱり人ですもんね。
ご飯屋さんでも、どんなに美味しくても店員さんがちょっと不愛想だと、
次はいいかなって思っちゃったりしますもんね。

(小巻さん)
さくちゃんさん、そのままでいいと思います。一生懸命さを忘れないで、
販売のお仕事を楽しんでいただければいいんじゃないかなと思います。

(菅野さん)
やっぱり私の周りでも、『仕事が早い=仕事ができる』みたいなのが
出来上がっていたりするので、悩んでる人も結構多いんですよね。

(小巻さん)
もしスピードが必要な場合があれば、コツはあると思います。

M:Now And Forever / Richard Marx

(小巻さん)
仕事上で、このままでいいのかなって悩みを抱えている人もいると思うんですけど。
例えば、さくちゃんさんが今苦手だと思っていること、そのままでいいんですが、
もし変えた方がいい場面があるとしたら、それは“伸びしろ”だと思って努力したらいいと思うんです。
この場面では丁寧に、例えば事務処理とかはテキパキやろう、とか。
テキパキやるには、『To Doリスト』を作って潰していく。
すごく明確な、Action・Do・Checkっていうのがあるので、
それでやってみていただければいいと思うんですけど、
テキパキもできるし、丁寧にもできるっていう、素敵じゃないですか。

(菅野さん)
両方できたら最強ですね。

(小巻さん)
最強ですよ。そうやってまた新しい仕事が転がり込んできたりとか、
まださくちゃんさんは22歳とお若くて、そして主婦ということで、ご結婚もされているので、
これからたくさんいろんな経験をされていくと思うんですけど、
多くの方が苦手だと思っている部分が、その人のエキスパートの部分になっていくという、
そういうお話もよく聞くんです。
「これが苦手だから一生懸命やったら、そっちが伸びた」ってありますから。

(菅野さん)
私は、悔しさこそがすべての原動力なんです。どんなに自分ができて褒められたとして、
それは嬉しいけれど、それより、自分的に出来なくて悔しかったって思うから、
次までに絶対よくしてやろうと思って、いろいろ勉強したりとかすると、
だんだんと自然とスキルアップしていけたのかなって思います。

(小巻さん)
素敵ですね。七転び八起きと言いますか。失敗したら起きるし、ここが苦手だなと思ったら、
ちょっと仕組みを考えて克服するっていうことをやっているうちに、スキルアップしていきますよね。
さくちゃんさん、楽しみですね。今、下着の販売員のアルバイトをしているということなんですけど、これからどんなことが待っているか分からないので、
楽しんで、テキパキしていきたい部分と、丁寧な部分、どちらか一つ選ぶ必要はないと思うので、欲張って両方伸ばしていっていただければと思います。

M:Open Arms / Journey

(菅野さん)
愛情を持って仕事をすることが一番大事なんだなって感じた気がします。

(小巻さん)
さくちゃんさん、きっとお仕事好きなんですよね。私たちもそうですね!

(菅野さん)
愛情だけは負けないというつもりでやっております!

M:月、欠け feat. ACO / toe
M:Now And Forever / Richard Marx
M:Open Arms / Journey
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第14回 オンエアー

[2015.10.04]

『Hellosmile Lounge』今夜は改めて、“健康”について、
そして“生きる”ということについて考えていきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです。


(菅野さん)
最近、驚くニュースがありましたよね。北斗晶さんの乳がん手術と、川島なお美さんの訃報と。
改めて健康に関して考えさせられました。

(小巻さん)
そうですね。皆いろんなことを考えたんじゃないかなと思います。
“がん”というものが、すごく身近に感じられた人もたくさんいたと思いますし、
「検診に行かないと」と思った人はすごく多かったと思います。
あとは、生き方とか、死に方とか、生き様みたいなものを、
考えさせられた人も多かったと思いますね。
20代の結以ちゃんは、どんなことを感じましたか?

(菅野さん)
特に衝撃的だったのが、北斗晶さんは、毎年、乳がん検診と婦人科検診を
欠かさなかったわけじゃないですか。
それでもやっぱり、(がんに)なってしまったところに驚いたんです。

(小巻さん)
毎年、(検診に)行っていたにも関わらず、そんなに深刻な状況なのかっていうことは、
多くの方が驚いたかもしれないですよね。
毎年検診に行っていたからこそ、自分に異変が起こったこと、
ちょっとした体調の変化とか、ちょっとうつ伏せになった時に「あれっ?」っていうようなことを、
敏感に感じられたんじゃないかなと思うんですよね。
とても健康に対する意識の強い方だと思うので、それがあるからこそ、
毎年検診にも行ってられたでしょうし、検診に行っているのに「おかしいな」ってことから、
詳しいことは存じ上げないのであまり言及できませんが、
このタイミングで手術をされたってことは、
神様は北斗さんにちゃんとしたインフォメーションをお与えになったのではと思うんです。
私自身の経験をお話しすると、私の場合は、2007年に乳がんが見つかったんですが、
その時は全く“しこり”がなかったんです。
なので、気を付けてもらいたいのが、よく北斗さんの報道の中で、
「乳がんは、唯一、自分で診断のできる癌だとも言われてますよね」ということを
多くの方がおっしゃるんですけど、
そうじゃない場合もある ということを、ぜひ皆さんにも知ってほしいんです。

(菅野さん)
“しこり”が感じられない場合もある?

(小巻さん)
『感じられない』ではなく、『なかった』んです。
というのは、マンモグラフィーとか、超音波の検査をした時に、
パラパラパラと白い粉を散らしたような状況だったんです。
でもその一つを調べたら、がん細胞だったということで、
そういう“がん”もあるので、やっぱり検診に行ってほしいんですよね。

(菅野さん)
一言に“がん”と言っても、いろんな形があるんですね。

(小巻さん)
もちろん、「じゃあ、自己診断は必要ないのか?」と言ったら、
そんなことはなくて、自分で気を付けることも本当に大切です。
自分で自分の健康チ ェックを、できる限りするというのは、
本当に大切なことなんですけども、やっぱり専門家に診てもらうという習慣を
本当に、本当に大事にしてほしいんです。

(菅野さん)
この、北斗さんの件で、「私も(検診に)行こう」って思った方も多かったんじゃないですか?

(小巻さん)
ニュースによると、ある病院では、乳がん検診が5倍になったということも言われていましたけど、すごくわかる気がします。
特に北斗さんのお人柄もあって、すごく身近な、おばちゃんって言ったら失礼ですけど、
“近所の面倒見のいいおばちゃん”みたいな、そんな温かい北斗さんだから、
皆が身近なこととして感じたんじゃないかなと思います。
でも、本当にこれをきっかけに、検診に行くと いうことを、
皆さん絶対に、予定に入れてほしいと思います。

(菅野さん)
私も、今月行こうと決めています!

(小巻さん)
絶対に、お願いします!
子宮頸がん、乳がん、にかかる女性が本当に増えているので、
絶対に一過性のニュースとして過ごさないでほしいなと思います。

(菅野さん)
そうですね。ブームに終わらせるんじゃなくて、断続的に続けることが大事ですよね。

M:I Love Your Smile / Shanice

(小巻さん)
“がん”と言われた時には、自分があと何年生きるんだろう、いつまでこの命があるんだろう、
っていうのを多くの方が絶対に考えることなんですね。
でも、明日生きているかっていうことでいうと、
確率はどなたも同じなんじゃないかって思うんですよね。何があるか分からない世の中なので。
なので、ここからは、“生きる”ってことを前向きに考えてみようと思うんです。
北斗さんにしても、川島なお美さんにしても、ご自身が大切にしているものを、
浮き上がらせてくれた出来事だったなと思うんです。
命を賭して、というんでしょうか。そんなものを通して、自分だったら、あなただったら、
「何をメッセージとして残したいですか?」という問いを皆さんにしてみたいなと思ったんですね。
結以ちゃん、どうでしょう?

(菅野さん)
私、座右の銘が『memento mori(メメント・モリ)』って言って、
“死を思え”って言葉をいつも胸に置いているんですけど。
本当に、明日生きている保障なんてないっていうのを、すごく思うし、
実際に、事故とか地震だったりとか、そういうことがいつ起こるかも分からないから、
後悔をしないように毎日を燃やして生きようっていうのが、いつも自分のテーマなので、
感謝したい人には「ありがとう」って伝えたり、会いたい人には、
また今度でいいかと言わずに会いに行ったりとか、
ちゃんと気持ちを伝えて行動するっていうのを、いつも大事にしてますね。

(小巻さん)
すごく素敵なことですね。
縁起でもないと怒られてしまうかもしれないですけど、
いろいろなところでセミナ ーをする時に、
『自分の死亡記事を書いてみる』というワークがあるんですよ。
享年○○歳で、(実績として)○○をした、ということを書くワークなんです。
これを書くことによって、自分が『何をした人』と言われたいか、
自分の生きる意味みたいなものが、ちょっとはっきり分かってくるんですよね。
明日死ぬかもしれないっていう気持ちで、伝えたいことを伝えるっていうのは、
結以ちゃんの信条なんですよね。

(菅野さん)
大切な人を大切にするってことですね。

(小巻さん)
人によっては、仕事の方もいると思いますし、家族の方もいると思うので、
それぞれ一人一人の価値観が反映されることだと思うんですけど、
今を生きる『Carpe diem(カルペ・ディエム)』って言葉もあるんですね。
“今日摘める花は今日摘む”。
そんなことをこの秋は考えさせられましたよね。

(菅野さん)
後回しにしないって大切ですよね。

(小巻さん)
いつ何があるか分からないので、ありがとうって言いたい時に「ありがとう」を言うとか、
もしもってことがあった時に後悔しないため、何をしたいですか?
ということを、一人一人、突き詰めるってわけじゃなく、ゆったり考えながら、
自分の命とか、周りの人を大切にする時間を持ってもらえたらと思います。

M:Life / Des'ree


M:Sunday Morning / ヴェルヴェット・アンダーグラウンド & ニコ
M:I Love Your Smile / Shanice
M:Life / Des'ree

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