『Hellosmile Lounge』は20代、30代の女性に急増している子宮頸がんの予防啓発プロジェクト「ハロースマイル」の情報発信拠点。
女性の健康と笑顔を応援するさまざまなメッセージを、全国38局フルネットでお届けします。
今夜、ハロースマイル・ラウンジを訪れたゲストは、女優の古村比呂さん。
「ハロースマイル」の小巻亜矢さんがお話を伺います。
【古村比呂さん プロフィール】
1985年に女優としてデビュー。
1987年、NHK朝の連続テレビ小説「チョッちゃん」のヒロインに抜擢、一躍人気女優の仲間入りを果たす。
プライベートでは3人の息子さんに恵まれる。
(小巻さん)
2012年に子宮頸がんの手術をされて、一カ月後の検診では転移もなく、放射線治療の必要もなかったとのことでしたが、お仕事は?
(古村さん)
3カ月後くらいに復帰しました。
(小巻さん)
でも、その後、リンパ浮腫(ふしゅ)に悩まされたとか。
(古村さん)
子宮摘出の時に周りのリンパ節も取り除いたのですが、一年後に海外に行く仕事があって、飛行機に乗ったことが起因となってリンパ浮腫になりました。
(小巻さん)
どんな症状でしたか。
(古村さん)
私の場合は左足がどんどんむくんできて、これ以上、皮膚が伸びないってくらい、パンパンに膨らんで、それが戻らないんです。お風呂に入って代謝をアップすればむくみがおさまるかというと、全然、逆効果…。
一カ月後に病院で診てもらったら、リンパ浮腫と診断されました。
どういう状態かというと、リンパ液が溢れ出て、戻らなくなってしまうんです。歩くことや正座も難しい、靴もはけなくなります。
女優という仕事もできなくなるんじゃないか、って、思いました。
(手術で頑張ったのに)私、またもう一度、頑張らなくちゃいけないの?
って落ち込んでいきました。
(小巻さん)
でも、そんな大変な中、リンパ浮腫に苦しむ方々の為の活動も始められたんですよね。
(古村さん)
リンパ浮腫って、あまり知られていなくて、周りにもいないし、私自身もあまりよく分からなくて、専門医にも出会えなかったです。だからリンパ浮腫の方と交流を持ちたくて、リンパ浮腫の情報交流サイト「シエスタ」を発足して、活動を始めました。
どこの治療院に行っている?とか、こんな症状の時はどんな風に対処している?とか…、そうした情報の交流が本当に助けになりました。
(小巻さん)
一人じゃ乗り越えられないことがありますよね。
先ほど、精神的に落ち込んだこともあるっておっしゃっていましたが、
そんな時に聴いていらした曲があるとか。
(古村さん)
ダニエル・パウターの『バッド・デイ』という曲なんですが、すごく気にいっています。
(小巻さん)
『ついていない日の応援歌』っていう副題がついているんですよね。
(小巻さん)
今もリンパ浮腫と向き合いながら過ごされている中で、ご自身の健康について、思っていらっしゃることはありますか?
(古村さん)
一番に思っていることはストレスを溜めない! そして、いつも笑顔でいる!
嫌なことがあっても最後は笑顔、ってことに拘っています。
笑っていれば、『笑う門には福来る』って、本当に実感します。
(小巻さん)
口角を上げると気持ちが上がりますよね。気持ちを引っ張ってくれるんです。
(古村さん)
時々、料理をしている時とか、気付くと口に力が入っている時があって、そういう時は意識して口角を上げるようにしています。
(小巻さん)
古村さんの美の秘訣はそこにあるのでしょうか。
(古村さん)
美は縁遠いです。(笑) 心持ちとか、そっちの方にこだわるようになりました。 病気をしてから、化粧品とか食べ物とか、色んなものに敏感になったんです。自分の体と向き合うようになって、体が教えてくれるようになりました。だから着飾るとか、色んなものを肌にいっぱい付けるとか、今の私には疲れてしまう事が分かって、どんどんシンプルになっていきました。
(小巻さん)
自分の体の声をきいてあげて、今、何がしたいのか、何が必要なのか、向き合えるようになった…。
(古村さん)
そうです。そして無理をしなくなりました。
(小巻さん)
古村さんのこれからの夢や目標は何でしょうか。
(古村さん)
一番の目標は…、世界旅行に行くことです!知らない世界がいっぱいあるし、色んな人と触れ合う事が好きなので、旅人みたいな生き方をしたいです。
(小巻さん)
まずは何処に行きたいですか?
(古村さん)
リンパ浮腫があるので、長時間、飛行機に乗っても大丈夫な自分できるケアが分かったりしたら、まずは6時間越えの旅から始めたいです。
ハワイが一つの基準でしょうか。そこを越えてみたいです。
(小巻さん)
古村さんからとても前向きなエネルギーを感じます。
一緒にがんばって行きましょう。
今回は子宮頸けいがんについてのお話をたくさん伺いましたが、病名に「子宮」という言葉がついているせいか、偏見もありますよね。
(古村さん)
女性特有の病気って思われがちですけれど、実は男女が関わり合っている病気です。今、想い出していんですが、私が子宮頸がんになって、息子たちが医師から説明を受けたりしている時、息子がふと言ったんです。
「女性がかかる病気だから、男のオレには何にも分かんないんだよ。」って。
その時、うちの息子には正しく理解して欲しい、って思いました。男女が関わり合っている病気だからこそ、男性の方にも理解して欲しいです。
(小巻さん)
子宮けい癌予防プロジェクト「ハロースマイル」のホームページにも子宮けいについて詳しく掲載していますし、古村さんの著書、「がんを身籠って(主婦と生活社) 」、リンパ浮腫の情報交流サイト「シエスタ」も是非、チェックしてください。そして女性は自分とは関係ないと思わずにぜひ、検診を受けて下さい。
M Fly me to the moon / RYU MIHO
M Bad Dayついてない日の応援歌 / Daniel Powter