Program オンエアー情報

Hellosmile Lounge
Personality
小巻亜矢
女性ならではの健康面やメンタル面での悩み、
キャリアや恋愛問題に絡む悩みなど、日曜日の深夜だからこそ、
ちょっと話づらいことも一緒に考えていきます。
小巻亜矢

第78回 オンエアー

[2017.01.01]

『Hellosmile Lounge』は20代、30代の女性に増えている子宮頸がんの予防啓発プロジェクト「ハロースマイル」の情報発信拠点。
女性の健康と笑顔を応援するさまざまなメッセージを、全国38局フルネットでお届けします。
今夜、ハロースマイル・ラウンジを訪れたゲストは、元フィギュアスケート選手の鈴木明子さんです。
「ハロースマイル」の小巻亜矢さんがお話を伺います。



(小巻さん)
年初ということで、一年を元気に過ごすために体調管理についておうかがいしたいのですが、どんなことに気を付けていらっしゃるんでしょうか。

(鈴木さん)
選手の時は睡眠も食事もトレーニングの一つのような形で規則正しくしていたのですが、今は色んなお仕事をするようになって、どうしても不規則になってしまうんですよね。でも、選べる時は体にいいものを選ぶようにしています。
食べ物はもちろんですが、シャンプーもオーガニックなものを使うようになりました。食べ物はオーガニックのほかに玄米や全粒粉など、茶色いものを選んでいます。

それから、スケートは寒い場所でやっているので、体を冷やさないように心がけています。冬なら暖かい鍋にしたり、お野菜もたくさん摂ったり…。
 

(小巻さん)
ご自分で作ることもあるのでしょうか。

(鈴木さん)
今は実家にいるのですが、実は両親が和食屋を営んでいるんです。
だから帰るとご飯があるという、甘やかされた環境なんです。
小さいころからお魚メインの食事で育ってきたので、骨は丈夫なんじゃないかと思います。

(小巻さん)
鈴木さんのその芯の強さとしなやかさを支えているのは、食生活以外ではどんなものがあるのでしょうか。睡眠とか、お風呂の入り方とか、ストレス解消法とか…。

(鈴木さん)
ストレス解消法は…、舞台を観に行くのが好きで、ミュージカルはよく観に行きます。歌を聴くのが好きなんですよね。
その場で演じたり、踊ったり、歌っている方たちを観ると、生命の躍動を感じられて好きなんです。
映画より、臨場感のある舞台が好きですね。

(小巻さん)
最近みたミュージカルは何でしょうか。

(鈴木さん)
昨年、観たのは「エリザベート」の再演です。ミュージカルはWキャストやトリプルキャストがあるので、その人によって解釈や歌い方、表現方法の違いを観たくて、何度も観に行ってしまうんです。

(小巻さん)
ご自身の演技に取り入れることも、意識されたりしますか?

(鈴木さん)
直接的にというよりは、舞台全体の見せ方を参考にすることはありますが、全てをスケートのために、と思うと苦しくなってしまうので、趣味として楽しんでします。でも、時々、幕にはけていくときの、あの人の歩き方が素敵、なんて思ってしまいますが…。

(小巻さん)
今年の抱負を聞かせてください。

(鈴木さん)
ソチオリンピックが終わって2年半〜3年が経って、沢山のことを経験やチャレンジさせていただいたので、今年はそれをしっかり身につけて、次に繋げて行きたいと思います。


(小巻さん)
それではここで、鈴木さんのお気に入りの一曲を聴きたいと思うのですが…。

(鈴木さん)
先ほどもミュージカルが好きだと言いましたが、「オペラ座の怪人」という素晴らしいミュージカルの一曲で、引退する最後のシーズンのプログラムでも使った「The Music Of The Night」をお願いします。


(小巻さん)
あの時のシーンが蘇りますね。
さて、ハロースマイルは子宮頸がんの予防啓発プロジェクトなのですが、鈴木さんは検診を受けたことはありますか?

(鈴木さん)さん
子宮頸がんの検診そのものが目的ではなかったのですが、摂食障害になってから復帰する時に、身体全体の検査をしてもらって、婦人科で受けました。
ただ、それ以来、受けていなくて、30歳になった時に「受けなきゃ」って、改めて思いはじめました。

(小巻さん)
ぜひ、今年、受けてみて下さいね。

(鈴木さん)
誕生日の月に検診を受けようと思っています。

(小巻さん)
ハロースマイルの活動は命をもらった誕生月に自分の命を大切にしよう、自分の身体を大切にしよう、ということからスタートしたんですよ。
リスナーのみなさんも検診を受けてくださいね。

(鈴木さん)
さて、お仕事では、体験型の出張授業「スケート・キャラバン」という活動もされていらっしゃるそうですが…

(鈴木さん)
全国の学校を対象に募集して、ご応募いただいた学校に行っています。体育館に樹脂製の専用パネルを敷設してつくる簡易スケートリンクで氷を使わないんです。そこで子供たちとスケート体験をしたり、オリンピックの体験談などをお話したりしています。

(小巻さん)
スケート・キャラバンを通して、どんなことを感じられましたか。

(鈴木さん)
最初は「滑れるかなぁ」とか「怖いなぁ」って言っていた子供たちが、ちょっとずつ慣れてきて、大胆な一歩を踏み出しているのを見ると、いつの間にか、笑顔になっているんですよね。
子供たちは将来、色んな事にチャレンジしていくと思いますが、楽しんでチャレンジすることをここで覚えて、チャレンジの一歩のお手伝いができたらいいと思っています。

(小巻さん)
どんな地域へいらしたんでしょうか。

(鈴木さん)
去年は石巻市に伺いました。被災した子供たちは苦しい経験を持っていますが、ここから夢を持って、頑張って欲しいという想いで行きました。

(小巻さん)
夢は力になりますよね。

(鈴木さん)
まずは自分が夢を持って生きていくことが、色んな事へのモチベーションになると思うんです。
そして、単純に元気になって欲しい、という想いもあります。
私も子供たちから元気をもらえますし、また、頑張ろうっていう気持ちになります。

(小巻さん)
元気が循環していますね。
2週にわたってのご出演、ありがとうございました。

M  woman / John Lenon
    
M The Music Of The Night from The Phantom Of The Opera /original cast
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