Program オンエアー情報

Hellosmile Lounge
Personality
小巻亜矢
女性ならではの健康面やメンタル面での悩み、
キャリアや恋愛問題に絡む悩みなど、日曜日の深夜だからこそ、
ちょっと話づらいことも一緒に考えていきます。
小巻亜矢

第16回 オンエアー

[2015.10.18]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いた「人前で発言するのが苦手」という
お悩みについて一緒に考えていきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪

▼ラジオネーム:くまちゃんさん(25歳/会社員)
小巻さん、結以ちゃんに相談があります。
社会人になって3年経ちますが、相手先の方とお話する時とか、
会議とかで発言するのがすごく苦手です。
会話が弾まない、人前に立つと緊張するとかです。
友達や先輩といる時は普通に話が出来るのに、すごく緊張してしまうんです。
人見知りという性格もあるんでしょうが、これでは仕事にならないと焦っています。
どうしたらいいでしょうか。

(小巻さん)
上司の前や取引先の前でのプレゼンテ ーションとかは、
仕事で最も緊張する場面ですよね。あと、初対面の方と何を話していいかわからなく、
しどろもどろになったり、言い始めたことと、だんだん内容がずれてしまっていて、
自分でも気付いているけど、どうにもならない、とかね。

(菅野さん)
緊張って恐ろしいですね。

(小巻さん)
私たちも本当は人見知りだったり(笑)

(菅野さん)
私なんてですよ!昔からすごく人見知りで、なのにラジオが好きで、
パーソナリティになりたいって思って、
最初の頃は本当に、はじめましてのゲストの方とお話しするのに全然うまく話せなくて、
日々泣いていましたね。

(小巻さん)
どうやって克服しましたか?

(菅野さん)
「これはなんで緊張しちゃうんだろう」って考えてみたところ、
不安があるから緊張するんですよ。だから事前に、
不安をつぶしておくっていうのが大事だなって思って、
ゲストさんについて事前に調べておいたり、
「この人について、自分はちゃんと知りにいった」っていう、
自分なりの自信がつくと、その人と話す時もちょっと自信をもって話せるので、
そうするとだいぶ違いましたね。

(小巻さん)
言ってみれば“予習”ですよね。
予習は大事ですね。
特にプレゼンテーションの場合は、プレゼンテーションするとわかっていて臨むので、
そうはいっても緊張するものの、どれだけ自分が予習しているか、準備しているか、
せめて単語がちゃんと入っているとか、そういうことが大事ですよね。
それをして緊張するのはみんな同じだから、ただ一生懸命さが伝わると思うので、
そこは“習うより慣れろ”じゃないですけど、場数と予習で乗り越えていくしかないと思いますね。
そのうち歳を重ねると、まあまあそれなりに図々しくなってきてですね(笑)

(菅野さん)
年々、度胸ってついていきますよね。

(小巻さん)
ついていきます。それは何かっていうと、“経験”なんですよね。
そうすると、だんだん慣れていくんですけど、また新しいシチュエーションで話すとなると、
また躓いたりっていう繰り返しですよね。
みんなそうなので、自分だけじゃないって思ってもらえればと思うんです。
人前で緊張するのって、真面目な方だと思うんです。そこがどれだけ大事な場所かとか、
頑張って仕事を成功させたいとか、そういう思いがあるからだと思うので、
まずは、自分がダメだと思わないことが大事ですよね。
自己否定でなく自己肯定から始めてみるのが、何事にもベースになるので、
ダメだと思わないと思うことが、一番最初にした方がいいなと思うことです。

M:The Last Waltz / Engelbert Humperdinck

(小巻さん)
そもそも人と話すのが苦手だったり、会話も弾まないということで、
たぶん逆転の発想で、聞き上手さんなんですよ。
コミュニケーションが上手な人ってどんな人かっていうと、
人と話すのが上手で盛り上げる人って思われると思うんですが、
本当にコミュニケーション上手は聞き上手なんですよね。
会議や、一対一でお話ししている時とかに、相手が何を言いたいのだろうとか、
自分が発言していることに意識を置かないで、この人がこの言葉を使うのには
どういう背景があるんだろうとか、相手の言葉とか、その奥にある思いとか、
そこにフォーカスを当てて、じーっと聞いてみるといいんです。
そうすると、自分の聞きたいことが出てくるんです。
そんなことから、質問の幅が広がっていくと思います。

(菅野さん)
そっか。ちゃんと聞けば自然と言葉が出てくるってことなんですね。

(小巻さん)
喋ろう喋ろうと思う時って、意外と相手の話を聞けないんですよね。
だから発言することはちょっと忘れて、
「私は聞き上手」ってちょっと魔法をかけてあげちゃってください。

(菅野さん)
しかも、聞き上手な人といるのって、嬉しいし話しやすいです。

(小巻さん)
そうなんです。聞いてもらってると思うと、その人のことを好きになるんです。

(菅野さん)
しかも、リアクションの大きい人 って嬉しくないですか?
いちいち、「それでどうなっての?!」とか興味を持って聞いてくれているっいうのが嬉しいから、
リアクションは大きいくらいがちょうどいいかなって私は思います。

(小巻さん)
具体的なコツは、うなずく、相槌を打つ、それと、相手の使った言葉をちょっとだけ繰り返す、
そうしたら、そこから言葉が出てきます。
相槌・うなずき・繰り返し、これはコーチングの基本にあるんです。
是非ね、聞き上手だっていうレッテルを自分にはってあげてください。
そこから始めると、本当にコミュニケーション上手で、
「くまちゃんいると、会話が弾むんだよね」って言われる可能性大です!
それが今とっても求められているので。
ぜひ、楽しんで聞き上手をやっちゃってください。

M:A Lover's Concerto / Sarah Vaughan


M:Highway Patrol Stun Gun / Youth Lagoon
M:The Last Waltz / Engelbert Humperdinck
M:A Lover's Concerto / Sarah Vaughan

  • mixiでシェアする

第15回 オンエアー

[2015.10.11]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いたお仕事のお悩みについて一緒に考えていきます。
どんなアドバイスが出てくるでしょうか?
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



▼ラジオネーム:さくちゃんさん(22歳/主婦)
私は一年ちょっと前から下着の販売員のアルバイトをしています。
もともとまわりと比べて仕事がテキパキできません。
聞かれたことなどでいろいろお答えしているうちに、少し長めになってしまいます。
早くしようと手短に進めると「ああ、本当はもっと伝えたいことがもっとあったのに」としょんぼり。
販売員はやっぱり結果、スピード性なのかとよく考えます。
しかし今日もさっきまでバイトでしたが、
多くのお客様に「丁寧にしてくれてありがとう」と言われると嬉しすぎてたまりません。
社交辞令でも、1人の販売員として出会えたお客様へのきっかけになれたらなと、
やっぱりそのやり方を続けていきたいとついつい思ってしまいますが、いかがなものでしょうか。

(菅野さん)
仕事をする上でのスピーディーさ、正確さに悩んでいるんだけど、
それよりなにより、このメールを読んで、「なんて愛情を持って仕事をしているんだ」って、
素晴らしいですよね。

(小巻さん)
そうですね。是非このやり方を続けてもらいたいと思います。
仕事をしている上で、このままでいいのかなとか、
逆に接客が苦手で人と話すのが嫌だとか悩んでいる方もいるでしょうし、
多くの方が、仕事の悩みは抱えていると思うんですよね。
さくちゃんさんの場合は、スピード性がなくてテキパキできないってことで悩んでいますけど、
でも、「丁寧にしてくれてありがとう」と言われて嬉しいということで、
基本このままで良いと思うんですよね。
私は仕事で、サンリオピューロランドというところで、
まさに販売員の社員教育もさせていただいているんです。
そこで、お客様からクレームをいただくこともありますし、
お褒めの言葉もいただくことがあるんです。
どんな時にお客様が満足するかっていうと、丁寧に対応してくれている、
自分の立場に立ってくれている、そんなところまでっていうところまで説明してくれている、っていう、
言葉のスピーディーさとか、テキパキというところよりも、お客様が求めていることっていうのは、
まして下着の販売なので、楽しみに来ているテーマパークと通じるところはあると思うんですけど、
やっぱりオンリーワンとして扱ってもらえていることが嬉しいんだと思うんですよね。
ですから、丁寧すぎるくらい説明してくれたり、
一生懸命さが一番大切なんじゃないかなって思うんですね。
そういう対応をするスタッフさんには、
「あなたがいるからもう一回来たい」って言ってもらえたりとか、
「あのスタッフさんにお礼を言ってくださいね」って
名指しでお礼のメールを頂いたりするんですけど、
逆に「忙しいのはわかるけど、ちょっと寂しかったです」ということをいただく場合もあるので、
やっぱり丁寧すぎる方が、お客様の満足度は上がっているんですよ。

(菅野さん)
やっぱり人ですもんね。
ご飯屋さんでも、どんなに美味しくても店員さんがちょっと不愛想だと、
次はいいかなって思っちゃったりしますもんね。

(小巻さん)
さくちゃんさん、そのままでいいと思います。一生懸命さを忘れないで、
販売のお仕事を楽しんでいただければいいんじゃないかなと思います。

(菅野さん)
やっぱり私の周りでも、『仕事が早い=仕事ができる』みたいなのが
出来上がっていたりするので、悩んでる人も結構多いんですよね。

(小巻さん)
もしスピードが必要な場合があれば、コツはあると思います。

M:Now And Forever / Richard Marx

(小巻さん)
仕事上で、このままでいいのかなって悩みを抱えている人もいると思うんですけど。
例えば、さくちゃんさんが今苦手だと思っていること、そのままでいいんですが、
もし変えた方がいい場面があるとしたら、それは“伸びしろ”だと思って努力したらいいと思うんです。
この場面では丁寧に、例えば事務処理とかはテキパキやろう、とか。
テキパキやるには、『To Doリスト』を作って潰していく。
すごく明確な、Action・Do・Checkっていうのがあるので、
それでやってみていただければいいと思うんですけど、
テキパキもできるし、丁寧にもできるっていう、素敵じゃないですか。

(菅野さん)
両方できたら最強ですね。

(小巻さん)
最強ですよ。そうやってまた新しい仕事が転がり込んできたりとか、
まださくちゃんさんは22歳とお若くて、そして主婦ということで、ご結婚もされているので、
これからたくさんいろんな経験をされていくと思うんですけど、
多くの方が苦手だと思っている部分が、その人のエキスパートの部分になっていくという、
そういうお話もよく聞くんです。
「これが苦手だから一生懸命やったら、そっちが伸びた」ってありますから。

(菅野さん)
私は、悔しさこそがすべての原動力なんです。どんなに自分ができて褒められたとして、
それは嬉しいけれど、それより、自分的に出来なくて悔しかったって思うから、
次までに絶対よくしてやろうと思って、いろいろ勉強したりとかすると、
だんだんと自然とスキルアップしていけたのかなって思います。

(小巻さん)
素敵ですね。七転び八起きと言いますか。失敗したら起きるし、ここが苦手だなと思ったら、
ちょっと仕組みを考えて克服するっていうことをやっているうちに、スキルアップしていきますよね。
さくちゃんさん、楽しみですね。今、下着の販売員のアルバイトをしているということなんですけど、これからどんなことが待っているか分からないので、
楽しんで、テキパキしていきたい部分と、丁寧な部分、どちらか一つ選ぶ必要はないと思うので、欲張って両方伸ばしていっていただければと思います。

M:Open Arms / Journey

(菅野さん)
愛情を持って仕事をすることが一番大事なんだなって感じた気がします。

(小巻さん)
さくちゃんさん、きっとお仕事好きなんですよね。私たちもそうですね!

(菅野さん)
愛情だけは負けないというつもりでやっております!

M:月、欠け feat. ACO / toe
M:Now And Forever / Richard Marx
M:Open Arms / Journey
  • mixiでシェアする

第14回 オンエアー

[2015.10.04]

『Hellosmile Lounge』今夜は改めて、“健康”について、
そして“生きる”ということについて考えていきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです。


(菅野さん)
最近、驚くニュースがありましたよね。北斗晶さんの乳がん手術と、川島なお美さんの訃報と。
改めて健康に関して考えさせられました。

(小巻さん)
そうですね。皆いろんなことを考えたんじゃないかなと思います。
“がん”というものが、すごく身近に感じられた人もたくさんいたと思いますし、
「検診に行かないと」と思った人はすごく多かったと思います。
あとは、生き方とか、死に方とか、生き様みたいなものを、
考えさせられた人も多かったと思いますね。
20代の結以ちゃんは、どんなことを感じましたか?

(菅野さん)
特に衝撃的だったのが、北斗晶さんは、毎年、乳がん検診と婦人科検診を
欠かさなかったわけじゃないですか。
それでもやっぱり、(がんに)なってしまったところに驚いたんです。

(小巻さん)
毎年、(検診に)行っていたにも関わらず、そんなに深刻な状況なのかっていうことは、
多くの方が驚いたかもしれないですよね。
毎年検診に行っていたからこそ、自分に異変が起こったこと、
ちょっとした体調の変化とか、ちょっとうつ伏せになった時に「あれっ?」っていうようなことを、
敏感に感じられたんじゃないかなと思うんですよね。
とても健康に対する意識の強い方だと思うので、それがあるからこそ、
毎年検診にも行ってられたでしょうし、検診に行っているのに「おかしいな」ってことから、
詳しいことは存じ上げないのであまり言及できませんが、
このタイミングで手術をされたってことは、
神様は北斗さんにちゃんとしたインフォメーションをお与えになったのではと思うんです。
私自身の経験をお話しすると、私の場合は、2007年に乳がんが見つかったんですが、
その時は全く“しこり”がなかったんです。
なので、気を付けてもらいたいのが、よく北斗さんの報道の中で、
「乳がんは、唯一、自分で診断のできる癌だとも言われてますよね」ということを
多くの方がおっしゃるんですけど、
そうじゃない場合もある ということを、ぜひ皆さんにも知ってほしいんです。

(菅野さん)
“しこり”が感じられない場合もある?

(小巻さん)
『感じられない』ではなく、『なかった』んです。
というのは、マンモグラフィーとか、超音波の検査をした時に、
パラパラパラと白い粉を散らしたような状況だったんです。
でもその一つを調べたら、がん細胞だったということで、
そういう“がん”もあるので、やっぱり検診に行ってほしいんですよね。

(菅野さん)
一言に“がん”と言っても、いろんな形があるんですね。

(小巻さん)
もちろん、「じゃあ、自己診断は必要ないのか?」と言ったら、
そんなことはなくて、自分で気を付けることも本当に大切です。
自分で自分の健康チ ェックを、できる限りするというのは、
本当に大切なことなんですけども、やっぱり専門家に診てもらうという習慣を
本当に、本当に大事にしてほしいんです。

(菅野さん)
この、北斗さんの件で、「私も(検診に)行こう」って思った方も多かったんじゃないですか?

(小巻さん)
ニュースによると、ある病院では、乳がん検診が5倍になったということも言われていましたけど、すごくわかる気がします。
特に北斗さんのお人柄もあって、すごく身近な、おばちゃんって言ったら失礼ですけど、
“近所の面倒見のいいおばちゃん”みたいな、そんな温かい北斗さんだから、
皆が身近なこととして感じたんじゃないかなと思います。
でも、本当にこれをきっかけに、検診に行くと いうことを、
皆さん絶対に、予定に入れてほしいと思います。

(菅野さん)
私も、今月行こうと決めています!

(小巻さん)
絶対に、お願いします!
子宮頸がん、乳がん、にかかる女性が本当に増えているので、
絶対に一過性のニュースとして過ごさないでほしいなと思います。

(菅野さん)
そうですね。ブームに終わらせるんじゃなくて、断続的に続けることが大事ですよね。

M:I Love Your Smile / Shanice

(小巻さん)
“がん”と言われた時には、自分があと何年生きるんだろう、いつまでこの命があるんだろう、
っていうのを多くの方が絶対に考えることなんですね。
でも、明日生きているかっていうことでいうと、
確率はどなたも同じなんじゃないかって思うんですよね。何があるか分からない世の中なので。
なので、ここからは、“生きる”ってことを前向きに考えてみようと思うんです。
北斗さんにしても、川島なお美さんにしても、ご自身が大切にしているものを、
浮き上がらせてくれた出来事だったなと思うんです。
命を賭して、というんでしょうか。そんなものを通して、自分だったら、あなただったら、
「何をメッセージとして残したいですか?」という問いを皆さんにしてみたいなと思ったんですね。
結以ちゃん、どうでしょう?

(菅野さん)
私、座右の銘が『memento mori(メメント・モリ)』って言って、
“死を思え”って言葉をいつも胸に置いているんですけど。
本当に、明日生きている保障なんてないっていうのを、すごく思うし、
実際に、事故とか地震だったりとか、そういうことがいつ起こるかも分からないから、
後悔をしないように毎日を燃やして生きようっていうのが、いつも自分のテーマなので、
感謝したい人には「ありがとう」って伝えたり、会いたい人には、
また今度でいいかと言わずに会いに行ったりとか、
ちゃんと気持ちを伝えて行動するっていうのを、いつも大事にしてますね。

(小巻さん)
すごく素敵なことですね。
縁起でもないと怒られてしまうかもしれないですけど、
いろいろなところでセミナ ーをする時に、
『自分の死亡記事を書いてみる』というワークがあるんですよ。
享年○○歳で、(実績として)○○をした、ということを書くワークなんです。
これを書くことによって、自分が『何をした人』と言われたいか、
自分の生きる意味みたいなものが、ちょっとはっきり分かってくるんですよね。
明日死ぬかもしれないっていう気持ちで、伝えたいことを伝えるっていうのは、
結以ちゃんの信条なんですよね。

(菅野さん)
大切な人を大切にするってことですね。

(小巻さん)
人によっては、仕事の方もいると思いますし、家族の方もいると思うので、
それぞれ一人一人の価値観が反映されることだと思うんですけど、
今を生きる『Carpe diem(カルペ・ディエム)』って言葉もあるんですね。
“今日摘める花は今日摘む”。
そんなことをこの秋は考えさせられましたよね。

(菅野さん)
後回しにしないって大切ですよね。

(小巻さん)
いつ何があるか分からないので、ありがとうって言いたい時に「ありがとう」を言うとか、
もしもってことがあった時に後悔しないため、何をしたいですか?
ということを、一人一人、突き詰めるってわけじゃなく、ゆったり考えながら、
自分の命とか、周りの人を大切にする時間を持ってもらえたらと思います。

M:Life / Des'ree


M:Sunday Morning / ヴェルヴェット・アンダーグラウンド & ニコ
M:I Love Your Smile / Shanice
M:Life / Des'ree

  • mixiでシェアする

第13回 オンエアー

[2015.09.27]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いたシングルマザーのお悩みについて
一緒に考えていきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



▼ラジオネーム:ジャスミンさん(32歳/会社員)
こんばんは。毎週ベッドの中で聴かせてもらっています。
私の悩みは、これからの事です。
シングルマザーで小学1年の子がいます。
仕事と育児、家事など・・・本当に辛いです。
寂しい思いはさせたくないと思っていても、時間が・・・
食べていくには仕事をしないと・・・
日曜の夜はまた一週間が始まってしまうのかと涙が出てしまいます。
私だけじゃないと思っていても、辛いです。

(小巻さん)
ジャスミンさん、本当に頑張っているんですよね。
シングルマザーの方は多いです。私もその経験者でした。
ただ、私の場合は本当に恵まれてたシングルマザーだったなって。
子供にとっての両方のおじいちゃんおばちゃんに愛されて、助けてもらって、
非常に良い関係性の中で、子育てをしてきたんですよね。
それでも、自分が仕事で、肩身の狭い思いをさせたくないとか、
病気一つとっても、やっぱりこれからのことがすごく不安なんだろうなと、
だから涙が出そうなくらい共感するんですよね。
今、シングルマザーがすごく多くて、1973年の当時と比較すると、もう2倍だそうです。
日本のシングルマザーの数は、123万8千世帯ですって。
だから、1クラスの中にも多いんだと思います。
そう意味では、共感で きる仲間が多いので、ジャスミンさん、1人で頑張ろうと思わないで、
愚痴を言ったり、周りに聞いたり、
どんどん1人で閉じこもらないで、ネットワークは絶対活用した方がいいなと思います。
たぶん、自分を責めるいろんな矢印が刺さっているんだと思います。
シングルマザーであることそのものも、自分を責めてるし、
子供と一緒に居てあげられる時間が短いとか、ジャスミンさんがどうかわからないですが、
貧困の問題や、「これをしてあげられない」とか、いろんな“ない”が、
ジャスミンさんを苦しめているんだと思うんですけど、
まず、そこから自分を解放してあげてほしいなと思います。

(菅野さん)
そうですね。子供にかまってあげられる時間っていうのも、
仕事をしていると限りはあると思うけど、でも、時間の長さより、濃さが大事かと思うので。

(小巻さん)
そうですね。いろんな工夫はできると思うんですね。
私が実際にやっていたのが、必ず朝、自分か子供が家を出る前に、
7秒ギュっと抱きしめるっていう、「7秒抱っこ」。
今日も1日元気でいてね、笑顔でいてね、とか、なんでもいいんですけど、
思いを込めてハグをするんです。
そうすると、子供もすごく満たされて1日を過ごすし、自分が元気をもらえるんですよね。
7秒でいいの。それで、濃さを実感してほしいんです。
同じ1日が始まったとしても、きっと違う1日になると思います。

(菅野さん)
こっちが愛情をかけてあげたらきっと伝わりますよね。

(小巻さん)
伝わります。大切にされている感がお互いに必要だと思います。

(菅野さん)
子供は絶対、ジャスミンさんの味方だと思います。

M:FLY ME TO THE MOON / CLAIRE

(小巻さん)
ジャスミンさん自身が笑顔でいることが、子供にとっての何よりの栄養なので、
本当に、ママが笑顔でいるっていうことが、子供にとってすごく大切なことなんです。
自分が、まさに30代いろんなことがあって、
いつの間にか自分が表情を失くしていた時期があって、
その時、上の子が幼稚園の年長さんだったんですけど、
「クリスマスになにがほしい?」って聞いた時に、「何にもいらない。」って。
「物じゃなくても、どこか行きたいでもいいよ」って言ったら、
「それもない」って言われたんですよね。
「じゃあ、どうしていたら一番ハッピー?」って聞いたら、
ちょっと間があいて、「ママが笑っていたらハッピー」って言ったんです。
…いま話をしていても涙が出そう。
たぶん、本人は忘れていると思うんですけど、そのくらい子供ってママの顔をよく見ているし、
ママが笑顔だと、良いんです!おかずが一品でも、いいんです。
やっぱり笑って、「なんか美味しいね」って食べられれば、それでいいんだと思うんです。
学校の事とか、これからのことすごく不安がいっぱいだと思うんですね。
まずは、一つ一つ不安なことを書き出して、じゃあそれについてどうしたらいいのか、
誰かに相談したらいいのか、自分が頑張ればいいのか、子供と話をして解決していくのか、
見えない不安に負けないようにしてほしいんですね。
書き出して、検討するって、たぶん仕事のノウハウが活きると思います。
チェックしてアクションを考えて、やってみて、またチェックして、
仕事でやっていることが活きるので、全部無駄なことは絶対にないので、
一つ一つ全てが子供のためなんです。そう思って、自分にたくさんOKを出してほしいと思います。

(菅野さん)
あと、時間ないと思うんですけど、自分にご褒美をあげれる時間があったらいいですよね。

(小巻さん)
すごく贅沢なことでなくても、自分のためにお茶を入れる、お風呂を長めに入る、
そんなことでもいいので、
自分にご褒美もあげながら、自分が笑顔になれることを考えることが、
子供にハッピーをあげることだっていうふうに思っていただければなと思います。

(菅野さん)
これからのことが不安だっておっしゃっているんですけど、
私も母親がシングルマザーなんですよ。
だからこそ、私は、「私がお父さんになろう」って子供の時に思って、
ずっと一緒に頑張っていこう、支えていこうって思いながらやってきたので、
今はまだお子さんが小さいと思うんですけど、これから大きくなっていったら、
きっとそうやって思ってくれるんじゃないかなと。

(小巻さん)
いつの間にかね、子供がママを守ろうって思っているんですよね。

(菅野さん)
そうなんですよ!だからきっと、これから良くなっていくって思います。

(小巻さん)
私もそう思います。泣きたいときは泣いて、そして笑って朝を迎えられたらいいですね。

(菅野さん)
子供にも甘えつつ、周りの人にも甘えつつ、無理し過ぎずにやって いってほしいと思います。

M:Moon River / Audrey Hepburn

(小巻さん)
やっぱり人生ってたくさんいろんな出会いがあるじゃないですか。
でも今思うと、我が子と呼べる存在と出会えたってことが、
やっぱりものすごいハッピーだと思うんですよ。
だから、そのハッピーを抱きしめて、十分堪能して、人生楽しんでほしいなと思いました。

(菅野さん)
私も、より母親のことを大切に思えるようになったし、より絆が深まった気がするので、
これから悲観せずに、頑張っていってほしいなと思います!

(小巻さん)
良いことはいっぱいあります!


M:Ontario Gothic / Foxes In Fiction
M:FLY ME TO THE MOON / CLAIRE
M:Moon River / Audrey Hepburn

  • mixiでシェアする

第12回 オンエアー

[2015.09.20]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いたお悩みと共に、改めて子宮頸がんについて、
ハロースマイル実行委員会実行委員長の小巻亜矢さんと共にお届けします。



▼ラジオネーム:みかんさん(24歳/神奈川県)
はじめてメールします。先日、市からの検診の案内で、子宮頸がんという項目があったのですが、
特に、体調にも変化がないので、スルーしていました。
ただ、このラジオを聞いて、20代にも多いガンということで、ちょっと気になり始めました。
子宮頸がんになると、何か自覚症状はあるものでしょうか?
とくに、気になることがなくても、検診をうけた方がいいですか?

▼ラジオネーム:ベビーGさん(20歳/長崎県)
はじめまして。 子宮頸がん検診のことで質問があります。
私は性行為の経験がないのですが、性行為をしたことがない時は
子宮頸がん検診を受けなくても良いのですか?
教えていただけると嬉しいです。


(小巻さん)
まずは、ベビーGさんの質問の、「性行為をしたことがない人も検診に行かなくては
いけないのですか?」ということなんですけども、
子宮頸がんの原因が、ほぼ性行為による、ヒトパピローマウイルスの感染なんです。
頭文字をとって、HPVという風に言うのですが、性行為をしたことのある女性であれば、
ほとんどの人が感染するくらい、ありふれたウイルスなんです。
お医者さまがセミナーの時に例えとして言うのは、風邪よりもありふれたウイルスで、
特別な男性だけが持っているウイルスではなくて、
ほぼ全ての方が持っていうようなウイルスなんです。
なので、性行為をしたことがあれば、90%以上の女性が一度は感染しているんです。
でも、同じ人ごみにいても、風邪を引く人と引かない人がいるみたいに、性行為によって、
ヒトパピローマウイルスに感染しても、感染が持続してしまう人と、
いろいろな免疫機能が働いて、感染したヒトパピローマウイルスが
すぐに排除される人がほとんどです。
何らかの事情で、感染が持続すると、細胞が異常をきたしていきます。
それもゆっくり6〜10年くらいの長い時間をかけて、癌に向かって異形成といって、
形が変わっていって、そのまま放っておくと、癌になってしまう、という病気なんです。
ですので、ベビーGさんの質問にあるように、性行為の体験がない人は、
検診を受ける必要は、ほぼ「ない」と言われています。ただ、“ほぼ”なんですよね。
やっぱり病気って原因が分かっていても、100%ってことは言いきれないので、
やっぱり婦人科の検診に行くということを、どっかの時点から自分の中で、
「定期的に行くものだ」と習慣をつけてほしいなと思うんです。
子宮頸がんの検診じゃなかったとしても、婦人科に行って、生理の周期が大丈夫なのかとか、
卵巣の状態はどうだろうかとか、そういったことも含めて、
婦人科に行って、正直に「自分はまだ性行為の経験はないのですが、
検診を受ける必要はないと聞いていますが、でも自分の体調については気になります」と、
“婦人科に行く=検診”と考えずに、定期的に婦人科に足を運ぶきっかけにしたら
いいと思うんです。
女の子って、生理痛や月経不順、月経前のイライラだったり、
本当にいろいろあるじゃないですか。
これをきっかけに、自分の身体をチェックするということは、
定期的にやるものだと思っていただくといいなと思うんです。
みかんさんの、「子宮頸がんについて、自覚症状はないんですか?」という質問なんですが、
自覚症状はないんです。
癌が進んできて、不正出血とか、痛みとか、症状としてあ現れてくる時は、
もうかなり進んでしまっている状況で、みかんさんの年齢から行くと、
ほぼ自覚症状がないけれども、
もしかすると、ヒトパピローマウイルスに感染していることがある“かも”しれないんです。
ですので、20歳を過ぎたら、女性のたしなみとして、検診に行くことを普通のこととして、
何かがあってから、痛みがあってからでは、“治療”になってしまうので、
“チェックする”ということを、生活の中に、取り入れてくれるといいなと思います。

M:For All We Know / The Carpenters


(小巻さん)
このHellosmileのキャッチフレーズ「あなたとあなたの大切な人の笑顔のために」。
この活動を始める時に、どうしてもこれを伝えたかったんです。やっぱり癌て怖いじゃないですか。
まだ若い女性だと、自分が(癌になる)というより、
自分の親、親戚のおじさんおばさんということが多いのかなと思うですけど、
私の場合は、自分が癌の体験をしているので、癌になるっていうことが
自分自身にとってどんなインパクトがあるかってことを体験しているんですよね。
それは、今から思うと、すごくいろんなことを教えてくれた貴重な体験だったんですけど。
やっぱり、あと半年生きられるんだろうか、3年生きられるんだろうかという、
すごく命について深く考えたし、やっぱり絶望感も味わったし、いろんなことが起こるんです。
それと同時に、家族に対してのインパクトも、皆から笑顔がなくなってしまう。
そういう経験をしているので、癌になるということを自分事として考えていただいて、
もし自分がとか、家族が、とかいつも考えている必要はないんですけど、
これをきっかけにちょっと考えて、自分も笑顔でいて、
やりたいことをやっていたらハッピーだし、
自分が病気になって家族やパートナーを悲しませるのも辛いので、
そういった意味で、「あなたとあなたの大切な人の笑顔のために」、やっぱり検診にいく、
定期的に自分の身体をちゃんと考えるということをやってほしいと思うんです。
みかんさんやベビーGさんの年代、20代であれば、2年に一回でもいいので、
ぜひ、検診に行くということを、ご自身もだし、
周りの人にも伝えていただけたらいいなと思います。

(菅野さん)
そうですよね。せっかく、子宮頸がんは、唯一、
定期的に健診を受ければ予防ができる癌ということですからね。

(小巻さん)
そうなんです。やっぱり癌にならない方がいいです。
いろんなことを教えてくれる貴重な経験とはいえ、ならない方がいい!
なので、是非検診に行ってくださいね。

(菅野さん)
詳しくは、HellosmileのサイトにQ&A方式でも載っているので、是非チェックしてみて下さい。

M:Smile / ナット・キング・コール


(小巻さん)
ほんとに唯一予防ができるってすごいことですよね。
これをしたら絶対に風邪を引かないって言ったら、皆するじゃないですか。
そんな感じで思ってくれたらと思うんですよ。“癌”になると急に構えちゃうので、
そうじゃなくて、本当に身近なこととして一緒に考えていきたいと思います。


M:Lorelei / Cocteau Twins
M:For All We Know / The Carpenters
M:Smile / ナット・キング・コール


  • mixiでシェアする
«Prev || 1 | 2 | 3 |...| 15 | 16 | 17 | 18 | 19 || Next»