Program オンエアー情報

Hellosmile Lounge
Personality
小巻亜矢
女性ならではの健康面やメンタル面での悩み、
キャリアや恋愛問題に絡む悩みなど、日曜日の深夜だからこそ、
ちょっと話づらいことも一緒に考えていきます。
小巻亜矢

第65回 オンエアー

[2016.10.02]

『Hellosmile Lounge』は子宮頸がんの予防啓発プロジェクト「ハロースマイル」の情報発信拠点。
女性の健康と笑顔を応援するさまざまな情報を、全国38局フルネットでお届けします。
今夜、ハロースマイル・ラウンジを訪れたゲストは、タレントで女優のサヘル・ローズさん。「ハロースマイル」の小巻亜矢さんが話を伺います。



【サヘル・ローズさん プロフィール】
サヘル・ローズさんは中東、イランの出身。
8歳の時に養母とともに来日して、高校時代から芸能活動を始め、現在は情報番組のキャスターやリポーター、また女優としても幅広く活躍中です。

(小巻さん)
8歳の時にイランから来日されたそうですが、来日されたばかり頃はいろいろと、ご苦労をされたのではないでしょうか・・・。

(サヘル)
7歳まではイランの児童養護施設で生活をしていて、現在の母、養母なんですけれど、彼女と出会ってやっと新しい暮らしが始まったところで、8歳になって、今度は国が変わってしまって、コミュニケーションをどうやってとっていいのか、分からなくて・・・。
でも救われたのは、学校の校長先生が日本語を教えて下さったんです。

(小巻さん)
だから、とても美しい日本語なんですね。先ほどからスタッフ一同、サヘルさんの美しい日本語にすっかり魅了されていました。

(サヘル)
校長先生が時間のない中、カタカナドリルやひらがなドリルを買ってきて下さって、一対一で、校長室で丁寧に日本語を教えて下さったんです。時々、お散歩にも連れ出して下さって、(実際の風景や物を見ながら)「これは、こういうことなんだよ。」とか「これは、こういう意味なんだよ。」って、丁寧に教えて下さって・・・。おかげで日本語を学ぶことができたんです。
まずは校長先生に感謝していますし、それから給食のおばちゃんにも感謝しています。一時期、家を出なくてはならなくなって・・・。公園で二週間ほど野宿をする形になってしまった時に、給食のおばちゃんが救って下さったんです。

(小巻さん)
どんなことをして下さったんですか。

(サヘル)
公園で生活をしていた時に、自分の家に私と母を連れて行って、ご飯を食べさせて下さったんです。それが一日だけじゃなくて、一ヶ月以上、面倒を見て下さって・・・。ビザを取るためには弁護士と保証人が必要だったんですが、そのどちらも給食のおばちゃんが世話をして下さったんです。

(小巻さん)
保証人になるって、すごく勇気がいることですよね。

(サヘル)
会って間もない、国も違う、言葉もままならない私たち親子を信じる・・・。今の世の中、そういうことって難しいですよね。でも信じて下さって、保証人にもなって下さったんです。そして、母の仕事もタウンページを見ながら、一軒一軒、電話をかけて、ペルシャ語が活かせる仕事を探して下さいました。

(小巻さん)
給食のおばちゃんに、どうして私たちを助けてくれたのか、うかがったことはありますか?

(サヘル)
あります、あります。「目の前で困っている人がいたら、手を差し伸べるのが当たり前でしょ。」って言われました。彼女もシングルマザーで、母を見た時に「放っておけない」、って思ったのかもしれません。

私の母も曾祖母も似ているんです。「目の前で困っている人がいたら、必ずその人の手を握ってあげて」、っていう女性なんです。
私は母に引き取ってもらって、こうして多くの人に救われたんです。「今度は私が大人になった時に、同じように施設から子供を救える、そういう人になりなさい」って、母と約束しているんです。私の母は私にとって、母であり、父親であり、友達でもあり、なんでしょう・・・、 いい意味で「神様」なんです。

(サヘル)
中学3年間はいじめにあっていたのですけれど、母の前では母が安心するように、元気なサヘル像を作っていたんです。でも本当の私は「助けて、苦しいの・・・」って、誰かに言いたかったのですけれど、誰にも言えなくて・・・。そうすると、苦しみの水がコップから溢れてしまって・・・。自ら命を絶とうとしてしまったことがあったんです。でも、その日、普段は忙しい母がたまたま家にいて、止めてくれて・・・。
その時、「母ともう、会えないかもしれない」、って改めて母を目の前にして考えたら、私はこの人に引き取ってもらって、救ってもらって、こんなにも苦労して、ここまで私を育ててくれた彼女に、一度も「ありがとう」って言ってなかったことに気づいたんです。「この人に恩返しをしたい、この人のために生きたい。この人は私のために生きた、今度は私が誰かのために生きなきゃ」、って。
そこから、もう一回、なんでしょう・・・、生きる力がみなぎってきたんです。
今はみなさんに、私という人間を通して、「生きている」ということが、どれだけ有難いことか・・・、そして、人は誰しも生かされている」ことを、今、生きているこの瞬間をみんなが大切にしてくれたらいいなって、思えるんです。

(小巻さん)
サヘルさんの熱量、エネルギーの強さが伝わってきます。
来週もよろしくお願いします。


【オンエア―曲リスト】
M INDO      /  Da Lata 
M So in love    /  Curis Mayfield
M Smile Like That / Esperanza
M Feel Like Makin’ Love / Marlena Shaw
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第64回 オンエアー

[2016.09.25]

『Hellosmile Lounge』今夜も、シンガーのクリスタル・ケイさんをお迎えして、子宮頸がんについて、そして新曲「Lovin’You」のお話を伺います。
また、Hellosmile Loungeから大切なお知らせもあります。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪

(菅野さん)
今夜もシンガーのクリスタル・ケイさんをお迎えしています!



日曜のこの時間なので、ベッドに入る前にリラックスしながら聞いてる人も多いんじゃないかなと思うんですけど、クリスタル・ケイさんが就寝前にやっていること、快眠のためにしていることってありますか?

(クリスタル・ケイさん)
特にないですね(笑)
でも、携帯見ちゃいますね。

(菅野さん)
Instagramがめちゃくちゃお洒落ですよね!

(クリスタル・ケイさん)
そうですか?(笑)
インスタで食べ物のアカウントとかをフォローしてて、寝る前とかにめっちゃジ ャンキーな写真を見て「わー、上手そー」ってLikeしてます(笑)
あと、2分間でどれだけ英語の言葉を探せるかっていうゲームをすごいやっています。
なぜかそれをやっていると、だんだん眠くなってくるっていう(笑)

(菅野さん)
独自の安眠法がありましたね(笑)

(小巻さん)
でも、ゆっくり眠れてはいますか?

(クリスタル・ケイさん)
そうですね。でもお昼寝くらいの深い眠りって、なかなかできないんですよね。
ちょうどランチの後とかに眠くなって、その眠いって時に眠れた時の気持ちよさってすごくないですか?
その感じが、夜寝なきゃいけない時にあんまり来ないんです。

(小巻さん)
お忙しいと思うんですけど、平均どのくらい睡眠時間とれて いるんですか?

(クリスタル・ケイさん)
多くて7時間とか、ですかね。

(小巻さん)
声のためには寝た方がいいって聞いたんですけど。

(クリスタル・ケイさん)
睡眠ってすごく大事ですね。声もそうなんですけど、肌もそうだし、お腹の調子とか、やっぱりリセットする時間なんでしょうね。

(菅野さん)
番組終ったらみんなでゆっくり寝ましょう!

(小巻さん)
この番組では20代・30代にすごく増えている“子宮頸がん”という病気の予防啓発を行っているんですけど、クリスタル・ケイさん、子宮頸がんって聞いたことはありましたか?

(クリスタル・ケイさん)
聞いたことあります。結構、何年か前からよく聞くようになって、毎年、健康診断と子宮頸が んのチェックはしてます。

(小巻さん)
リスナーの方、その世代の女性に向けて、背中を押してあげる一言をいただけたらなと。

(クリスタル・ケイさん)
女性って、命も授けられる身体なので、若いころからケアして、自分の身体をちゃんと知っていった方が良いですよね。
みなさんに健康でいてもらいたいので、みなさん、ぜひぜひ検診に行ってください。

(菅野さん)
そしてクリスタル・ケイさんは9月14日にニュー・シングル「Lovin’You」がリリースされたばかりということで、ミュージックビデオではウェディングドレス姿の女性と、そしてクリスタル・ケイさんはパンツスーツでチャペルで歌っているっていう、結婚前に見たら泣いちゃうやつですね。

(小 巻さん)
映画のワンシーンみたいですね。

(クリスタル・ケイさん)
こういう大バラードのラブソングは、すごく久しぶりだったので、30歳になってこの歌に出会えて、またさらに自分も考えさせられちゃうというか、感じ方が違いますね。
10代の頃のラブソングと、今のラブソングと。

(菅野さん)
聴き手としても、今のクリスタル・ケイさんが歌うからより響く、みたいなとこがあるなと思います。
では、ニュー・シングル「Lovin’You」を聴きながらお別れしたいと思います。
2週に渡って、クリスタル・ケイさんをお迎えしました!
ありがとうございました!

(クリスタル・ケイさん)
ありがとうございました!

M:Lovin’You / Crystal Kay

(小巻さん)
さて、そして1年3か月に渡って「Hellosmile Lounge」を一緒に盛り上げてくれた結衣ちゃんが、今日で卒業ということになりました。

(菅野さん)
そうなんです、突然ですみませんが。

(小巻さん)
本当に結以ちゃんファンからもたくさんメッセージが届いていましたし、結以ちゃんが検診に行ったからということで、行きやすくなったとか、検診に行きましたという声もたくさんいただいて、結以ちゃんの強い発信力で、情報をみんなに届けてくれて感謝してます。
本当に大活躍していて、本も作ったり、お洋服も作ったり、音楽もいろいろな知識が豊富で、とっても助けてもらいました。

(菅野さん)
今までいろんな自分の仕事はあったんですけど、こうやって自分の身体とか病気とかに向き合う機会って、実はあんまり なかったりしたので、日々を忙しく過ごしていると忘れがちなことを、このHellosmile Loungeでは教えてもらったし、初めての子宮頸がんの検診にも、この番組を通してチャレンジさせてもらって、かなり意識が変わったんですよね。
「こんなにも簡単なことだったんだ」とも思ったし、自分が(検診に)行くことによって、ファンの方とかも「私も行きました」って言ってもらったりすることも多かったので、それがすごく嬉しかったし、自分がやっている意義があるなと、「仕事してて良かったな」とも思えました。

(小巻さん)
本当に体当たりで、検診の生レポートっていうのはなかなか出来ないことだと思うのに、勇気を持ってチャレンジしてくれたこと、本当にすごいことだと思って感謝してます。

(菅野さん)
リスナーのみなさんからのメールもたくさんい ただいて、みんなの悩みを自分のことのように考えて悩んだりする時間もとても楽しかったですし、本当に色んなことを考える貴重な時間をいただいて嬉しかったと思います。
このHellosmile Loungeは卒業させてもらうんですが、私も、今後もちゃんと定期的に検診に行って、自分の身体を大切にして、生きていきたいなと思ってます!

(小巻さん)
ずっと元気で素敵なお仕事をたくさんしていってほしいなと、絶賛応援してますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
Hellosmile Loungeでは、引き続き、子宮頸がんの予防・啓発、そして女性を笑顔にする情報をお届けしていきます。
10月からも日曜日のこの時間にお送りしますので、ぜひみなさん聞いて下さい。

M:Beautiful / Christina Aguilera

(菅野さん)
最後に一通、メッセージをご紹介したいと思います。

▼ラジオネーム:ライムさん(29歳/女性)
会社が行なっている婦人科検診で、子宮頸がんの予備軍であることがわかりました。
定期検診を行なっていくことになりました。とっても不安で心細いです。

(小巻さん)
不安ですよね、その不安な気持ち、とってもよく分かります。
でも、予備軍の段階で見つかって良かったって、そう思っていただいて、私の周りにもそういう女性がたくさんいるんですけど、定期的に自分の身体を見ていく機会をもらったと思っていただいて、本当に、定期的にみていくことで、初期段階で治癒することができるので、あまり悲観的にならなくて大丈夫。みんな、ついて いますから。
また不安になったら、ぜひ、お便り下さいね。応援しています。

Hellosmile Lounge、来週からは、女性を笑顔にする専門家「ハロースマイル・コンシェルジュ」を迎えて、お話を伺っていこうと思います。
健康、美容、お金、キャリアなどなど、どんな「コンシェルジュ」が登場するのか私も楽しみです。10月からの「Hellosmile Lounge」もどうぞよろしくお願いします。
そして、結以ちゃん、改めて、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

(菅野さん)
ありがとうございました。
私もこれからもずっと、ハロスマファミリーだと思って、今後もずっと応援しているので、これからも、ハロスマをよろしくお願いします!


「あなたとあなたの大切な人の笑顔のために」
Hellosmile Lounge お相手は、菅野結以と小巻亜矢でした。




オンエア―曲リスト
M:何度でも / Crystal Kay
M:Lovin’You / Crystal Kay
M:Beautiful / Christina Aguilera
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第63回 オンエアー

[2016.09.18]

『Hellosmile Lounge』今夜は、シンガーのクリスタル・ケイさんをお迎えして、「smile」そして「beauty&health」をキーワードに、お話を伺います。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪

(菅野さん)
今夜は素敵なゲストをお迎えしています!シンガーのクリスタル・ケイさんです!
1999年にデビュー、「Kiss」「恋におちたら」「何度でも」など、素敵なラブソングをたくさん歌ってらっしゃって、私も同世代の女性として、ずっと聴いてきている方なんです。先週ニューシングル「Lovin’ You」をリリースされたということで、曲についても後ほどゆっくりお伺いしていきます!
今日は、クリスタル・ケイさんにも、smile、そしてbeauty&healthをキーワードにお話を伺っていきたいなと思います。



(小巻さん)
beauty&healthの源というか、身体を動かすのがお好きだと伺いました。

(クリスタル・ケイさん)
身体を動かすのは好きですね。動かしてないとどんどん太っていきそうな感じがして(笑)食べるのがすごく好きなので、食べるために運動しているようなものですね(笑)基本的にはジムに行ってトレーナーの方とサーキットトレーニングとかしたり、スイムをやったりですかね。たまにキックボクシングも。
トライアスロンにも興味があって、1回はやってみたいなと 思ってて、自分がどこまでいけるかやってみたいな(笑)

(菅野さん)
基本精神がストイックですよね!

(小巻さん)
食べるものがお好きということで、どんなものがお好きなんですか?

(クリスタル・ケイさん)
あんまり好き嫌いはなくて、本当に何でも食べるんですけど、野菜がすごく好きですね。

(小巻さん)
あれだけ歌われるので消耗もしますよね。

(クリスタル・ケイさん)
でも1曲歌って消費するのって、何十calとかなんで(笑)ライブ2時間、踊って歌うと2000calくらいかな。

(菅野さん)
ライブ終わったあとの、ご褒美フードみたいなものはあるんですか?

(クリスタル・ケイさん)
それがですね、あんまり食欲はないんですよ。アド レナリンがすごい出ていて、逆にアーティストの人とかって、ライブ後に「カンパイ!」とか、打ち上げで、みんなで美味しくお酒を飲んで、そこからちょっとしたらお腹がすくのかな。

(菅野さん)
みんなでお酒飲んだりするのも、健康の一部ではあるんですね。

(クリスタル・ケイさん)
そうですね、程よく!(笑)

(菅野さん)
そんなクリスタル・ケイさんのニューシングル「Lovin’ You」聴かせてもらいたいと思います!

M:Lovin’ You / Crystal Kay

(小巻さん)
この曲は、ウエディングソングの定番になりますね。

(菅野さん)
歌詞もすごいですよね。

(クリスタル・ケイさん)
さすが松尾さんだなと思いました。今回初めて一緒にお仕事をさせていただいたんですけど、めっちゃシンプルな言葉なんだけど、スッと入ってくるというか、やっぱ“シンプル・イズ・ベスト”なんだなと思いました(笑)

(小巻さん)
どんな風に気持ちを乗せて歌われているんですか?

(クリスタル・ケイさん)
あんまり考え過ぎず素直な気持ちで、歌詞を自分の心の中に、一回のみ込んで、そのまんま出そうという感じでした。

(菅野さん)
自分の経験を思い出したりとか、その感情を乗っけたりとかしますか?

( クリスタル・ケイさん)
それはあります!イントロから「自分に嘘つくたび 何かを失ってく」って、リンクするところもあったりして、そこが結構感情的に入りからなっちゃうし、音数が少なく最初は声だけなので、入り込みやすかったですね。

(菅野さん)
そうですよね、声の力がすごく際立つ入りですよね。

(小巻さん)
一方、カップリングの「Silent Goodbye」は切ない失恋ソングということで、いろんなケイさんの魅力が入っていますね。そして、ドリカムさんの「すき」のカヴァーも収録されてるんですね。

(菅野さん)
「クリスタル・ケイさんがDREAMS COME TRUE歌った!」っていう感動がありました!
黄金コラボ的な!

(クリスタル・ケイさん)
9歳くらいの時に、よく叔母が車の中で、この「すき」が入ったアルバムを聴いていて、一番好きだったのが「すき」だったんです。それで小学校4年生くらいの時に、学校でこれを歌って優勝したんです。

(菅野さん)
すごい、時を経てCDに収録されるんですね!

(クリスタル・ケイさん)
しかも、数年前のドリカムの25周年の時かな、ライブがあったんですけど、その時にご本人たちの前で「すき」を歌って、めっちゃ緊張しました。不思議な感じでした。

(菅野さん)
じゃあ、かなり思いの詰まった1曲なんですね。
クリスタル・ケイさんには、来週もお話を伺っていきます!

M :すき / Crystal Kay

オンエア―曲リスト
M:恋におちたら / Crystal Kay
M:Lovin’ You / Crystal Kay
M:すき / Crystal Kay

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第62回 オンエアー

[2016.09.11]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いたメッセージをご紹介します。
そして、国立成育医療研究センター産婦人科医、三井真理さんにもお悩みにお答えいただきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



▼ラジオネーム:マロニィーmamaさん(21歳/女性)
こんばんは!いつも拝聴してます、菅野結以ちゃん大好きな女子です!
私はまだ性交渉をしたことがないのですが、性交渉と子宮頸がんとは何か関係があるのでしょうか?あと、こういう人がなりやすいとかあるのでしょうか?教えてください。

(小巻さん)
子宮頸がんと性交渉はとても関係があります。性交渉の経験のある人だったら誰でもがなる可能性のある病気が“子宮頸がん”です。
ヒト パピローマウイルスという、特殊な病気を持っている人だけが持ってるウイルスではなく、誰でもが持っている、ありふれたウイルスがありますが、性交渉によって、このヒトパピローマウイルスが何らかの形で、女性の方に受け渡されてしまって感染します。
ただ例えば、風邪も、同じような症状なのに風邪を引く人もいれば、治っていく人もいるように、ヒトパピローマウイルスに感染しても、全ての人が子宮頸がんになるわけではなく、自分の免疫力で感染がストップする人もほとんどなんです。
何らかの事情で感染が持続した時に、10年くらいかけてゆっくり細胞の形が子宮頸がんになっていくというのが病気の特徴なんです。
子宮頸がんと性交渉は関係があるゆえに、性病と間違 われたりとか、人に言うのが恥ずかしい病気じゃないか、とか、産婦人科に行って検診を受けるというのが20代くらいの女性にはハードルが高かったりして、検診に行くのが遅れがちになってしまって、子宮頸がんが進行してしまうと、手術をしたり、進行してしまっている場合は子宮を摘出したり、ということになっていくんです。
性交渉の経験がある方なら誰もが自分事と考えて、検診を受けるべきとお伝えしたいなと思います。

(菅野さん)
マロニィーmamaさん、21歳で今から関心を持ってくれてるということで素晴らしい!
今後、恋人ができたら年に1回の検診をしっかり受けてほしいなと思います!

M:Somewhere Only We Know / LILY ALLEN 

(菅野さん)
ここからは、国立成育医療研究センター産婦人科医・三井真理先生にリスナーの方からの質問に応えていただきます。

▼ラジオネーム:ふわりさん(22歳/学生)
叔母が子宮頸がん経験者です。
乳がんは遺伝があると聞きますが、子宮頸がんも遺伝するのでしょうか。
なりやすい家系みたいなのがあるんでしょうか。
また、わたしは中学のとき3回ワクチンを接種したのですが、ワクチンの効果はどのようなものですか。
教えていただけると嬉しいです。

(三井先生)
子宮頸がんに関しては遺伝性の報告は今のところないと思います。
ふわりさんのおっしゃる通り、乳がんに関しては全てではないですが、家系によっては乳がんに関連した遺伝子を引き継い でいるケースがあるとは言われています。
子宮頸がんに関しては、「この遺伝子があるとなりやすい」という報告は今のところないので、ついつい、女性特有の臓器なので似たように思ってしまいますが、おばさまが子宮頸がんだからといって、ご家族のなかに子宮頸がんを発症する方が増えるということでは、決してないと思います。

(菅野さん)
なりやすい家系があるんですか?

(三井先生)
家系も遺伝と少し似ていると思いますが、とくに関係がないかなと思います。

(菅野さん)
ワクチンの効果にはどのようなものなんでしょうか?

(三井先生)
ワクチンの効果についてはいろいろと言われているところですが、性交渉の経験のある前にワクチンを打っている場合は、有効性が認められています。
ただワクチンを打ったからといって、ヒトパピローマウイルスに絶対かからないというわけではなくて、
子宮頸がんを予防していく2つのステップを、私たちはお伝えしているのですが、まず一つは、3回のワクチンをしっかり受けること、その後年に1回をしっかり受ける、この2段階で子 宮頸がんを予防することを私たちはお伝えしているので、ワクチンを打ったから、必ずしも癌にならない、HPVの感染を防げるということはないです。

(菅野さん)
ワクチンと検診はセットと考えたほうがいいということですね?

(三井先生)
そうですね、2段階と考えて、ぜひ検診も受けてほしいですね。


M:みんな空の下 / 絢香


オンエア―曲リスト
M:きみはぼくのともだち / ハナレグミ
M:Somewhere Only We Know / LILY ALLEN
M:みんな空の下 / 絢香
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第61回 オンエアー

[2016.09.04]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いたメッセージをご紹介します。
そして、国立成育医療研究センター産婦人科医、三井真理さんにもお悩みにお答えいただきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



▼ラジオネーム:ぱんだっちさん(18歳/学生)
こんばんは、お悩み相談をお願いします。
私は今、好きな人がいます。しかし、その相手は女性です。
女性を好きになったのは今回が初めてで、今までは男性が好きでした。
なので、今回の恋愛について自分はどういう行動をとればいいのかがわかりません。
私はその相手の人と一緒になりたいです。
でも、世の中では同性愛を批判する声があり、自分の気持ちを相手に伝えてもいいのか、気持ちを伝えて しまったときの相手の反応が怖いです。

(小巻さん)
揺れてますよね、気持ちがね。そうですよね。
つい最近、リオでオリンピックがありましたけど、「わたしはLGBTです」と、LGBTとは、恋愛対象が同性だったり、心で感じる性と体の性が一致しない、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの略なんですけど
そう表明した選手が、なんと史上最多の50人以上だったそうなんですよね。
「誰を好きになる」ということ、性についてのことって、良いとか悪いとかでは全くなくて、ただご本人としては、まだ18歳の女子としては、悩ましいところではあると思います。

(菅野さん)
そのリオのオリンピックの時に、ラグビーの表彰式の後、女子のブラジル代表選手が同性の 恋人にプロポーズする一幕もあって話題になりましたよね。
すごく素敵だったなと私は思うんです。

(小巻さん)
「愛してる」という気持ちを伝えるシーンは本当に素敵でしたよね。

(菅野さん)
人が人を好きになることに悪いことなんて絶対にないんじゃないかなって、私は思うんですけど。

(小巻さん)
本当にその通りだと思います。
ただ、相手に伝えると反応が怖い、「どうしたらいいんだろう」というところにいらっしゃると思うので、かと言って、その気持ちを無理に押し込める必要もないかなと思うんです。
「一緒にいたい」って気持ちを伝えて、反応がどうかっていうのは、それこそ相手が男性で、好きという気持ちに応えてくれるかどうかっていう不安は共通する ところもあると思うんですけど、打ち明けてみたい気持ちがすごく膨らんだ時には、「実はこういう気持ちなんだ」と伝えてみるのも良いと思うし、その想いを温めていて、その形が少しずつ膨らんだり、あるいは、落ち着いたりっていうことも、恋にはあることだと思いますね。

(菅野さん)
東京だと、渋谷区や世田谷区はすでに同性カップルを公的に認定していると、そういうところも増えてきましたね。

(小巻さん)
人を好きになるって素敵なことですよね。

(菅野さん)
ぜひ、その気持ちを大切にしていってほしいと思います。
ぱんだっちさん、メッセージありがとうございました。

M:Will You Still Love Me Tomorrow? / Amy Winehouse

(菅野さん)
ここからは、国立成育医療研究センター産婦人科医・三井真理先生にリスナーの方からの質問に応えていただきます。

▼ラジオネーム:かりんさん(26歳/会社員)
子宮頸がんは性交渉の経験が多い人がなるんですか。
またコンドームを使えば100%防げるのでしょうか。

(三井先生)
子宮頸がんは性交渉の経験が多い人がなるわけではないんです。
“多い”というのが回数なのか、相手の人数なのかによっても違ってきますが、どちらにしても“多い”からといって、病気になる確率が急激に高くなるということではなく、「性交渉の経験が“ある”か“ない”か」で大きく分かれます。
性交渉の経験があれば、一人のパートナーとずっとでも、なるリスクは ありますし、そこですごく大きな差というのは、回数や人数で大幅にあるわけではないと思います。

(菅野さん)
初体験が早い人がなるんじゃないかっていう声もあるんですが。

(三井先生)
それもよく質問されますが、性交渉の経験が早いからといってHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染するリスクが高まるというわけでもないです。

(菅野さん)
じゃあ、「性交渉の経験が“ある”か“ない”か」でしかないという。

(三井先生)
そうですね。
「私は経験人数が何人だからだから大丈夫」という区切りはないかなと思います。

(菅野さん)
子宮頸がんは、避妊具で100%防げるものなんですか?

(三井先生)
完全に、100%とは言い切れないですね。
ただ 、避妊具を使用することによって、大幅に罹患率を下げることはできるんじゃないかなと思います。

(菅野さん)
子宮頸がんの他に、最近、梅毒の感染が増えているとも聞くんですけど。

(三井先生)
「梅毒」という病名を聞きなれない方も多いんじゃないかなと思うんです。
これはヒトパピローマウイルスとは違って、性交渉でうつる病気で、性病のグループに入ります。
だいぶ前に流行したことがあったんですけど、よく利くお薬があって大幅に減ったんですが、最近、また増えていると言われています。
これは、感染する理由は性交渉です。予防は、避妊具を適切に使用して、梅毒になるリスクを減らしていく。
100%防ぐことができるわけではないですが、大幅にリスクを減らすこ とができるかなと思います。

(菅野さん)
リスクは絶対に減らしていった方がいいですね。
かりんさん、ありがとうございました。

M:(You Make Me Feel Like)A Natural Woman / Superfly



オンエアー曲リスト
M:Pacific / Suchmos
M:Will You Still Love Me Tomorrow? / Amy Winehouse
M:(You Make Me Feel Like)A Natural Woman / Superfly
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