森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

12/31小林桂さんが大晦日にぴったりのジャズナンバーをセレクト!

2017/12/31 update
平原綾香さん・小林桂さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストは、ジャズボーカリスト 小林桂さんです。

桂さんをお迎えするのは、今日で2回目です。(前回は昨年9月にお迎えしました。)前回は、初対面ながらもお話をしているうちに、いろいろな共通点あることがわかりました。桂さんのお父様はジャズピアニスト、お母様はジャズシンガー、おじい様はジャズスティールギター奏者という、音楽一家であること。そして、小さい頃はクラシックバレエを習っていたこと。そして、お誕生日が一緒で、5月9日生まれなんです。

今日は大晦日ですが、小林家の大晦日はどんな感じですか?
「最近はおごそか系ですが、昔は両親もミュージシャンなので、頼んでもいないのにミュージシャン仲間がお酒を持って勝手に集ってきちゃって、知らないうちに大宴会みたいになっていましたね。楽器演奏するというか、ただ飲むという感じですね。ジャズの人は飲むのが好きな人が多いんでね。大晦日ぐらいは仕事を忘れて、普段のことをしゃべりながら、ひたすら飲む人が夜な夜な集まってきていました。」

桂さんはお酒強いんですか?
「僕、実は飲めないんですよ。でも、朝まででもひたすらお付き合いはできるんですよ。子供のころからのんべえのミュージシャンの相手をしていたので。そんな大晦日が多かったかもしれないですね。」

12月6日には“ソロアルバムデビュー20周年記念盤“として、ニューアルバム『THE STANDARDS II』がリリースされました。前回お越しいただいた時はパート1の方でしたね。パート2はファンの方からのリクエストを反映させたんですか?
「基本的にはパート1の方と同じで、普段から小林桂の声でこの曲が聴きたいというリクエストをいただくんですけど、そういった楽曲を中心に、あとはジャズミュージシャンを目指す人が避けては通れない練習曲やモチーフで取り上げる楽曲や映画音楽、ミュージカルの曲とか。ジャズを知らない方でも一度や二度は耳にしたことがあるというのは、そこは一応、キーワードになっています。」

知っている曲が多いので、楽しかったです。『シング・シング・シング』は力強いテイクが多いですよね。桂さんが歌うとスマートです。ここまでスマートな『シング・シング・シング』を聴いたのは初めてです。
「嬉しいです。ありがとうございます。」

『THE STANDARDS II』は聴きやすいし、聴きごたえがあって、癒されるいいアルバムです。ぜひ、チェックしてみてください。またライブも決定しています。詳しくは小林桂さんのオフィシャルサイトをご覧ください。

“除夜の鐘”を待つ間、ヒーリング・ヴィーナスでは“除夜のジャズ”を聴きながら、心癒して、より良い年を迎える準備ができたらと思います。小林桂さんにとっておきのジャズのナンバーを選曲していただきました。

★今年初めてカバーしたナンバー
ワルツ・フォー・デビイ/ビル・エヴァンス

「ビル・エヴァンスの姪っ子がデビイです。姪っ子に捧げたワルツで、ニューアルバムに収録したんですが、もともとビル・エヴァンスがすごく好きで、よく聴いてたんですよ。もともとインストの曲なので、あまりボーカルバージョンってそこまで多くないんです。初カバーということで、結構、今年聴いた曲です。」

★今年も来年もずっと歌い継ぎたいナンバー
スイングしなけりゃ意味ないね/小林桂

「デューク・エリントンという人が作った曲で、音楽ってどういうものでも、スイングしなけりゃ意味ないじゃないかとズバッと言い切っている曲です。音楽やるものにとって、永遠のテーマみたいなところもあって。20年前のデビューアルバムにも収録している曲で、ライブでも歌い続けています。今年も何回、“デュワデュワ”言ったんだろうかというくらい(笑)また、来年もきっと“デュワデュワ”言うんだろうな。」

★今年も最後に聴きたいナンバー
What Are You Doing New Year's Eve?/ハリー・コニック・ジュニア

「これね、曲の内容が“大晦日の夜、あなたはどう過ごすのかな?”というものなんですが、気になっている相手はきっといろいろな人から誘いがあって、もしかしたら別の人と年を明ける瞬間を過ごすのかもしれないけど、僕はあえて“どうやって過ごすの”?って君に聞きたいんだという曲なんですよ。すごく好きで年末になると僕もよく歌っている曲です。今日は大晦日なんで、聴いてもらいたいなと思って。」

除夜のジャズ!〜KEI's HIT SELECTION 2017〜と題して、おすすめのナンバーを小林桂さんにセレクトしていただきました。大晦日の雰囲気にぴったりのジャズをお楽しみいただけましたでしょうか?

来週は堀込泰行さんがゲストです。お楽しみに!

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。アルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。
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12/24クリスマス・イヴに公開生放送!ゲストはKさん!

2017/12/24 update
平原綾香さん・Kさん
12/24のヒーリング・ヴィーナスは、クリスマス・スペシャル・バージョン!
いつものスタジオを飛び出し、TOKYO FMにある会員制レストラン『JET STREAM』から、公開生放送でお届けしました。
スペシャルゲストにお迎えしたのはKさん。Kさんはヒーリング・ヴィーナス最多ゲストなんです。今年6月にもゲストに来ていただきました。もはや、おかえり〜って感じですね。

Kくん、今年も残り1週間なんですけど、どうでした?
「2017年は制作がメインだったんですよ。来年出るアルバムの制作で、7割ぐらいは家で制作して、アレンジして、譜面書いて、スタジオに行くギリギリまで家でやっていました。とにかくお家の中で過ごす時間がすごく長い1年でしたね。」

プライベートで初めてチャレンジしたこととかありますか?
「僕、上手くないんですけど、ゴルフにちょっとだけハマったんですよ。周りのミュージシャンの友達がやっている人が多くて。若い、僕らの世代の人もやっている人多いですよ。」

ゴルフ帰りにヒーリング・ヴィーナスを聴いている人も多いですよ。和田アキ子さんとか。
「時間的にそうかもしれないですね。ちょうど首都高が混み始める時間だよね。ゴルフはすごくリフレッシュもできるよ。あーやは2017年、チャレンジしたことありますか?」

わたしはやっぱりミュージカル!
「観に行かせていただきました!素晴らしかった!感想を言う場所がなくて、この良かったっていう話をずっとためてたの。めっちゃ良かったのよ!僕、キャロル・キングが大好きで。リアルタイムじゃないから、当時の楽曲ってこうやってできたとか、あまり知らない情報が多かったんだけど、キャロルの楽曲をもう1回聴き直しました。本当に良かったの!またやってほしい。」

Kくんにも出てもらいたいなぁ。
「何役かな?」

ジェリー・ゴフィン役じゃないな。だって、Kくんは傷つけないもん。
「それがね、時々傷つけるんですよ〜(笑)」

2018年1月はニューアルバムをリリースするということで今はレコーディングも佳境って感じ?
「レコーディングは終わって、マスタリングや最終段階の作業も終わりました。1月に『Storyteller』というアルバムを出します。」

『Storyteller』というタイトルを聞いて納得したのは、『桐箪笥のうた』のようなストーリーがある歌を歌うのがすごく上手だよね。絶対泣けちゃう。歌を歌いながら、ストーリーを紡いでいく曲が多いのかしら?
「そうですね。全曲、言葉が先にあって、そこにメロディーを付ける、詞が先なんですよね。普段は曲が先、もしくはアレンジしながらというのが多いんですけど、今回は言葉が先にあって、テーマが決まっていて、メロディーをのっけていく作業なので、もっとストーリに自由がきくというか、言葉が呼んでくれるメロディーを探して、はめていく作業だったので、全体として、いろんなストーリー、いろんな主人公がいるアルバムになっております。」

Kさんのアルバム『Storyteller』は1月24日リリースです。ぜひ、チェックしてくださいね。全国ツアーやライブイベントが続々決定していますので、詳しくはKさんのオフィシャルサイトをご覧ください。

★平原さん、Kさんから会場の皆さん、リスナーの皆さんへクリスマス・プレゼントとして、生演奏をしていただきました。
・ファースト・クリスマス / K
・HAPPY XMAS / K &平原綾香
・La La LOVE /平原綾香

皆さんからのメッセージをご紹介♪

平原綾香さん
ラジオネーム なみさん
「質問です!あーやちゃんとKさん クリスマスには、これは欠かせない!っていうものは何ですか?ご馳走?ケーキ?大好きな映画?やっぱり音楽かなー^ ^ 」

Kさん
「クリスマスに欠かせないもの…クリスマスの歌はよく家で聴きますね〜。何、聴く?」

平原さん
「『ひとりぼっちのクリスマス』っていういい歌があって、よく聴くんですけど、Kくんは何、聴きます?」

Kさん
「僕はスティービー・ワンダーのクリスマスアルバム。ファンキーなスティーヴィがピースフルな歌を歌うというのがギャップがあって、すごく好きなんですね。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。アルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。
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12/17安田レイさんがバレンタイン・ライブに込めた裏テーマとは?

2017/12/17 update
平原綾香さん・安田レイさん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストは、安田レイさんです。レイさんとお会いするのは2回目です。昨年、表参道ヒルズ10周年記念パーティーでご一緒しました。
レイさんはアメリカ出身で3歳までノースカロライナ州で育ったそう。ほとんど日本で生活してきていますが、小学校6年生までアメリカンスクールに通っていたので、ベースは英語なんだそうです。

昔から歌手になろうと思っていたんですか?
「思っていましたね。幼稚園〜小学校1年生ぐらいの頃から、絶対、歌を歌おうというのがありました。」

それは、憧れの人がいたの?
「宇多田ヒカルさんを聴いてからなんですけど。お母さんが宇多田ヒカルさんがすごく好きで車でよくCDをかけていました。それを聴いて音楽っていいなと思いました。日本とアメリカという両方のルーツを持っている人なので、それで何かドキッとして、こんな音楽を作れたらいいなと思いましたね。」

その頃から歌は自分で練習してみたりとか?
「常に歌っていましたね。昔から口下手で、自分が思ったことをストレートで言えなかったので、それを音楽に乗せて、即興でいろいろ歌って、ストレスを発散していました。」

モデルとしても活躍されていますね。今日は網タイツなのね。
「今日はもこもこのファーコートを着て来ているので。暖かいのか寒いのかよくわからない格好なんですけど。洋服は好きで、小さい頃からおこづかいを貯めて、CDを買うのか、化粧品や洋服を買うのか、この3つのどれかでしたね。音楽にファッションやメイクってつきものじゃないですか?そういうのを自分で全部プロデュースさせてもらえるのは、すごく楽しいですね。」

2月には大阪と横浜で、バレンタイン・スペシャルライブが決定しています。これはどんなライブなんですか?
「バレンタイン・シーズンなので、曲はLOVE、愛をテーマにセレクトしようと思っています。このライブはカバー中心で、初の試みなんです。“Sweet Chocolate”“Red Rose”の2部構成なんですけど、この2つのタイトルには意味が込められています。「“Sweet Chocolate”の方が邦楽メインで、“Red Rose”が洋楽メインなんですけど、これはわたしの中の日本のバレンタインとアメリカのバレンタインの違いで、日本は女性がチョコレートをプレゼントすることが多いですが、海外は男性がバラをプレゼントすることが多いんですよ。日本でも、広めたいんですよ!女子ばっかりがんばっているから!メンズももっとがんばって!待っているだけじゃなくて、動いていただいて(笑)
そういう裏テーマがあるんです。そういう風に日本もちょっと変わってもらえたら、女の子もウキウキですよね。告白を男性からしてもらえるのは、すごく幸せなのでね。そうなってくれたらいいな〜。」

こんな素敵な裏テーマがあるライブ、ぜひ行ってみたいという皆さんは、安田レイさんのオフィシャルサイトをチェックしてくださいね。

来週、12月24日はハッピークリスマス・スペシャルです。TOKYO FMの会員制レストラン「JET STREAM」から生放送!ゲストはKさんです。お楽しみに!

今日12月17日は、平原綾香さんの14回目のデビュー記念日!デビュー記念日ならではの、スぺシャル企画をお届けしました。
リスナーの皆さんから事前に「今だから聞きたい事」と歌ってほしい曲のリクエストを募集しました。たくさんのメッセージ、ありがとうございました!

歌ってほしい曲のリクエストは、本当にいろいろな曲が来まして、その中でも人気が高かった曲を厳選し、即興スペシャルメドレーとして披露していただきました。

★即興スペシャルメドレー
『Jupiter』〜『あなたの腕の中で』〜『夢の種』〜『心』〜『Don't give it up』〜『La La Love』

★皆さんからいただいた「今だから聞きたい事」をご紹介します。
ラジオネーム 紅鶴の富子さん(81歳)
「こんにちは。いつも素敵な声を届けて下さってありがとうございます。質問です。デビューから数多くの楽曲に携わってきた綾香さんですが、中には歌い易い曲、難しい曲、大好きな曲、思い出の曲、色々あると思います。綾香さんが歌って1番幸せになれる大好きな曲と歌うのが難しい曲は何ですか?」

平原さん
「わたし、どんな曲でも幸せだな。難しい曲は…『LOVE STORY』ですよ。『my Classics3』に入っているクラシックのカバー曲です。この曲はキーが高くて声がガラガラしている時にリクエストが来て、すごく緊張して歌ったのが、2〜3回あります。調子悪い時にこの歌は歌いたくないです。CDは澄んだいい声しているから。」

ラジオネーム まままめさん
「あーやのデビュー記念日が、娘の誕生日11/17の一カ月後12/17なので、勝手にご縁を感じてます。ファーストツアーの時にMCで、挙手して質問コーナーありました。千葉県のホールで、当ててもらい質問することができました。『あと10年後どんな女性になっていたいですか?』という質問でした。その時の答え、覚えてますか?あーやはしばらく考えて、ひとこと。「知的でセクシーな女性になっていたい!」とお答えくださいました。改めてまた質問です!さらに、今から10年後、どんな女性になってどんな生活してたいかしら。教えてください。」

平原さん
「やだ〜。恥ずかしい。今から10年後は43歳か。それは知的でセクシーな女性になっていたいですよ。永遠のテーマみたいな。それから、人を笑わせたいね。歌でも、トークでも…というか、この人がいると楽しくなる現場ってあるじゃない?そういう人にわたしもなりたいと思いますけどね。喜怒哀楽がある意味ではっきりしていた方がいいと思った。“言いたいけど言えない”のが10代だったので。なにかリクエストがあれば、ちゃんと言う!それも素敵に言える大人がいいな。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。アルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。
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12/10ハイトーンボーカル 小野正利さんが挑む洋楽のカバーアルバム!

2017/12/10 update
平原綾香さん・小野正利さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストは、小野正利さんです。日本が世界に誇る、超絶クリアーハイトーンボーカルと称される小野正利さんです。1992年、3rd シングル『You’re the Only…』で、114万枚を超える大ヒットを記録。2009年からは、日本屈指のヘビィメタルバンド『GALNERYUS(ガルネリウス)』に加入し、海外ツアーを成功させるなどヘビメタの世界でも、ワールドワイドに活躍されています。
『HUNTER×HUNTER』や『ドラゴンボール改』など、人気アニメのテーマソングを歌う、アニソンシンガーとしても人気を博しています。

ハイトーンボイスはどうやって身につけたんですか?スクールに通われていたんですか?
「僕ね、いっさい通ったことないんですよ。歌うことが好きなのに、歌の本を見てみようとか、誰かに習ってみようというのは全くなくてですね。大学のサークルの先輩たちが、ボーカルに関しては全く知識ないんだけども、僕がちょっと歌うと“その声はよくない。もっとこんな感じで出した方がいいんじゃないの?”とか、“その歌い方はかっこ悪いから、海外のこのボーカルを聴いて、真似てみろ”とかいうアドバイスが、今思うと、意外に的確だったんですね。僕も先輩たちにいいじゃんと言われると嬉しいので、期待にこたえようと思って、あれこれやっていたのがよかったんですね。特別、習っていたわけではないんですけどね。ずっと我流なんですね。」

デビュー25年を記念して、12月13日に洋楽のカバーに挑戦したアルバム、『VS(ヴァ―サス)』がリリースされます。ハイトーンボイスでオリジナルと戦うような声ももちろんあるんですけど、低い声を出されている曲もあって、その低い声もとても好きです。
「聴いちゃったんですね。歌手の人に聴かれるの恥ずかしいですね。若い頃は低い声がでなかったんです。後付けの知識ですけども、声はどうしても歳とともに低くなっていくので、長年やってて、低いところはこうしたら良いんじゃないかという工夫もできるようになり、年齢と工夫とで若い時より低いところもなんとか歌声として使えるようになってきました。数年前から、もう高い声はいいじゃんっていいと思っているんですよ。疲れるし。中音域より低いところで歌えたらいいなぁと思っているんですね。
今回のアルバムも20代の自分だったら、女性曲は絶対キー下げない。オリジナルでいく!場合によってはあげちゃってもいい。男性曲は低いから上げて歌うって言ったんじゃないかと思うんです。(今は)もう無理して上げずに歌っています。女性曲も歌としてちゃんと歌おうと思ったら、オリジナルキーじゃちょっと辛いから、ひとつふたつ下げましょうかということで、キー設定しましたよね。」

選曲がまたすごいですよね。Mariah Carey『Hero』、CELINE DION『My Heart Will Go On』どちらもキー、高いですよね。
「Mariah CareyとCELINE DIONはやっちゃだめだと思っていたんです。“その辺は手を出しちゃだめですよ”って言ったんですけど、周りに焚き付けられて、結局、最終選曲に残ってしまい…。この選曲どうなんでしょう?自分で聴いていて、悲しくなってきましたけれどね。必死さ加減が(笑)Van Halen『Dreams』もその必死さ加減がいいと思います。結果として振り返った時に、50歳の自分の歌声が残せてよかったなと、やっといてよかったなと思っています。」

最後に、今後の目標を教えてください。
「ずっと歌っていきたいということですね。自分が若い頃、50代や60代で、POPSだとかロックだとかを歌っている、先駆的な人があまりいなかったんですよ。
現時点だと、例えばPOPSだったら、小田和正さんはあの年齢でですよ、走り回りながら当時の曲を当時のまま歌っていらっしゃる。そういう先輩の姿を見ていると、自分も(歌が)好きだという気持ちを持ちながら、いろいろケアしていけばですね、60歳になっても、もしかしたら、70歳手前になっても歌い続けていけるんじゃないか。聴いてくださる方がいてという前提はあるからかもしれませんけども、ずっと歌っていきたいということですかね。」

アルバム『VS』のリリースイベントや、東名阪ツアーも決定しています。
詳しくは小野正利さんのオフィシャルサイトをチェックしてくださいね。

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム 手をつなごうさん
「平原さん、寒くなりましたね。私は刺すほど寒い冬が大好き。みんなは夏の方が好きみたいで、なかなか冬好きの同意が得られません。冬っていいと思うんだけどな。すごく寒い日に厚着して散歩するのが大好き。やっぱり変かな?」

平原さん
「うちはですね、寒い日ほどベランダに出ています!おかしく聞こえるかもしれないけど、ベランダで厚着してごはんを食べるとか、食後にコーヒーを飲むとか。そういうのを時々やります。目的はカフェ感覚ですよね。ちょっと頭をすっきりさせたい時もベランダって効果的で、新鮮な空気も吸えるし、月が出ている時はお月さま見ながら、みんなでお茶飲んだりするかな。落ち葉の季節には、うちの犬のサラちゃんを朝、お庭に出してあげると、落ち葉が舞うとね、落ち葉を追いかけっこして遊ぶの。その姿を見るのが楽しみなんです。かわいくて、かわいくてね。そんな感じなので、手をつなごうさんの気持ちはよくわかります!夏も好きだけど、冬も好き。マフラーって気持ちいですよね。最近いろいろな繊維があるから、もこもこして、そういうのを巻く自分が楽しいというのもあるかな。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。アルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。
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12/03ピアニスト 清塚信也さん ドラマ『コウノドリ』の裏話!

2017/12/3 update
平原綾香さん・清塚信也さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストは、ある時は“ピアノ界の貴公子” またある時は、“クラシック界の貴公子”と称されるピアニスト 清塚信也さんです。清塚さんと出会ったのは『ノクターン』を歌っていた頃。先日、平原さんが『関ジャム 完全燃SHOW』に出演した際、前からよく知っている清塚さんがMCとしていてくださり、とでも嬉しかったそう。清塚さんは、ピアニスト、作曲家、そして、俳優としても活躍中です。
最近でいうと、綾野剛さん主演のドラマ『コウノドリ』のピアノテーマ・ピアノ監修を担当ライブハウスのマネージャー役で出演しています。

曲を聴いているだけでもジーンとしました。どんな気持ちで作られたんですか?
「命の誕生や命の尊さをテーマにしているドラマで、そういうことを思いながら、主人公サクラがピアノを弾くシーンで演奏される曲を作りました。作曲はいつも半日ぐらいでできるんです。今回の『For Tomorrow』という曲に関しても、曲はできたんですけど、これを世に出していいのかなという倫理的なところで自分の戸惑いが生じてしまって。病院に取材に行かせてもらったんです。そこでNICUで先天的な病気や疾患で戦っている親子を取材して、そこで見た光景というのは本当に気丈でたくましくて、よくある言い方をすればこっちが勇気付けられちゃうみたいな強さを感じたんです。
彼らのそういうところを利用しているというか、音楽にするということ自体、すごく浅はかなことなんじゃないかと感じてきちゃって。それをかわりに表現するということは、自分もその痛みをわかっていなくてはいけないんじゃないかとすごく悩んじゃって、世に出せずにいたんです。歌なんか特に歌詞があるから、もっとそうじゃないかな思うんですけど、自分に果たして、その資格があるんだろうかみたいに思っていました。」

わたしもそのままを歌詞にしたことがあります。
「やっぱり。同じ悩みにぶつかるんですね。歌がうまい人って結構いるんですよね。技術的にですよ。その人がどんな曲を選んで、どんな歌詞にどんな思いを乗せるかというのは歌とは別の次元というかね、そういうところまでちゃんと表現できるかまでセットで考えていかないとなと思って、今回の『コウノドリ』なんかも本当にそこで悩みました。」

綾野剛さんにもピアノのレッスンをされているって伺いました。清塚先生は教えるのもすごく上手そうですね。どのように教えているんですか?
「僕、芝居もすごく好きで、実は高校の頃からワークショップ行ったりとかしていて。役者さんが弾いている画を撮る時というのは、実際に弾くのと全然違うんですよ。上手いピアニストで上手そうに弾くかどうかというのは、また別なんですよね。結構、ピアノを弾くって突き詰めると変な動きになってきたり、いいピアニストが表情も含めて素敵な動きをするというわけではないんです。役者さんって、とりあえず見た目で発信できないと意味がないので、芝居の観点からいうと、弾けない方がいいところもあるんです。
つまり、人間って鍵盤を正しく押さえようとしている時は、そういう顔をするんですよね。たぶん、顔への脳の使い方を一回遮断しちゃうんですね。指にかけるために、顔がデスマスク状態って僕は言っているんですけど、表情がフッとなくなるんですよ。役者さんって泣いて弾かなきゃいけないシーンがあったり、いろんなことを考えて、芝居をしながら、顔を作りながら弾かなきゃいけなかったりするので、鍵盤のどこをおさえようと考えちゃうと、これは本当に邪魔になるんですよね。
人間って知っちゃうと、忘れることは難しいんですよ。目をつぶっても、ドはここだよねってわかるぐらいの玄人以外は、あえてどの位置を正確に押さえるべきか教えないんですよ。“ここら辺でいいから、手をこうやっていて”と言うぐらい。“ここは大事なシーンだから、表情とか芝居とかに専念して”ということにするんです。ここからここは弾けるようにして、手元が顔が一緒に映っている状態にする、それがなかなか弾けない方はできないじゃないですか?綾野さんはすごく弾きたがりなので、“それをやりたい”とすごく言うので、“それなりに練習大変だよ”って言っても、“それでもやる”と言って、やってのける方です。ギターも上手で、すごくリズム感がある方なんですよね。」

綾野剛さん主演ドラマ『コウノドリ』の第1作目と2作目のメインテーマや、映画『新宿スワン?』で使われていた曲も収録のアルバム『For Tomorrow』、ぜひ聴いてみてくださいね。
そして、12月20日には、清塚さんが手掛けたピアノテーマなどを収録したドラマ『コウノドリ』のサウンドトラックCD『The Best Tracks』が発売されます。ドラマも佳境を迎えているということで、音楽はもちろん、清塚さんの演技にもご注目ください。

ライブ情報など、詳しくは清塚信也さんのオフィシャルサイトをチェックしてくださいね。

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム もこなつさん
「子供ができてから、絵本を読む機会が増えました。私はこまったさんシリーズが好きだったのですが、平原さんは好きだった絵本はありますか?」

平原さん
「いっぱいあるよ。わたしもこまったさんシリーズ好きだった!こまったさんシリーズってさ、『こまったさんのスパゲティ』とか『こまったさんのカレーライス』とか『こまったさんのサンドイッチ』とかがあるんですよ。紆余曲折ありながら作るんじゃなかったっけ?どうだったっけ?わかったさんというできる子がいたんですよ。『こまったさんのスパゲティ』は表紙がすごい。スパゲッティのパスタが飛び散っているんだけど、わかったさんのクッキーはおもちゃもお手伝いしている感じ。この差(笑)それから、『ウォーリーをさがせ!』を絵本のように見ていましたね。小さい頃、どれだけあのシマシマをみつめたか。
一番好きだったのが、ノンタンシリーズ。『ノンタンといっしょ』のノンタンだよ。ノンタンは猫だよ。好きだったなぁ。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。アルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。
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