TOKYO FMと石垣市がタッグを組んで、
島の魅力を国内外に伝える特別プログラム。
石垣島の自然や伝統と向き合いながら生きる
アイランダーたちのインタビューと、
アイランドミュージックで綴る1時間。

パーソナリティー|石垣島 吉本多香美

パーソナリティー|石垣島
吉本多香美

パーソナリティー|東京 太田エイミー

パーソナリティー|東京
太田エイミー

放送日時(全4回)

2017.12.2 土曜日 / 2018.1.6 土曜日 /
2.3 土曜日 / 3.3 土曜日
6:00-7:00

島ハーブ研究家 入口初美さん

今月会いに行ったのは島ハーブ研究家の入口初美さん。

「島の薬草やハーブのことについてもっと皆に知ってもらい、未来に継承したい」という思いで、ハーブ教室を開催したりオリジナルのハーブブレンドティーを作る初美さんは、島の自然の循環を知り尽くした方でした。

ハーブの使い方や効能や料理法の話から、「島で生きるということ」についてまで、何度も「うん、うん」と、納得するようなお話を伺いました。

島ハーブ研究家・入口初美さん

 

さらに、白保地区で毎週日曜日に開催している「白保日曜市」にも訪れました。白保集落に住むおじい、おばあたちが、昔から食べていたもの、作っていたものなどを並ぶ「ライフマーケット」です。

月桃の葉に包まれた黒紫米おにぎりや、アーサ汁、ポーポーからミンサー織の小物、草木染のショール、クバの扇、貝細工などが販売されます。もちろん、全て手作り。

BEGIN シマノタカラ

BEGIN

とぅばらーま

島の宝といえば、やっぱり「歌」。

石垣島の歌と、沖縄本島の歌。何が違うか? 例えば、暮らしの中の労働。畑仕事がキツイから歌を歌いながらどうにかキツさを和らげるみたいな、土着的な歌が石垣島には多いかなと思います。

「とぅばらーま」という歌があります。BEGINの歌「島人ぬ宝」の歌詞にも出てきますけど、「とぅばらーま」は、いわば沖縄を代表するバラードです。

メロディが一緒で歌詞を自分でつける「とぅばらーま大会」が、石垣島で年一回あります(※平成29年度は終了)。これを見に来たほうがいいと思います。

いわゆるコンテスト形式。おじいちゃんと高校生の郷土芸能部の女の子とが戦うみたいな大会です。素晴らしいんですよ。「とぅばらーま大会」についてしゃべったら止まらないです。

石垣島の歌、そして「とぅばらーま大会」。ぜひ、みなさま、いらしてください。

吉本多香美 ON AIR NOTE

吉本多香美

2017.12.2

ここ、石垣島は、野生の命と出逢える機会が日常の中にあります。庭の木の根元に、セマルハコガメが冬眠をし、春になるとのっそり出てきたり、裏山にはリュウキュウイノシシが住んでいてたまに出くわしたり、アカショウビンや、シベリアから子育てをしにエリグロアジサシも渡ってきます。そんな私も、子育てをしにこの島にやってきました!

自分の食べるものを育て、海に、山に旬のものを摘みにいくシンプルな暮らしは、とても居心地がよいのです。草花の開花や、実る植物、渡り鳥、星、生きとし生けるものが巡る季節を告げてくれ、自分は大きなものの一部であり、宇宙のどこにいるのかを教えてくれます。生きている実感を感じさせてくれるのです。

これまで、ドキュメンタリーや自然ものの番組の取材で、自然と共に生きる先住民の暮らしに触れる機会が多々ありました。私も、こんな生き方をしたいと夢に描いて自然豊かなこの南の小さな島に来ましたが、自然は豊かで美しいだけでない、厳しいということも教わりました。

風速50〜70メートルにもなる大型台風では、屋根が飛ばされそうになったり、停電が数日続いたり、いたるところから雨漏りしたり、笑。収穫間近の作物が、ほとんどイノシシに食べられたり、その時は泣きました、笑。今では、そんな時にどうしたらいいのかの対策を学び、おかげで生きる力がつきました。自然の厳しさを知るたびに、島人の生命力の強さに驚かされます。

吉本多香美

畑で土にまみれている私を見て、時に地元の人は、「女優さんだったのに、そんなに黒くなちゃって!」と声をかけてくれます。いや〜、看板下ろしてないですよ〜!と内心思いながら、「太陽が好きなんです〜!」と笑って答えます。

こんな生き方をしている人がいてもいいよねって思うんです。だって、あまりにこの暮らしが素晴らしいから。あまりに、海から昇る日の出が美しいから。あまりに満天の天の川がきれいだから、星がいっぱいありすぎて星座が見つけられないほど。自然の豊かさと同じくらい、人の心が深いこの島が住めば住むほどますます好きになっている私がいます。

この番組で、島の魅力や、ここに住む人々と気持ちを通わせながら、何を大切にし、何を感じて生きているのかをお伝えできたらと思います。

八重山バンザ〜イ!笑

タイトルの写真 : 中西 康治

1967年三重県生まれ。立命館大学法学部卒。広告会社で一連の実務を経験し、2006年に石垣島に拠点を移し活動を開始。現在は広告物などの取材撮影とリゾートウェディング撮影を主体に、作品としては「日本の南にある幸せ」をテーマに八重山諸島の人と自然を撮影している。

www.kojinakanishi.com