高橋みなみの「これから、何する?」

ON AIR REPORT

中外製薬 presents これから健康になっちゃう?

高橋みなみの「健康になりたい」健康や美容に関するお悩みを解決しちゃう!毎週、気になるギモンを専門家の先生と一緒に解決していきます!

null

検査値からわかる!自分の健康

「高橋みなみの健康になりたい」では、“健康”をテーマにした内容となっております
リスナーの皆さんの健康の疑問を、専門家の先生に答えていただきます。
毎週木曜日2時15分からとなっております。楽しみに聴いてくださいね。


【今日のゲスト】
太田糖尿病クリニック 院長 
大谷隆俊 先生

健康の疑問を解決していく「高橋みなみの健康になりたい」の
本日のテーマ【検査値からわかる!自分の健康】になります。
テーマに答えていただく大谷先生は、大谷先生は、
腎臓専門医、糖尿病専門医としての幅広い知識をお持ちで、
現在、群馬県太田市で地域のみなさまの健康のために尽力されています。

<たかみな>
今日のこのコーナーのテーマが…【検査値からわかる!自分の健康】
…ということなのですが、日頃から自分の健康について深く考える機会は
少ないですよね。健康診断の結果などを見ても、特に血液検査の結果は、
アルファベットと数字の羅列で、難しいといった印象です。
<大谷先生>
健康診断などの検査値から、ご自身の健康状態を考えている人は
少ないかもしれません。でも、検査値には健康に関する多くの情報が隠されていて、
最近、問題となっている生活習慣病につながる異常もそのひとつです。

<たかみな>
生活習慣病は自覚症状がないから怖いんですよね。
<大谷先生>
だからこそ定期的に健康診断を受けることが重要です。
例えば、女性のみなみさんが気にされることの多い体重ですが、
そこからBMIというものがわかります。BMIは体重と身長から計算され、
25%以上が肥満と判断されます。また、腹囲からは、おなか周りに内臓脂肪が
たまりすぎていないかを知ることができます。
ただし、肥満があるだけで病気ということではなく、肥満に加えて糖尿病や脂質異常症、
高血圧などの健康障害を1つでも伴う場合に、肥満症という病気として扱います。
つまり、検査結果は総合的に捉える必要があり、一つの検査に異常がでたから病気
というものではありません。

<たかみな>
では、検査結果の、特にどの項目に注目したらよいでしょうか。
<大谷先生>
すべて重要ですが、いくつかに絞ってお話します。
生活習慣病を考えた場合、高血圧は日本でも患者数の多い病気で、
動脈硬化を進めて脳卒中などを引き起こすことから、血圧は把握して
おきたいですね。また、血液中の脂質であるコレステロールには
LDLコレステロールとHDLコレステロールの2つがあり、
中でもLDLコレステロールの高値は動脈硬化につながりやすいと
されています。このLDLコレステロール高値に加えて、高血圧や慢性腎臓病、
糖尿病などの病気や、喫煙、加齢などのリスク因子が重なるほど動脈硬化が
進んで心筋梗塞などが起こりやすくなります。

<たかみな>
慢性腎臓病や糖尿病については、これまでいろいろ伺ってきました。
これらの病気の異常をいち早く見つけるにはどの検査値を確認すれば
よいでしょうか?
<大谷先生>
血液検査のうち、腎臓病については「血清クレアチニン」と「eGFR」の値から
腎機能の異常を見つけることができます。クレアチニンは筋肉中のたんぱくが
分解されてできるもので、腎臓から排出されますが、腎機能が低下して
クレアチニンが排出されないと、血液中のクレアチニンが高くなります。
eGFRは、血液をろ過して尿をつくる働きを持つ、腎臓の糸球体というところで、
1分間にどのくらいの血液がろ過されるかを示したものです。
この値が60mL/1.73嵬にの場合に腎機能が低下していると判断されます。

<たかみな>
いやぁ、先程も述べましたが、アルファベットと数字の羅列が多すぎて、
そんな大事の意味を持っていると思いませんでした。eGFRですね。
覚えておきます。では糖尿病はどうでしょうか。
<大谷先生>
糖尿病の診断には、血液検査である「空腹時血糖値」や「随時血糖」、「HbA1c」
が用いられます。
空腹時血糖値とは食後10時間以上経過したときの血液中の糖分をみたもので、
随時血糖とは食事の時間に関係なく測定した血糖値をいいます。
また、HbA1cはヘモグロビンという赤血球中の成分にブドウ糖が結合したものを
いいます。HbA1cは過去1〜2ヵ月の血糖コントロールの状態を反映する
検査値で、糖尿病を診断するための指標として重要視されています。
ただし、赤血球の寿命が短くなる病気をもっていると、
高血糖が続いていてもHbA1cが低くなることがあるため注意が必要です。

<たかみな>
そうなんですね。先生が始めに、検査結果は総合的にみて判断する、
と言われた意味が少しずつわかってきました。ひとつの病気を診断するには、
複数の検査結果を見る必要があるんですね。

<大谷先生>
その通りです。
なお施設によって異なりますが、検査の「結果報告書」には、総合的な検査結果が、
「異常なし」「軽度異常」「要経過観察」「要精密検査」「治療中」の5段階に
分けて通知されます。もし、「要精密検査」と判定を受けたら、精密検査を
必ず受けていただきたいと思います。また、「軽度異常」や「要経過観察」と
判定された場合でも、異常の原因が普段の生活習慣にないか、見直すことが大切です。
これらのことは、ご自身だけでなく、ご家族にも当てはまります。
機会がありましたら、今日の内容を参考に、ぜひご家族と一緒に結果報告書を
開いて話し合っていただきたいですね。

<たかみな>
今日教えていただいたことを参考に、検査の「結果報告書」が届いたら
総合的な判定もしっかり確認して対応したいと思います。



腎らいぶらり|腎臓病をよく知るための情報サイト
https://jin-lib.jp/

腎臓からの手紙
https://www.youtube.com/watch?v=sbk9sfIv2Ik


  • 2017.12.21
  • 健康になりたい
  • TEAM BEYOND
  • エヌエヌ生命保険株式会社
  • 中外製薬株式会社
  • エスクリ

ワイド番組

TOKYO FM