今年3月にNTT西日本が大阪府警察の協力を得て
これまでにない交通安全教育ツールを開発したと発表しました

今回 追跡したのは「VR自転車交通安全教室」
コメントは NTT西日本 ビジネスデザイン部 恩田壮人さん
企画と開発を統括した方です





NTT西日本が交通安全の自転車に関連する教材を開発した理由
それはNTT西日本がICT(Information Communication Technology)を用いて
社会の課題を解決することの手伝いをしたいと考えているから

本社のある大阪は交通事故が全国的には現象傾向にある中
自転車に関連する交通事故の割合が全国平均を上回っています
特に若年層による事故数が多いということがあり自転車の交通安全に着目したのです





「VR自転車交通安全教室」は3つの自転車事故発生状況をVRで疑似体験し
その危険性を自身の体験のように感じることによって交通安全の理解促進につなげるもの

スマートフォンで専用のアプリを起動
ヘッドマウントディスプレイを装着します

すると自転車と自動車の交通事故を
自転車の視点 自動車の運転者の視点 上からみたアングルで体験できます

恩田さんご自身に初めて体験した感想を伺ってみました。

「事故はこんなに突然起こるんだと思いました」

「車の視点では予想以上に自転車は死角に入って事故になってしまうのだなと」

「自転車で通勤をしている事もあり
 同じようなシチュエーションが日常的にあるので
 その時にきっちりと確認しよう
 自転車を走るのは右側でなく必ず左側を走ろうという気づきになりました」


とのこと
バーチャルとはいえ 3DCGで再現された街並みの中で体験する
臨場感ある交通事故は いろんなことに気づきを与えてくれるのでしょう





「VR自転車交通安全教室」は
NTT西日本が開催するイベントや参加するイベントに出ます

また 今後は他に運営者がいる交通安全イベントにも
「引き合いがあれば、参加していきたい」と恩田さんはおっしゃっていました

熊本県を車で走ったことはありますか?
熊本県内ではもちろん 九州や全国でも知られるようになった
熊本県警察本部の交通安全メッセージを今回は追跡しました

例えばどんなものがあるかというと
最近では 平野ノラさん








それから ブルゾンちえみさん







お話を伺ったのは 
3代目の交通安全メッセージ考案担当 交通企画課 中田和男 さんでした

こうした交通安全メッセージ発信がスタートしたのは平成25年
ありきたりなモノより ユニークなモノやインパクトのある内容のほうが
ドライバーの心に残って交通安全に対する意識の高揚を計れるのでは? という理由から

実際 熊本の方たちの間やインターネット上ではかなり話題に
過去のメッセージにはどんなものがあるのかというと


【反射材の活用、上向き点灯について】

命を守る 君の名は 反射材!
ピコッとな 早め点灯 事故防止
反射材って ワイルド だろぉ〜
やっちゃえ 夕暮れ時の 早め点灯!
安心してください! つけてますよ



【飲酒運転の根絶】

飲酒運転 ダメよ〜 ダメダメ
飲酒運転 ダメだっちゅ〜の



【その他】

アモーレのために 安全運転
運転中眠気 いつ休む? 今でしょ!
交通法規パーフェクトヒューマン
壁ドンより ときめく 安全運転


などなど
今のメッセージテーマを考えているのは中田さんだけではなく
家族4人で考えていますという話がありましたが
番組へはTwitterやメールでたくさん反応がありました

ー なんだかほっこりしました ご家族で考えているんですね ー

ー 娘さんも考えているなんてすごい! ー

「子供たちも交通安全に関する標語を考える事で
交通事故には気を付けようと思ってくれているみたいですね」と中田さん

家庭で交通安全の話をすることが
子供の身を守ることに繋がることをお忘れなく!

ドライバーを楽しませて 交通安全をココロに落とし込む
熊本県警察本部の安全メッセージ ナイスです!


2017年は「無電柱化元年」と言われます。
去年暮れに『無電柱化推進法案』が国会で成立したからです。
無電柱化には多くのメリットが指摘されています。
その1つが交通事故の防止・対策。
そこで、今週は『無電柱化と交通安全』を追跡しました。

お話を伺ったのは
NPO法人 電線のない街づくり支援ネットワーク 
事務局長の井上利一さんです。

今、日本には3552万本の電柱があります。
無電柱化率はわずかに1%。
ヨーロッパを見るとロンドンやパリは100%電柱がありません。
アジアではソウルで42%、北京で34%。
日本は無電柱化に関してはかなり遅れているのです。

電柱に起因する社会の損失。
それは以下のようなものです。


⬛️ 地震・台風などで電柱が倒れ 物的損害・人的損害を生む

⬛️ 最近、緊急医療に活躍するドクターヘリも電柱があると着陸できない

⬛️ 歴史的な街並みなど美しい景観を損なう


そして、今回の主題。
電柱があることによって起こる「交通災害」。

電柱が道路に立っていると道路を有効に使える幅が1/3ほど狭まり、2/3しか使えません。
そうすると、車も人も自転車も、そこを一緒に通るので接触する可能性が高まります。
また、子供の視点では電柱が視界を遮ることがあります。
見切り行動でパッと飛び出してして交通事故に遭うというケースも報告されています。
そして、国土交通省のデータによると壁に当たった事故と電柱に激突した事故では、
電柱に激突した方が車の損傷が激しいので死亡事故になる確率が10倍高くなります。

「電柱をなくす」ということは「電線を地中に埋める」ということですが、
こうして電柱があることのディメリットをあらためて考え、
なくした時のメリットを考えると無電柱化を急いで進めた方が良いように思えます。

ところで、電柱には電力会社が管理する「電力柱(でんりょくちゅう)」と
NTTが管理する「電信柱(でんしんばしら)」の2タイプがあります。
なぜ、日本の無電柱化は進まないのか?

これまでのやり方だと1kmあたり5億円の費用がかかると言われています。
例えば電柱をたくさん持つ電力会社としては、、
莫大な費用もかかる話なので、なかなか積極的に進めることはできません。
現状では、電線を地中に埋設する費用は1/3ずつ、
国・道路を管理する行政区域・電線管理会社が負担しています。
この構造は諸外国と比べると特殊なのだそうです。
海外では電線管理者が自らの費用で全て無電柱化しているとのこと。
国の法律が出来ることによって、後ろ盾が出来たわけなので、
色んな政策を出していって無電柱化を進める姿勢が必要でしょう。
その1つとして低コストの手法を開発中。
コストを下げて 進めていこうという動きになっています。

今のスピードで100%無電柱化すると5000年ぐらいかかるそうです 
それでは冗談にもならないということで、
井上さんたちNPO法人 電線のない街づくり支援ネットワークでは、
設立された10年前、50年で主なところを無電柱化する「チャレンジ50」という目標を掲げました。
法律が出来た今、一層、無電柱化を進めようと活動をしています 。


2つにスプリットした2017年のゴールデンウィーク。
今日はまだ、帰省する人、旅行に行く人がいるでしょう。
そして、これから週末にかけては、出先から家に戻る人が増えます。

実家で家族や友人とお酒を酌み交わした旅先で遊びまわった、
その帰りの運転はまぶたが重くなりがち。
今週は睡眠専門家医 坪田聡さんのコメント・監修で
「居眠り運転をしない方法」をお伝えしました。

こんなデータがあります。

(日  本) 居眠り運転が原因だと特定された事故 ➡︎ 交通事故全体の3%

(アメリカ) 不眠や疲労が関係した事故 ➡︎ 交通事故全体の41% 〜 54%と推定

数値がずいぶん違いますが、
居眠りが直接、交通事故に繋がったというものでなく、
“「疲れ」や「眠気」が事故に関係したかもしれない”という数字なら、
日本も、もっと割合が高いかもしれません。

別のデータでは・・・

人身事故全体に占める 死亡事故の割合は1.2% 

居眠り事故に占める  死亡事故の割合は5.9% 

その差は5倍! 居眠り運転に注意すべきなのは歴然です。
データから弾き出された居眠り運転事故に見られる多い「傾向」は。

25歳以下の男性/交代制勤務で夜の労働時間が長い/
海外への出張や徹夜が多く体内時計が乱れている/
20 〜 24歳の若い人が多く 次いで30 〜 39歳 3番目が50 〜55歳/
居眠り運転事故を起こす時間帯で多いのは午前3〜4時と午後3〜4時/


上記の特徴に当てはまった人は要注意!

当てはまらなかった人も、寝不足だったり、疲れていれば、眠くなるはず
眠くなれば、そのことを自覚すると思いますが、
運転状態がどんなふうになってきた時に注意が必要かというと。

⬛️ 車の運転が集中出来なくなったりボンヤリする
⬛️ 信号や交通標識や高速道路の出入り口を見落とす
⬛️ 助手席とか同乗者から見て瞬きの回数が増えたり減ったりする
⬛️ 車がフラフラして車間距離が縮まる

こうなったら眠気を覚ました方が良い状態。
眠気を覚ますために有効な手段はさまざまな刺激です。

【ガムを噛む】

【車を停めて歩く】

【歌を歌う】

【同乗者と喋る】

【光を浴びる】

【冷たい風を浴びる】

そして、やはり状況が許すのであれば睡眠をとることが必要です。
熟睡してしまうと仮眠とはいえません。
直角から30度ぐらいにシートを倒したぐらいにして寝た方早く目覚めます。
仮眠の時間は10 〜20分ぐらいが目覚めがスッキリします。
仮眠を取って目が覚めた後にコーヒーを飲む人がいますが、
カフェインを摂取してから覚醒効果が出るまでは2、20分かかります。
20分仮眠を取るなら寝る前にカフェインを摂ると起きたあとにスッキリします。

同乗する方はドライバーに気遣いを!
安全、無事に家に戻って2017年のゴールデンウィークを楽しい思い出にして下さい。