ソニー損保 presents クルマ★時間

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クルマに対する独自のこだわりや思い入れ、忘れられない想い出話など、クルマ好きなゲストと過ごす“クルマ時間”をお届けします。

TODAY'S GUEST 今日のゲスト
15.12.26
第65回 前田典子 vol.1
前田典子

クルマ好き、ドライブ好きが語る、カーライフがちょっと楽しくなる話。
ソニー損保 presents クルマ★時間。

今週は30年に渡りモデルとしてファッション誌や広告などで活躍。また2015年10月にエッセイ集『永遠に「キレイ」を続ける方法』を出版した前田典子さんをゲストにお招きし、クルマにまつわる話を伺いました。

「運転免許を取得したのは19歳。もう30年以上経ったんですね。」と懐かしそうに振り返る前田さん。クルマは乗るだけでなく見るのも好き。キレイなボディライン、機能的なインテリアなどを見て、触れることで幸せな気分になるそうです。

「免許を取って最初に買ったのは軽自動車。結婚してからは、主人と一緒に乗るクルマを選ぶようになりましたね。」

前田さんが初めてマイカーを手に入れたのは19歳のとき。70年代に人気を博したダイハツフェローマックスの後を継ぐ形で発売された、初代ミラです。

前田典子

「当時ミラは、<コンパクトで可愛い>と女の子に大人気で、すごく流行っていました。私はモデルの仕事を始めたばかりで、仕事に行くための実用車としてちょうどよかったんです。サーフィンをやっていたこともあり、ミラで海に行ったりもしていましたよ。クルマがあれば好きな時間、たとえばまだ電車が動いていない早朝でも好きな場所に行くことができる。19歳の私にとってこれはものすごく新鮮なことでした。」

当時の軽自動車は現在のように普通車並みの室内の広さがあるわけではありません。それでもミラのリアシートを倒し、助手席をリクライニングするとサーフボードを車内に積むことができたそうです。まだ日が昇る前、ボードやウェット、ポリタンク(出発前に熱いお湯をポリタンクに入れておくと海から出るときにちょうどいい湯加減になってシャワー代わりに使えるんです)を積み、海に向かってミラを走らせる前田さんの姿、見てみたかったですね。

前田さんはご主人と22歳で出会い、32歳で結婚されました。途中、25歳のときに1年半パリに留学。結婚してからはご主人のクルマを家族用として使っていたそうです。

前田典子

「彼はメルセデス・ベンツが好きで、最初は190クラスに乗っていました。男性はクルマの形や性能などにこだわりがありますよね。私もそれに影響されてカッコいいクルマに乗りたいって思っていました。」

190クラスがデビューしたとき、日本はいわゆるバブル景気の真っただ中。街に高級輸入車が溢れる中で5ナンバーサイズに収まる190クラスは“小ベンツ”と揶揄されたりもしました(同じ頃、BMW 3シリーズは“六本木のカローラ”と呼ばれていたんです)。でも190はボディこそ小さいものの、Sクラスをそのまま小さくしたような上質なインテリア、レースシーンでも活躍したスポーティな走りなどが現在でも高く評価されています。

前田典子

「190Eの後は300CE(ミディアムクラスのクーペ)に乗っていましたね。300CEは乗り心地がとてもラグジュアリーで足回りも硬めだったのを覚えています。長距離走っても疲れないのはさすが!」

M・ベンツのミディアムクラスといえばセダンとワゴンの人気が高かったことを記憶している人も多いはず。他にクーペとカブリオレがラインナップにあったのですが、前田さん夫妻はなぜクーペを選んだのでしょう。

「4ドアの300Eは見かけましたが、2ドアクーペの300CEはあまり走ってなかったのと、主人も私もスポーツタイプが好みなので。普通は子供が生まれると大きくてベビーカーなども載せやすいクルマを選ぶと思いますが、私たちは後部座席に取り付けたチャイルドシートに助手席の背もたれを倒して『よいしょ』と子供を座らせていましたからね。そんな不便もなんのそのでした。」

たしかにお子さんが小さい時はスライドドアで背の高いミニバンや軽自動車が便利。でも大変なのは案外乗り降りの一瞬だけで、走ってしまえばどちらも変わらなかったりします。日々の利便性と、見た目や所有欲。前田さんたちは後者を優先して楽しいカーライフを過ごしていたんですね。

「ただ……この頃から少しずつ問題が増えてきました。私も仕事でクルマが必要になってきたんです。『今日は私がクルマを使いたい』と言っても、クルマを使う優先権は主人にあって。このままでは困るなあと思っていたときに主人から『お互い必要なのだからキミもクルマを1台買ったほうがいいね』と言われたんです。」

前田典子

19歳で乗ったダイハツミラ以来、前田さんが自分専用のクルマとして選んだのはBMW1シリーズ。それもハッチバックではなくスポーティな雰囲気でコアな人気を集めたクーペでした。

「当時は主人がSUVに乗っていたこともあり、私は小さくて運転しやすいクルマに乗りたかったんですよね。でもクーペであることは譲れなくて(笑)。お店に行ったら黒いボディに赤い内装の1シリーズがあって、それに一目惚れ。まるで探していた洋服に出会えたような気がして、すぐに購入を決めたのを覚えています。」

黒のエクステリアに赤いインテリアという組み合わせはエレガントな雰囲気があるため、オープンカーでも人気。前田さんも「赤いシートってキュンとときめきますよね。」と笑います。1シリーズは月に数回千葉まで仕事で出かけるときなどに大活躍したそうです。

「1シリーズはクーペでも荷物がたくさん積めるし、小回りも利く。だから大きな荷物をたくさん積んでいろんな現場に出かけました。千葉に行くとき、朝はレインボーブリッジを渡ると清々しい気分になりますし、帰りはお台場や芝浦の夜景がとてもキレイ。すごく好きなドライブコースでしたね。」

前田典子

M・ベンツにBMW。前田さんのカーライフにはドイツ車が多く登場します。前田さんは20代と30代でフランス留学を経験していますが、その影響でフランス車に興味を持ったりということはなかったのでしょうか。

「クルマに乗るときにあまり国を意識したことはないのですが、フランス車には石畳の道を走る小さなクルマというイメージがあります。きっとそれぞれの国が街並みに合うクルマを作っているのでしょうね。日本だと軽自動車なんかは裏路地で便利に使えるし。私も主人も体が大きいので、ドイツ車がしっくりくるのかもしれません。」

クルマは工業製品であると同時に文化でもあります。だからこそ国ごとの特徴や風習が活かされた作りになっていると言われています。フランス車は乗り心地が柔らかく“猫足”と評されたりしますが、これはゴツゴツした石畳の道を走るから。

広大な大陸を走るアメリカ車は大らかな乗り心地のクルマが多いし、北欧のスウェーデンは日照時間が少ないため家具と同じようにクルマのインテリアも凝った造りになっていると言われています。ドイツの人は体が大きいので、前田さんのように長身でもピッタリなのでしょう。

前田典子

仕事もプライベートもアクティブに楽しみ、好きなクルマで自由に行動する。そんな前田さんの生き方が伝わってきます。次回は前田さんの現在の愛車や、エッセイに込めた想いなどを伺っていきます。お楽しみに!

前田典子
(Amazonリンク)

エッセイ集
『永遠に「キレイ」を続ける方法』
発売中

文 / 高橋 満(BRIDGE MAN)

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