ソニー損保 presents クルマ★時間

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クルマに対する独自のこだわりや思い入れ、忘れられない想い出話など、クルマ好きなゲストと過ごす“クルマ時間”をお届けします。

TODAY'S GUEST 今日のゲスト
15.08.01
第44回 若旦那 vol.2
若旦那

クルマ好き、ドライブ好きが語る、カーライフがちょっと楽しくなる話。
ソニー損保 presents クルマ★時間。

先週に引き続き、今週も2003年にアルバム『湘南乃風 〜Real Riders〜』でメジャーデビュー後、湘南乃風はもちろん、ソロ活動も精力的に展開。8月5日に4作目のソロアルバム『WAKADANNA 4 〜男はつらいぜ、泣いてたまるか〜』をリリースする若旦那さんをお招きし、クルマにまつわる話を伺いました。

若旦那さんの現在の愛車はメルセデス・ベンツSクラス(W221)。S550ロングという後部座席の居住性を高めたモデルです。しかし意外だったのは、若旦那さんにとって1年前に手に入れたこのメルセデスが初めての輸入車だということ。若旦那さんには「クルマと時計は背伸びをしない」というポリシーがあり、「純恋歌」「睡蓮花」などの名曲を世に送り出してからも国産車に乗り続けていました。

「誕生日が早いので、クルマの免許は高校3年生のうちに取得できました。クルマが好きな人は『あのクルマに乗りたい』という憧れがあると思うけれど、俺にはそういうのはなくて。仲間と自由に遠出したいという思いが強かったんです。」

若旦那

若旦那さんが初めて乗ったクルマは、三菱の軽自動車、ミニカ。現在、軽自動車と言えば背を高くすることで居住性を確保したモデルが主流ですが、ミニカは全高が1400mmに満たない“ボンバン(ボンネットバン)”とも呼ばれたオーソドックスなモデルです。

「この頃は暇だし、とにかくいろんなところに行きましたよ。山梨、長野、新潟、もちろん湘南なんかも。ミニカに俺みたいなデカイ男4人で乗ると、重すぎてアクセルをベタ踏みでも60km/hくらいしか出ないんですよ。それでも楽しかったのを覚えているな。もちろんデートもしました。クルマの中って助手席との距離が近いからいいですよね。お互いに好きな音楽の話をして、『この曲とか、お前への想いに近いんだけど…』みたいなことを言ったり。(笑)」

若旦那

ミニカの次に乗ったのは日産プリメーラ。スポーティな5ナンバーセダンで、日本はもちろんヨーロッパでも人気のあったモデルです。

若旦那

その次に乗ったのはスズキワゴンR。3代目となるこのモデルは軽自動車ながら高級感ある内外装を採用。顔つきなどをスポーティにしたスティングレーというモデルもラインナップされました。

「ワゴンRに乗ったときは本当に驚きましたよ。なんじゃこりゃって。普通、軽自動車って安いけれど中は狭いしパワーもないって思うじゃないですか。ミニカに乗っていたときもギュウギュウ感はなかったけれど、ワゴンRには軽自動車のネガティブなイメージが全くない。この頃はレンタカーでトヨタのパッソという一番小さなモデルを借りることも多かったんですが、これもすごい。とにかく日本の小型車の室内はヤバいですよね。」

初めて乗ったミニカでは、その後の若旦那さんの人生を決定づける出来事がありました。きっかけはクルマのトラブル。でもそれがなかったら現在の若旦那さんはないと言い切ります。

「当時のカーステレオはまだカセットテープだったのですが、ある日デッキが壊れて入れたカセットが出てこなくなっちゃったんですよ。でもデッキを取り外すのも面倒だし、修理に何万円もかけるのもバカらしい。仕方なく出てこなくなったカセットを1年間、テープが伸びきるまで毎日聴き続けたんです。それが超マニアックなテープで、MIGHTY CROWN vs TOKIWA CRUEでサウンドクラッシュした音源。それをしこたま聴いていてね。聴くというより、MCまで全部覚えちゃうほど。逃げ場がないの。だったら聴かなきゃいいじゃんって言われそうだけど、でも聴いちゃう。これで俺はレゲエにどっぷりハマっていったんです。」

湘南乃風、そして今回リリースする4作目のソロアルバムも、ミニカのカーステレオが壊れたからあるという若旦那さん。若旦那さんには申し訳ないですが(?)、私たちは壊れたカーステレオに感謝しないと!

ワゴンRの後は日産ムラーノやトヨタアルファードなどLサイズの国産車を乗り継ぐように。そして現在のメルセデス・ベンツへと続きます。でも本当はコンパクトカーが好きなのだとか。

若旦那

「ベンツを買うとき、どちらにするか真剣に迷ったのが日産ノートなんですよ。ほんと、日本のコンパクトってすごいですから。ただ、今の俺がこれに乗ると逆にいやらしい気もしてね。自分のキャラも考えてベンツにしたんです。」

若旦那

若旦那

他にも好きなコンパクトカーとして名前が挙がったのは、フォルクスワーゲンゴルフカブリオレクラシックラインや日産ラシーン。ラシーンはステッカーをたくさん貼って乗るのがカッコいいと話してくれました。

若旦那

そしてもっとも欲しいクルマがホンダシティ。1981年にデビューしたシティは当時では珍しかった背の高いトールボーイスタイルで登場。ノーマルモデル以外にオープンカーのカブリオレや“ブルドッグ”と呼ばれたターボ兇覆匹い蹐い蹐淵丱螢─璽轡腑鵑生まれたモデルです。シティは社会現象になるほどの人気モデルでした。

「シティだと俺は黄色いカブリオレが欲しいですね。ただ本人は気にしていないのに周りが『デカい男が小さいクルマに乗っても似合わない』とか、いろいろ言うじゃないですか。それも面倒。俺もどっちかというと運転したいというより、持っていたいって感じなんですよね。」

若旦那

ちなみにシティが発売された1981年に、ホンダは折り畳むとシティのトランクにすっぽり入るモトコンポというバイクを同時発売。なんと若旦那さんはモトコンポを持っているそうです!

若旦那さんがミニカやプリメーラに乗っていた頃、街を走るクルマにはCDがついていないものも多くありました。若旦那さんもレコードやCDをレンタルし、オリジナルのミックステープを作っていたそうです。

若旦那

「俺は“時代”を切り口にテープを作ることが多かったけれど、あれって目茶苦茶大事な作業だったなと思うんですよ。今みたいにデスクトップ上で何でもできる環境なんてない時代だから、レンタルする時点で曲の長さを考えてテープに入るか計算する。そして展開を考えながら曲の並びを決めて、1曲ずつ録音。最後にインデックスまで作ってね。一晩かけて1本のテープを作る。やってることはインディーズですよ。プロデューサーとして生きていくための基礎をここで学んだ気がします。」

あの時代、多くの人が作っていたオリジナルのテープはひとつひとつが“作品”。音楽はドライブの盛り上がりを左右する重要なものでした。10代でクルマに乗り始めた頃の経験が今に生きているという若旦那さん。「別にクルマ好きだとは思っていなかったけれど、話をしてたら『俺ってクルマ好きじゃん』って思った」と笑います。リラックスするために選んだという現在のクルマ以外にも、いつか好きな80年代のコンパクトカーを手にする日が来るかもしれません。


ニューアルバム
『WAKADANNA 4 〜男はつらいぜ、泣いてたまるか〜』
8月5日発売


文 / 高橋 満(BRIDGE MAN)

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