2014年8月14日

8月14日 ウルトラシャルソン

今朝は、この夏休みに東北で開催される、ちょっと変わったランニングイベントを紹介します。「ウルトラシャルソン」です。

「シャルソン」は一般的なマラソン大会とは違い、もっと気軽に、「町を走ること」を楽もうと企画されたもので、いま、全国的に広がりを見せています。そのシャルソンを被災地支援につなげようというのが、
8月24日にスタートするウルトラシャルソン。企画した、シャルソンの発案者・佐谷恭さんに伺いました。



◆心の赴くままに走って被災地支援
シャルソンとは「ソーシャルマラソン」の略。町を自由に走ってその町の魅力を発見、それを走った人同士でシェアしようという趣旨の新しいタイプのマラソン大会。通常はマラソンというとスタートからゴールまでのスピードを競い、前を向いてどんどん進み頑張るがシャルソンは、スタートは決まっておらずゴールだけが決まっている。コースも決まっていない。

ある街を、自分の心の赴くままに進んで、面白いものや魅力的なものを発見して自慢する。ゴール後にシェアするパーティーをする。そこでいろんな体験をした人が口々に自慢を語り、その町の魅力がどんどん引き出されていくのがシャルソンの特徴。最初は僕が経営するパクチーアース東京という東京世田谷のお店で『共同マラソン』という名称でスタート。一年に一度やろうと2年半前にはじめたが、予想以上にウケて色んな地域でやりたいという声があがり、町おこしをやっている人、地域を何とかしたいという心意気のある人に、シャルソンという仕組みでやりませんかと呼びかけをした。北は北海道から南は宮崎まで2年半で41回開催。

東北には僕自身は縁がなかったが、震災後の年の5月に仙台、南三陸にお手伝いで行く機会があり、
それからは定期的に半年くらい、理由をつけて東北へ向かっていた。自分なりになにができるのかを考えて、シャルソンと言う仕組みも作ったので、これで地域活性ができないかと。東北に興味がある人、外の人たちが街と街を繋いでいく。シャルソンで活性化して観光客を受け入れたり色んなくるようになったらいいなと思って、東北にシャルソンを持っていく。

1回目に予定していたのが釜石から石巻だったが、とりあえず8月24日から8月28日に
釜石から気仙沼にて開催。その後は気仙沼から石巻へ。石巻の跡も話が進んでいる。東北の海岸沿いをどんどん南下していく形で、1年に1度から2度続けたいと思っている。5日間のイベントなので全部参加する人は宿泊を伴うため、すでに申し込みは締め切っているが、あとは地元の方が一部参加する方法もあるので、そううい方はぜひともウルトラシャルソン実行委員、およびご当地シャルソン協会までご連絡を。「走って、見て、感じて、話して、伝える」という行為をすることで、旅をすること、地元の人が外の人と触れ合うことで、もっと自分たちのことを発見して好きになるということをウルトラシャルソンでやっていきたい。今回来られる人はぜひ。第2回第3回とやっていくのでぜひ注目して欲しい。


ウルトラシャルソンスタートは8月24日。28日まで4日間かけて、岩手県釜石市から、宮城県気仙沼市を走ります。すでにフル参加の申し込みは終わっていますが、開催地の地元の方で「1日だけ参加したい」といった、スポット参加はまだ受付を行っています。

★ウルトラシャルソンについて
★参加受付はこちら

2014年8月13日

8月13日 福島県富岡第一、第二小の5年生がつくったラジオ番組

原発事故の影響で「全町民避難」が続く、福島県富岡町。
富岡の臨時災害FM「おだがいさまFM」も、郡山市の仮設住宅にある「おだがいさまセンター」から放送を続けています。

そんな「おだがいさまFM」で、7月に放送されたラジオ番組が、「みんなで伝える富岡キッズステーション」。富岡の小学生がラジオ番組づくりにチャレンジしました!

原発事故の影響で、いまも故郷を離れて暮らしている富岡の子どもたち。「故郷のことを忘れない」そんな想いを胸に、町の歴史や行事について、町の人にインタビューしているということ。

二学期、三学期にもそれぞれ番組を制作する予定です。


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パーソナリティ 鈴村健一

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