2012年9月26日

9月26日「マラソンにチャレンジすることが、被災地の力になる。JustGiving」

そろそろ秋のマラソン大会シーズン。
“マラソンにチャレンジすることが、被災地の力になる”という仕組みがあります。
「JustGiving Japan」というウェブサイトのサービスです。

このサービスがどんなものなのか、JustGiving Japan 代表理事・佐藤大吾さんに伺いました。

◆「JustGiving」とは
 被災地復興のために寄付をしたいという方は多いが、これは自分自身で寄付するのではなく、友達から寄付を集めることが出来るサービス。マラソンに出場する動機は健康やチャレンジだが、それを社会貢献に活かそうという発想。「僕がマラソンで頑張るからみんな応援してくれ」と友達に呼びかけて寄付を集める。
 寄付は自分がもらうのではなく、応援している非営利団体やNPO団体に全額寄付される。被災地復興のために自分で寄付をすることも出来るが、自分が走る姿を応援してもらい、お金にして、それが復興支援に行く。


◆マラソンとJustGiving
 マラソンはJustGivingと相性が良い。元々2001年にイギリスで誕生したシステム。ロンドンマラソンという、世界最大のチャリティマラソン大会の寄付集めに用いられた。
 日本でも、マラソンとチャリティの相性が良いということで、たくさんのランナーが
JustGivingを通じて寄付を集めている。
 マラソン挑戦が、誰かの役にたち、自分自身のモチベーションアップにもなる。
 JustGivingのサイトには、友達が寄付と共に応援のコメントを書いてくれる。練習や本番の苦しさの中、頑張ろうという勇気をもらう仕組みでもある。
 マラソン以外では、トライアスロン、自転車レース。それ以外だと、受験勉強を頑張るとか、太り気味なので5kgダイエットするとか、違ったやり方もある。



欧米のマラソンランナーたちの間では、「マラソンに出るんだ。じゃあどこの寄付を集めるの?」という会話が成立するくらい、当たり前になっているそうです。
また、日本版JustGivingが設立された2010年から、今までに集まった寄付金の総額は約9億2千万円!すでにチャレンジャーがたくさんいます。



明日は、この「JustGiving」を利用した被災地支援の一例、「湘南国際マラソン」についてご紹介します。


【JustGiving Japan Official Website】

2012年9月25日

9月25日「岩手県陸前高田市広田町に移住した、1人の若者(2)」

震災直後から岩手県陸前高田市広田町でボランティア活動を続け、この春、東京の大学を卒業。広田町に住民票を移した三井俊介さん(23歳)。
現在、企業の被災地視察のコーディネート、地元のお母さん向けのパソコン教室、さらに漁業支援プロジェクトなど様々な活動をしています。

三井さんは、同じように広田へやってきた若者と2人で一軒家で共同生活をしています。
彼はこの町の人たちに新鮮な驚きと魅力を感じていると言います。

◆人生の先輩方と話すこと
 広田には「けせら」文化があって、意味は「持ってけ」。挨拶や話に行くと、ジャガイモ、にんじん、レタス、キャベツなど、何でも貰える。今は漁業団体の手伝いもしているので、そこで魚も貰える。頂き物を料理して食べている。
 すごく温かくてお節介。距離感が好き。家を借りたら大家が(勝手に)入ってくる。持ってきたものを置いていってくれたり、世間話をする。
 年配の方が多い。東京で暮らしていると60代70代の方と話す機会は多くはないが、広田にいるとほぼ毎日話す。人生の先輩として学ぶべきことが多い。



地元の方に「被災地を助けたいという気持ちなら来るな」と反対されても、三井さんは広田を選びました。
それは、この暮らしの中に自分が本当にやりたいこと、目指すものがあったからだと話しています。

◆広田の暮らしの中で目指すもの
 自分の活動は広田の復興のためだが、生き方の確立というのもある。東京で生きるしかないと思っている同年代に、そうじゃない生き方がある。お金が少なくても色々な人から色々なものを頂きながら暮らせる。自分で野菜を育て魚を獲ることもできる。
 大工作業もしているが、それも楽しい。生きる力が学べる。それを見ていいなと思った人はこっちに来たらいい。そういう人には受け入れや仕事の面でも手伝っていきたい。


◆「来て良かった」と思う瞬間
 お母さん方と話すと、「広田から若い人が出ていくばかりの中で君は入ってきた。これから一緒に頑張ろう。広田の希望の星」と言ってもらえた時は嬉しかった。


高齢化が進む広田町に、若い世代の人口が少しずつ増え始めています。
三井さんによると、10月にももう1人、広田に若者が移住してくるということです。





【三井俊介さんのメールマガジン】
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パーソナリティ(月ー水)中西哲生・ケリーアン(木)中西哲生・綿谷エリナ(金)速水健朗・綿谷エリナ

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