2011年11月18日

11月18日「放射能汚染と食べ物…いま何が必要か」

11月22日(火)に開催される「ふるさと産直みほん市2011」では、全国から100を超える生産者が自慢の野菜や果物を持ち寄り、即売会が行なわれます。
被災地からもたくさんの生産団体が参加しますが、被災地の野菜や果物というと、放射能汚染が気になる、という方もいるかもしれません。
そこでこの「みほん市」では、放射能防護学が専門の日本大学准教授・野口邦和先生による、「放射能汚染と食べ物…いま何が必要か」という特別セミナーが開催されます。
野口先生は、放射能物質によるリスクを減らすための調理法や食べ方の工夫を講演、そして著書を通して呼びかけていらっしゃいます。

そこで野口先生に、放射性物質の特性やリスクを軽減する方法について伺いました。
放射性汚染のリスクを減らす最善の方法は、「なるべく放射性汚染の少ない食材を選ぶこと」。被災地の食材も、暫定基準値を上回るものは現在出荷されていないので心配ないが、それでも不安な人は、調理の前によく洗うことによって、体内に取り込む放射性物質を減らすことができると語っています。

◆放射性物質「セシウム」の特性と、リスクを軽減する食べ方
セシウムは水によく溶ける元素のグループ。水を使って洗い流すのが効果的。事故直後は汚染は表面付着だったが、現在の汚染源は植物の根からの吸収。細かく切って水に浸けると、水との接触面積が増えて抜けていく。
お米はヌカの部分にセシウムの70〜80%がある。玄米でなく白米で食べれば、セシウムの7〜8割は減る。さらによく研いで洗えば、10〜15%ぐらいまで放射能は減る。
福島県の生産者を応援したい、という方は、今年は玄米で食べずに白米で食べればかなり安心できるし、小さな子供がいる家族でも十分に安全に食べられる。


◆これからの放射能教育についての提案
日本では小中高大学と放射能、放射線に関する教育がまるでない中で、いきなり「ベクレル」「シーベルト」という言葉が出てきた。専門家並みの知識はいらないが、自分で判断する能力を持たないといけない。
政府と同じことを言うと危ないんじゃないか、あるいは政府と違うことをいうと信頼できるんじゃないか…。それは危ない。自分で判断しないといけない。
今度の事故をきっかけに、そういう勉強を改めてすることも重要。


野口先生は、「放射能汚染から家族を守る・食べ方の安全マニュアル」という著書でも、放射能汚染のリスクを減らす調理法、食べ方について記しています。



「ふるさと産直みほん市2011」
開催日時:11月22日(火) 11時〜17時
会場:東京流通センター 第一展示場Dホール

特別セミナー「放射能汚染と食べ物…いま何が必要か」
講演:野口邦和先生(日本大学准教授/放射能防護学)
時間:15時30分〜17時

詳しくはこちらからどうぞ
【農民連ふるさとネットワーク】

2011年11月17日

11月17日「Support Our Kids(3)」

ニュージーランド政府観光局などの協力で始まった「Support Our Kids」は、被災地の子どもたちに、数週間の海外ホームステイを体験してもらう、チャリティ支援プロジェクトです。

このプロジェクトの第一陣として、7月28日から8月19日にかけて、被災地から30人の中学生と高校生がニュージーランドでのホームステイを体験しました。

子どもたちはそれぞれの思いを胸に日本に帰ってきました。

◆もう一度ニュージーランドに
 友達もたくさん出来た。もう一回ニュージーランドに帰りたい。感情豊かになった。素直に嬉しいときはハグしたり握手したり、リフレッシュできた。
 10年後は結婚してたい。子どもが欲しい。家族の大切さを知った。子供を持つ親の気持ちとか。


◆お礼を言いたい
 ジョシュアさんという温かい人がいた。見た目はモジャモジャのおじさん。夜、みんなが寝たあと色んな話をしてくれた。もう一度ちゃんとお礼を言いたい。

◆被災地を考えると複雑だった
 震災でみんな大切なものを無くした。周りはまだ大変な中、自分だけ海外に行っていいのか迷った。行ってからはすごく幸せな時間が多く、被災地を考えると複雑だった。
 今回のホームステイでもらった力や幸せは、これから生きる上で大きな力になると思う。
 やりたい夢を震災であきらめていたが、この力を使って夢を叶えて、そこでやっとありがとうが伝えられると思う。



第2回の「Support Our Kids」に向けて、支援金の募集が始まっています。
支援金は1人8000円〜
これは11月27日(日)、東京ドームホテルで開催されるチャリティーパーティーを通じて集められ、次回のホームステイ費用、被災した児童養護施設に寄付されます。
パーティーには、元千葉ロッテ監督のボビー・バレンタインさんなどプロジェクトの発起人が出席するほか、賛同者のお一人、スティーブン・スピルバーグ監督のサイン入りグッズなどのチャリティオークションも行なわれます。

詳しくは、Support Our Kidsのホームページをご覧下さい。

【Support Our Kids】
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パーソナリティ:中西哲生・高橋万里恵

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